一億人を惹きつけるアイドルと、シーンをガールズアイドル業界著名人２５名が分析【メディア/タレント/著名人】

9nine ONEPIXCEL Task have Fun notall ふわふわわーすたベイビーレイズJAPAN 三品瑠香寺嶋由芙熊澤風花田崎礼奈私立恵比寿中学

2017/12/29 に公開

今年2月、ガールズアイドルメディア「lopi・lopi（ロピロピ）」（http://lopi-lopi.jp/)では、「アイドルシーンの課題を共有したい」「一般の方にもアイドルというジャンルを知ってほしい」という想いから、ガールズアイドルシーンを牽引する人物に特別インタビューを行った。

▽一億人に響く神曲とシーンをガールズアイドル業界著名人３５名が分析
http://lopi-lopi.jp/detail/13639/

2017年も終わりが近付き、2018年のアイドルシーンの更なる活性化に向け、第2弾の特別インタビューを実施。今回も会社・団体または個人として、「ガールズアイドルについて造詣が深い」と世間または業界内で浸透している方にお声がけし、賛同いただいた25名の方のコメントを掲載する。

今回もアイドルシーンの拡大の一環として、「一般の方にも人気を博す」という観点からブレイクするアイドルを伺った他、常に変化し続けるアイドルシーンの展望など識者の意見をまとめた記事となった。

▽質問項目

１．アイドル好き以外にも幅広く人気を博しそうなアイドル
２．今注目しているアイドルグループ
３．2017年のアイドルシーン振り返り、ならびに2018年の展望
４．自社アイドルやサービスなどについて

▽回答者一覧
※各カテゴリごと五十音順

■プラットフォーマー/コンテンツプロバイダー

・朝倉崇光氏
（株式会社ドワンゴ　ニコニコ生放送「乃木坂46の生のアイドルが好き」プロデューサー）
・安藤英人氏
（アクセルマーク株式会社　執行役員）
・岡田一男氏
（株式会社ハレバレ/株式会社CAMPFIRE/株式会社Candee）
・熊野尊文氏
（ぴあ株式会社　ライブ・エンタテインメント第三グループ）
・常川昌靖氏
（株式会社チケットスター（楽天チケット）　代表取締役社長　兼楽天株式会社　エンタテインメント事業　事業長）
・中島広一氏
（株式会社DMM.com 通販事業部長）
・吉江敏行氏
（株式会社スペースシャワーネットワーク）
・渡邊洋介氏
（AbemaTV　編成制作部プロデューサー）

プラットフォーマー/コンテンツプロバイダーの回答はこちら

■メディア/タレント/著名人

・クロちゃん
（安田大サーカス）
・助野太祐氏
（株式会社オールブルー代表取締役）
・ツカイツバサ氏
（女性アイドルメディア「lopi・lopi（ロピロピ）」運営責任者）
・中田花奈氏
（乃木坂46）
・吉田尚記氏
（ニッポン放送アナウンサー）

■事務所/レーベル

・桂田誠氏
（アクアルナ・エンターテイメント株式会社/ArcJewel　代表取締役/株式会社ディアステージ　取締役）
・加茂啓太郎氏
（ソニー・ミュージックエンタテインメント　RED プロジェクト）
・川上アキラ氏
（スターダストプロモーション　ももクロチーフマネージャー）
・永田寛哲氏
（ピクシブ社長＆ディアステージ取締役　『虹のコンキスタドール』『ベボガ！』総合プロデューサー）
・藤井ユーイチ氏
（株式会社スターダストプロモーション　スターダストプラネット　チーフプロデューサー）
・嶺脇育夫氏
（タワーレコード株式会社代表取締役社長　兼T-Palette Records代表）
・山田昌治氏
（YU-Mエンターテインメント株式会社　代表取締役）

事務所/レーベルの回答はこちら

■イベント関係者

・伊勢野寿一氏
（株式会社BONDSグループ代表取締役）
・菊竹龍氏
（TOKYO IDOL FESTIVAL 総合プロデューサー）
・鈴木愛結氏
（アイドル横丁プロデューサー）
・橋元恵一氏
（Zeppライブ　@JAM 総合プロデューサー、テレビ東京「東京アイドル戦線」スーパーバイザー）
・前田健太郎氏
（六本木アイドルフェスティバル総合プロデューサー）

イベント関係者の回答はこちら

※11月下旬から12月中旬に頂いた回答です。

■クロちゃん
（安田大サーカス）

▽個人Twitter
https://twitter.com/kurochan96wawa

▽安田大サーカスクロちゃんのアイドルステーション
https://twitter.com/idolstation

１．アイドル好き以外にも幅広く人気を博しそうなアイドル

Task have Fun
歌にダンスに熱中させてしまう。
中学生3人がそんなパワーもってるなんて、今現在を見ておかないと、世間に見せないともったいないと思えるグループ。
3WDでの、ふうかちゃんのパワーを可愛らしさを感じて欲しい。

