2016/03/12 に公開
2016年2月21日に行われた、実力No.1のアイドル歌手を決める日本唯一の大会『第3回アイドルソロクイーンコンテスト』にて見事第1位となった、ピンク・ベイビーズの菅沼茉祐さん。
【第3回アイドルソロクイーンコンテストの模様はこちら】
「ピンク・レディーのナンバーを歌い踊り継ぐ」ピンク・ベイビーズのコンセプトに倣い、2000年代の楽曲を披露する出演者が多い中、昭和の楽曲で勝負し、審査員・観客の心を掴み優勝した菅沼さん。そんな彼女の優勝インタビューを公開。
【インタビュー】
--改めまして、優勝おめでとうございます。まずは一言感想をいただきたいです。
菅沼:まさか優勝できるとは思っていなくて…。普段はグループで活動していて、1人で何かをする機会が全然ないので右も左もわからない状態でこのコンテストに出て、すごい緊張しました。
でも、ファンの皆さんや、一緒に頑張ってきたメンバーが応援してくれて、力を貰えました。「ソロのコンテストだけど、1人じゃないんだな」って思えて頑張れました。
--今まで、ソロの経験はありましたか?
菅沼:SHOWROOMの企画で歌った事はありますが、ステージでしっかり歌うのは初めてでしたね。
--ソロの場合、自分に視線が集中するので快感、という人もいますが、実際にステージに立ってどうでしたか?
菅沼:予選・準決勝は緊張したんですけど、決勝になったら緊張がなくなったというか、「最後だし好きにパフォーマンスしちゃおう!」って割り切れて、楽しくできました。視線が集まって、やってて気持ちいいなっていうのはありましたね。
--決勝、かなり(曲の世界に)入ってましたよね。
菅沼:練習では、まずは曲を聴き続けてイメージを作る事から始めるんです。その成果かな、と。
■入賞もできないと思っていた菅沼さん。優勝してからの変化は?
--ぶっちゃけた話になりますが、自分は何位になると思っていました?
菅沼:優勝どころか、入賞(5位以内)も考えてなかったですね。ピンク・ベイビーズは3人決勝に進んだので、誰かが入れたらいいなって思っていたら、まさかの自分でした(笑)
--自信がなかった理由は何ですか?
菅沼:決勝では自分の思い通りパフォーマンスできたと思っていたんですけど、他の方のクオリティがすごくて、「この中に自分が居る事自体がすごいな」って思って。周りのレベルが高かったので、無理かなって思いましたね。
--特に衝撃を受けた出演者はいましたか?
菅沼:こけぴよの二木蒼生ちゃんですね。私の1つ前で裏で見てたんですけど、歌もダンスもしっかりしてましたし、人気だし有名なので、優勝候補かなって思ってました。
--確かに、もともと優勝候補でしたね。その後のパフォーマンスは辛いですね。
菅沼:そうなんです。大丈夫かなって。
--今回、ソロとしての実力が評価された事が、菅沼さんのプラスになった事はありますか?
菅沼:私、すごいネガティブなんですよ(笑)メンバーの間でも「ネガティブリーダー」って言われてて。今回優勝させていただいて、こうやって一人で仕事をする事が増えて実感も湧きましたし、たくさんの方に評価していただいたので、「もっと自信持って良いんだな」って思いましたね。
私以外のメンバーの実力も見せられたと思うので、今後のプラスになれば嬉しいですね。
--決勝にピンク・ベイビーズ3人出場はすごかったですね。
菅沼:そうですね。いつもは仲間なのに、ライバルとして同じステージに立つのは不思議でしたね。
--ソロクイーンに出る事が決まった時の心境は皆さんどうだったんですか?「優勝するぞ!」とか、「ピンク・ベイビーズで上位独占するぞ!」とか?
