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総選挙、メンバー卒業…市川哲史が論じる、“人間模様エンタテインメント”としてのAKB48

2015/06/19 に公開

 今年もAKB48グループの総選挙が終わった。

 第7回目にして総投票数がおよそ329万票、昨年比60万票増なのにはちょっと驚いた。それだけの経済効果が得られるのなら、そりゃ止められないわ総選挙。

 ちなみに投票資格が、FCやらモバイルやら何やら11団体もの各種関係会員の投票権とシングル封入投票シリアルナンバーということで、相変わらずネットオークションでは100票10数万で売買されていた。速報前には投票代行まで請け負う出品者もいたりして、感心しきりの私だ。数十人がかりでCDの開封とシリアルナンバーの打ち込みといった投票作業を分担する<選対>が多数立つのも、毎年の風物詩らしい。とにかく組織票は人気投票の華だから、「借金上等」の覚悟で来年以降も盛り上げてほしいと切に願う。

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