▽熊澤風花公式Twitter
https://twitter.com/task_fuuka

２．今注目しているアイドルグループ

ふわふわ
こんなにスター選手が揃ってるグループってマジで無いと思う。
中2の2人、るりちゃま、はるかちゃんの破壊力は計り知れない。
毎回胸をキュンキュン締め付けられてしまう。
王道の最強のアイドルグループ。
最近露出も増えてて、メディアで見る機会も増えてるので、彼女達の専用劇場にも足を運んでみて欲しい！！

▽原宿駅前パーティーズ公式Twitter
https://twitter.com/h_ekimaeparties

▽原宿駅前ステージ公式Twitter
https://twitter.com/harajuku_estage

３．2017年のアイドルシーン振り返り、ならびに2018年の展望

地方アイドルが少し元気ない気がするので、日本全国をアイドルで元気にを掲げて、根強く長く楽しめるアイドルグループがいっぱい増えて欲しい。

４．自社アイドルやサービスなどについて

【クロちゃんのアイドルステーション】
隔週金曜日20時から1時間生放送

アベマTV
【原宿駅前ステージ】
毎週木曜日20時から生放送

Top Yell
クロちゃんの神推しLIVEノート
連載中。

■助野太祐氏
（株式会社オールブルー代表取締役）

▽Tokyo Girls’ Update
https://tokyogirlsupdate.com/

１．アイドル好き以外にも幅広く人気を博しそうなアイドル

寺嶋由芙さんです。BiSからソロ活動になってのキャリアも長くなってきましたが、ゆるキャラアイドルとして本家みうらじゅんさんとのお仕事や各種イベントに出演するなどアイドル活動以外でも活動の幅を広げています。楽曲やジャケットなどクリエイティブのクオリティも高いのですが、淡路島フェスでも話題になった圧倒的なMC力と対応力は、アイドルというカテゴリーから一線を画す実力で、メディアに見つかればグンと伸びていくのではないかと思います。

25歳を超え、それでもぶれない活動を続けているところもアイドルという枠を超え始めていると思います。タレントの売れ方として、一気にスターダムを駆け上がる方と、じわじわと人気を博して気づけばスターになっている方がいらっしゃると思いますが、前者の売れ方を目指す方が圧倒的に多いアイドル界において、後者の売れ方を実現できる数少ない、逸材だと思います。

▽寺嶋由芙公式Twitter
https://twitter.com/yufu_0708

２．今注目しているアイドルグループ

9nineさんです。昨年、グループのセンターだった川島海荷さんが卒業してしまいましたが、以降も集客やイベント規模を減らすことなく、地上波での冠番組「浅草ベビ９」やNHKでの連続アニメ「THE REFLECTION」に本人役でメンバーが全員出演するなど、以前にも増して活発に活動しています。

また、弊社では海外市場を狙えるグループに常に注目していますが、海外で受け入れられやすいアニメのテーマソングを既に8曲リリースしており、アメコミ巨匠のスタン・リー作品に出演するなど注目が高まっており、既に、LA、スペインなど海外アニメイベントや東京コミコンにもゲストとして招待出演しています。活動歴も10年を超え、パフォーマンスも実力派と呼べるクラスで、ぜひ今後の海外での活躍に期待したいです。

▽9nine 公式Twitter
https://twitter.com/lespros_9nine

３．2017年のアイドルシーン振り返り、ならびに2018年の展望

前回のインタビューでは、ますますアイドルの海外遠征が身近になると回答致しましたが、海外イベントへの参加はもちろん、ツアーの中に海外都市を入れるアイドルグループもめずらしくなくなってきました。海外のファンと会える頻度が増えることで、日本のファンと同じように、遠征の間を埋めるコミュニケーションとしてのネットの活用。特にSHOWROOMやCHEERZといったプラットフォーム、SNSやYouTubeの活用などがこれまで以上に重視されると思います。

海外に行くことが目的だった時代から、海外と常時接続するのが当たり前になる時代がすぐそこまで来ていると思います。そんなアイドル業界のシフトを、わたしたちもメディアという役割から応援していかなければと考えております。

４．自社アイドルやサービスなどについて

Tokyo Gilrs’ Update、Tokyo Gilrs’ Scheduler など、アイドル業界と海外アイドルファンをつなげる様々なサービス展開をしている弊社ですが、
日本でのアイドルシーンがやや冷え込んでいるような印象をもたれることが多かった今年も、海外のアイドルシーンは着実に伸び続けていることを実感しています。
海外へ出ていくことは、お金の面でも時間の面でも、日本での活動より格段に労力がかかることですが、それでも、海外に出ていくグループの方々には本当に頭が下がりますし、弊社で少しでもそのバックアップができればと日々感じています。
少しでも海外マーケットを身近に感じて頂けるように、来年も活動して参りますのでよろしくお願い致します。

