2017/12/10 に公開
2017年12月17日に自身最大規模の会場、Zepp DiverCity (TOKYO)(以下、Zepp)にて単独公演を行う、Party Rockets GT(通称:パティロケ)。
本記事では、オリジナルメンバーのHARUKAさんとFUMIKAさんのインタビューを掲載。パティロケの初期メンバーで約5年間中心メンバーとして活躍してきた2名に、パティロケの歴史の節目に、結成初期から現在まで、そしてこれからについてお話し頂いた。
――結成初期からパティロケを守り続けた2人に、パティロケの歴史や当時の心境の振り返りをお願いしたいです。がっつりお話ししたら深夜になりそうなので(笑)、大事な点だけを。まずは、結成年である2012年。
FUMIKA:初めてのTIFとワンマンライブがありましたね。この時は、まだ周りの大人に流されていただけだった気がします。
HARUKA:与えられたものを頑張るって感じでしたね。
――当時はまだ中学生ですからね。そして2013年はメンバーが辞め、渡邉幸愛さん(現:SUPER☆GiRLS)、藤田あかりさん(現:Stella☆Beats)との4人体制だった時期ですね。
FUMIKA:今考えると、この時の4人ってすごかったんだなって思います。
HARUKA:(この4人が)強いってよく言われてたよね。
――GTになる前の“Party Rockets”のイメージはここですよね。今年の@JAM EXPOでParty Rockets復活ステージがありましたが、そこもこの4人でしたし。
FUMIKA:すごく仲良かったですね。休日によく会っていました。『セツナソラ』(2013年8月21日発売)のリリイベもあって、夏がすごく濃かったですね。今のファンも、出会ったのは『セツナソラ』のリリイベという方が多くて。大事だったんだなって思います。「この4人で安定するのかな」と思っていたら、また辞めちゃって…。
――移籍でしたよね。
HARUKA:なんだろう…持ってかれたなって(笑)。
FUMIKA:全然違う事務所にいくケースもあるんだなって、びっくりしました。あと、残る3人は周りからすごく心配されましたね。
HARUKA:実は4人の時、たまに「渡邉幸愛with~」って言われてたんです(笑)。
――仲も良く、そしてエースメンバーの卒業でしたが、立ち直りはできたんですか?
FUMIKA:ちょっと引きずってました。3人になった時のLINEのグループ名が「私たちのこうめちゃんを返せ」だったんですよ(笑)。
HARUKA:そうだった(笑)。
――その後、ちゃんと名前変えました?
FUMIKA:変えてなかった(笑)。そのままの流れで。でも、こうめちゃんが初めての“明るい卒業”だったんです。
HARUKA:それまでは急に辞めちゃったり、卒業というより脱退に近くて。
――なるほど。そして3人体制で奮闘した2014年ですね。
FUMIKA:3人の時に橋元さんに出会って、今までした事がない経験をたくさんさせていただいて。シングル2枚、アルバム1枚をリリースして、こんなに出したのは初めてでしたね。「この3人が安定なのかな」って思っていました(笑)。
HARUKA:毎年思ってんじゃん(笑)!
――3人の時は、どうやってモチベーションを保っていたんですか?
FUMIKA:遠征がすごく多かったです。橋元さんとの打ち合わせもやる気が出る内容ばかりで、3人もちゃんと(グループについて)考えるようになりました。
――そして、遂に2人になってしまった2015年…。
FUMIKA:この頃は“どこの事務所に所属しているのかわからない”時期で、レッスンは自分たちのお金で場所を借りてやってました。レッスン不足をファンの方に気付かれた事もあります。そんな中、私たち2人しか来ない日があって、GALETTeへ移籍する事を聞きました…。
――移籍の前に兼任期間がありましたが、それに関しては?
FUMIKA:GALETTeメンバーも仲良くしていたので、特に悪いイメージはなかったですね。
――「兼任するんだ、へぇ~」くらいだった?ただ、2人になった時は新メンバーを入れる事が決まっていたんですよね?
