2017/08/07 に公開
2017年7月30日、東京 池袋にあるLive House mono。多くのファンが待望していた「その時」が訪れた。アイドルグループ「乙女の純情」再始動ライブ「乙女の純情 〜 出発進行!」の開演である。
「乙女の純情」は2010年に結成され、福岡を拠点に活動していたご当地アイドルグループ。「ご当地アイドルNO.1決定戦『U.M.U AWARD 2014』〜リアル地方創生の天使たち〜」で優勝するなど人気・実力を兼ね備えたグループだ。2016年のメンバー卒業を機に、東京に活動拠点を移し、北島彩夏ソロプロジェクトとして活動を続けていた。そこへ、今回同じ九州で活動していたグループを卒業し、東京で活動を開始した岩本あいかが加わり、新生「乙女の純情」が再出発する事となったのだ。
まずは、オープニングアクトとして北島彩夏の妹keikaが率いるダンスユニット「charlotte!!!」が登場。そのキレの良い若々しいパフォーマンスで会場を一気に暖めてくれる。続いて、北島彩夏と岩本あいかのソロが披露される。ふたりの圧倒的な歌唱力を目の当たりにして、このふたりのユニットへの期待感が否が応でも膨らんでくる。その後、お祝いに駆けつけてくれた「神田みつき・ちぇるし」「鈴木ゆき」「ダイブッ!」「charmans」「Carya」「夏目亜希」「葉月あすか」がパフォーマンスを披露。それぞれのファンとともにイベントを盛り上げる。
そして、いよいよ新生「乙女の純情」の登場!会場の興奮は最高潮に達した。
記念すべき一曲目に披露されたのは「夢の軌道」。住み慣れた九州を離れ、ひとりで夢を追い東京に出てきたふたりの想いがいっぱいにつまった一曲だ。思わず「夢をかなえた人は夢をあきらめなかった人」という今年で活動15年を迎えるNegiccoのリーダーNao☆の言葉が浮かんでくる。さて、まず驚かされたのがダンスパフォーマンスの完成度の高さだ。もちろん、「歌」の完成度は高いのだが、ダンスの切れやフォーメーションのレベルは、ふたりがどれほどこの日に向かって練習を積んだかを感じさせる。続いて、「カレン」「Sweet Sensation」と乙女の純情の定番曲が披露される。旧メンバーには失礼だが、これまでの乙女の純情の曲とはまったく別の曲に聞こえる。高い歌唱力を持つふたりがお互いを高めあい、どんどんレベルをあげていく緊張感が心地よい。少し涙も見えたMCを挟んで、乙女の純情の真骨頂でもある昭和歌謡「恋のバカンス」へ。これもまた歌好きにはたまらない表現力をふたりで見せてくれる。そして、最後は乙女の純情の代表曲「イチゴのナミダ」。改めて感じたのは、「乙女の純情は良い曲を持っている」ということだ。そして、ふたりの力はその良さを更に数倍魅力的なものに高めている。もっともっとふたりの歌声を聴きたい、ふたりのパフォーマンスを魅たいと思わせるあっという間の時間だった。
今後は乙女の純情としての活動に加え、岩本あいか、北島彩夏個人としての活動も続けていくとの事。まだまだ成長を続ける歌姫ふたりに大いに期待したい。なお。乙女の純情の今後の活動についてはTwitter:@otojun_infoをで最新情報を確認してほしい。
ロピロピ TOP > 「乙女の純情」再始動ライブ「乙女の純情 〜 出発進行!」ライブレポート!!