菅沼:ソロでやる事がないので不安でしたね。「予選勝てたらいいよね」って状態でしたね。
--出場のきっかけを教えてください。
菅沼:ファンの方からの提案でした。自分の実力を試せる良いチャンスだなと思って決めましたね。
■パフォーマンスのコツは世界に入る事!?歌ううえで大事にしている事とは。
--自信がなかったと仰ってましたが、優勝した菅沼さんなりのパフォーマンスのコツやアドバイスを教えてほしいです。
菅沼:自分なりに、もしくは曲に合った表現をつける事ですかね。「この時こうしよう」って決めるわけではなくて、ひたすら曲を聴いてイメージを作って、そのまま曲に乗せる感じですね。ノリというか。
--最初にきちんと世界観を作り上げて、後はそれに従えば自然に良いものができるんですね。
菅沼:はい、最初が肝心だと思います。大切にしてますね。
--昔の楽曲を選んだ理由をお聞きしたいです。
菅沼:昔のアイドルさんは、一人ひとり個性が全然違くて惹かれたのと、「声が似てるね」と言われたのがきっかけで曲を聴くようになりました。音域も合っていて歌い慣れているので選びましたね。
--振りはどうやって考えたんですか?選んだ曲はダンスがない曲でしたが。
菅沼:そうなんですよ、もともと踊る曲ではないので。曲をカバーした方がいらっしゃったので、そのダンスを参考にアレンジを加えましたね。
■菅沼さんは芸術肌!?プライベートな一面に迫る。
--もともと昔の曲が好きだった、というわけではないんですね。
菅沼:そうですね、歌やダンスはもともと好きでしたけど。
--では、アイドルになろうと思ったのもそこから?
菅沼:そうですね。歌う事や踊る事が、そのままお仕事になったらいいなって。
--リーダーは大変ですか?
菅沼:いや、あまりリーダーらしい事してなくて(笑)放任主義でネガティブなので。
--菅沼さんの趣味や好きな事を教えてください。
菅沼:セルフネイルですね、手先が器用なほうなので。あとはお絵かきが好きです。
--芸術肌ですね。
菅沼:幼稚園の頃は漫画家になりたくて、そして小学生の途中からファッションデザイナーになりたくなって。ずっと絵を描いてましたね。バレエもずっとやっていましたし、好きなアイドルさんのダンスを完コピをしていた事もあります。
菅沼さんのセルフネイル。グラデーションにもなっており、こだわりが感じられる。
■定期公演の開催決定。ピンク・ベイビーズの活動とは。
--ピンク・ベイビーズは「踊ってみた動画」をよく掲載していますし、ダンススキルはかなり求められているんですか?
菅沼:そうですね。ボーカルダンスユニットなので。歌とダンス両方できなきゃいけないっていうのはありますね。
--レッスンは大変ですか?
菅沼:大変ですね。もともと私は、ジャズとか「しなやかに踊る」事が得意だったので、ヒップホップとか「ガツガツ踊る」のが苦手で、ついていくのに必死ですね。
--ピンク・ベイビーズの、今後の活動について教えてください。
3月20日に、東京アイドル劇場さんでライブをさせていただきます。30分間のワンマンステージなので、ぜひ来ていただけたら嬉しいです。その東京アイドル劇場さんで、4月から月2回の定期公演も決まっています。
また、毎週日曜日にSHOWROOMで、「ピンク・ベイビーズの「ピンクな部屋♡」」という番組をやっています。(ライブが入った場合はお休み)
いろんな面白い企画を考えていて、以前は「なりきりピンク・ベイビーズ」という、好きなアーティストになりきる企画をやっていました。
--お話しありがとうございました。それでは、ソロクイーンコンテストについて、最後に一言お願いします。
菅沼:今回のコンテストで、たくさんのPBfam(ピンク・ベイビーズファンの呼称)や一緒に頑張ったメンバーが熱い声援を送ってくれて、一生懸命頑張る事ができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
これを機に、たくさんの方にピンク・ベイビーズを知っていただいて、活躍していけたらと思っています。応援よろしくお願いします。
▼ソロクイーンコンテストの模様は、本日28時放送!
番組:フジテレビ「ミューサタ」
放送日時:3月12日(土) 28:00〜
▼ピンク・ベイビーズ オフィシャルサイト
http://pinkbabies.jp/
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