FUMIKA:そうですね。あとは、橋元さんが賑やかになる良い案を考えてくれて。新メンバー入るまでの間は他のグループのアイドルさんが手伝ってくれるという。
――フェス期間は、Dorothy Little Happyをはじめ、多くのグループがサポートしてくれましたね。なので、「2人になったどうしよう」の期間は短かった?
FUMIKA:そうですね。これからの事を決めてくださったので、大丈夫かなって思えました。
HARUKA、FUMIKA
――ちなみに、パティロケ史上一番辛かった時期は…?
FUMIKA:レッスンに来なくて3人から2人になった時ですね…。せっかく上京したのにすぐ2人になってしまったので、心が折れてしまったタイミングです。
――そう思うと、GTの2年間って平和だったんですね。
HARUKA:毎年言ってますが…安定してました(笑)。
FUMIKA:でも、2年間も安定したのは初めてですよ(笑)!
HARUKA:今では、GTで出会った人のほうが多いですし。
FUMIKA:GTになって、地道にファンの人も増えていきました。3人が入ったのが大きかったですね。今までは同じ事務所のメンバーでやってきて、みんな真面目というか、チャレンジする事がなかったというか。
HARUKA:個性とか自分の考えを出す、がなかったよね。
――同じ事務所で、同じ教育方針で育ったわけですしね。それが、GTになってまったく違う環境で育ったメンバーがやってきたと。
FUMIKA:だから今までで一番喧嘩が多かったし、でも“グループという意識”が強かったのもGTですね。
――新メンバーが入って、2人は変わりましたか?
FUMIKA:はるちゃんが特に変わりましたね。
HARUKA:私が…だらだらし始めました(笑)。
――言い方、訂正しますか(笑)?
HARUKA:誰かに任せる事を覚えたというか、気を張らなくなりました。今までは真面目なメンバーに囲まれていたので、GTになって“自分を持っているメンバー”が入ってきて…新種に出会った気分でした(笑)。
――新種(笑)。では、GTになってからはあまり悪いニュースはなかった?
FUMIKA:すぐに1人辞めたのはありましたが、初期だったので。特に大きなトラブルはなかったですね。
HARUKA:安定してましたね。
――今後のパティロケはどうなりますか?
FUMIKA:辞める身で言うのもあれですが、私たちが新メンバー3人に刺激を受けたように、すごく面白いメンバーが入ってくるかもしれないので。
――新しい風はもちろん、既存のメンバーも変わるかもしれない?
HARUKA:そうですね。
FUMIKA:ななせとほりおも、パティロケの色だと思うし、ファンの方もわかってくれていると思うので。
――その2人はGTに加入した頃、「これはパティロケじゃない」という意見を気にしていたと思うのですが。
HARUKA:私たちとテンションが違うから(笑)、そういう意見があった時期もあります。
FUMIKA:3人が入る前は“綺麗に揃ったダンス”が多かったんですが、個性豊かなメンバーが入ってダンスも変わったので、そういう面もあったと思います。
その他のインタビューはこちら
Zepp DiverCity (TOKYO)公演編:
http://lopi-lopi.jp/detail/17580/
HIMEKA編:
http://lopi-lopi.jp/detail/17581/
FUMIKA編:
http://lopi-lopi.jp/detail/17585/
HARUKA編:
http://lopi-lopi.jp/detail/17582/
Whoop!e whoop!eメンバー編:
http://lopi-lopi.jp/detail/17583/
NANASE、AYUMI編:
http://lopi-lopi.jp/detail/17584/
公演情報
Party Rockets GT ONEMAN LIVE~Future~
【公演日】
2017年12月17日(日)
【会場】
Zepp DiverCity(TOKYO)
東京都江東区青海1丁目1-10
http://hall.zepp.co.jp/divercity/
【時間】
OPEN14:00/START15:00
関連リンク
▽公式サイト
http://m.partyrockets.net/
▽公式Twitter
https://twitter.com/party_rockets
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