■ツカイツバサ氏
（女性アイドルメディア「lopi・lopi（ロピロピ）」運営責任者）

▽公式Twitter
https://twitter.com/lopilopiJP

▽NPP2018 公式サイト（制作協力）
http://www.newyearpp.jp/2018/

１．アイドル好き以外にも幅広く人気を博しそうなアイドル

わーすたの三品瑠香さんに注目しています。男女両方に人気があり、アイドル好きではない当社女性スタッフが「小動物みたい」と可愛らしさを絶賛しています。モデル業もされていますし、パフォーマンス面も文句なしで幅広い場所へ出ていける為、一般人受けを期待しています。グループの特性上海外進出も多い為、様々な可能性を期待できるアイドルさんだと思います。

▽三品瑠香公式Twitter
https://twitter.com/tws_ruka

２．今注目しているアイドルグループ

今回もベイビーレイズJAPANを推薦します。
後述しますが、ロピロピでは「海外でのマーケット開拓」を重要と捉えていますので、満を持して海外進出を始めたベビレに期待しています。紅白出場や武道館だけでなく、ぜひ海外活動に関する高い目標も設定していただきたいです。また、７月の@JAM上海に今年もお邪魔しましたが、当時対バンで封印していた『夜明け Brand New Days』解禁の瞬間に立ち会えた事が印象に残っています。

▽ベイビーレイズJAPAN 公式Twitter
https://twitter.com/babyraids_japan

３．2017年のアイドルシーン振り返り、ならびに2018年の展望

前回のインタビューでは、「海外でのマーケット開拓」と「各地域に海外ファンを誘導」を述べさせていただきました。2018年についても引き続きマーケット拡大の観点から、課題として取り組んでいくべきと考えます。

2017年は海外での中小イベントがさらに増えた印象があり、その点はアイドルが文化として定着する良い傾向と考えておりますが、開催が不定期であったり公私混同をするイベンターもいたりと、うまく現地ファンの獲得や、信頼できるパートナーとの出会いに結び付いていない声も聞きます。「海外はマネタイズが難しい」とロードマップから外す事務所が増えてしまうと市場縮小に向かってしまうので、海外でのマネタイズ部分までビジョンを描けるアイドルの台頭、ならびに信頼できる現地パートナー選びが争点だと言えます。

各地域のアイドルに関しても、ばってん少女隊や煌めき☆アンフォレントなど、以前と比べ気を吐いているアイドルが限られている印象です。地域という唯一無二のコンテンツや魅力を持ちつつ、高いクオリティを維持できるアイドルが生まれ育つ環境構築が必要と感じます。

４．自社アイドルやサービスなどについて

前回に続き、造詣が深い著名人の方々に今回もインタビューにご参加いただき、素敵な記事となりました。引き続き、アイドルに関わるすべての皆様の心を躍らせる事ができるよう、アイドルメディアという観点から取り組んでまいります。

アイドルを通したインバウンド活性化を実現させるべく、2018年は築地の老舗鮨店とコラボしたアイドルイベントの開催を進めております。さっそく、年明けのNewYear Premium Party（NPP2018）のロピロピステージに出演いただくアイドルさんと新年会を開催いたします。

■中田花奈氏
（乃木坂46）

▽公式ブログ：
http://blog.nogizaka46.com/kana.nakada/

▽乃木坂46公式サイト
http://www.nogizaka46.com/

▽乃木坂46公式Twitter：
https://twitter.com/nogizaka46

１．アイドル好き以外にも幅広く人気を博しそうなアイドル

最近気になっているのは、notallの田崎礼奈さんです。TIF2017に乃木坂46も出演させて頂きましたが、私はその前日にバックステージからニコ生で中継された、「TOKYO IDOL FESTIVAL 2017 楽屋裏生中継」にも出演してMC をつとめさせて頂き、たくさんのアイドルの方とお話しさせていただきました。その中で田崎さんとは初めてお会いして、とても印象に残っています。

もちろん可愛いですし、物怖じしないというか、メンタルも強くて。一緒に MC をしたクロちゃんさんの頭をずっと見つめてて、顔は可愛いのに変わった子だなって思って好きになりました。アイドルって普通はバラエティ番組に出たら緊張しがちなんですけど、田崎さんはどこに出ても緊張しないんじゃないかな？もっと活躍を見てみたいな、と思いました。

▽田崎礼奈公式Twitter
https://twitter.com/tasaki0308

２．今注目しているアイドルグループ

OnePixcelさんが好きで応援しています。実は、田辺奈菜美さんがもともと好きで、アイドルとして復帰すると聞いてOnePixcelさんを見るようになり、改めて本当に良いグループだなと思うようになりました。私は、アイドルはバランスの良さが大事だと思っているので、少人数のアイドルが好きなんです。OnePixcelさんは今3 人でのグループになっているんですが、Perfumeさんのような売れ方をしても良いんじゃないかなと思います。メンバーの皆さんは可愛いし、これからもっと人気が出てくるのかなと思っています。

Task have Funさんもいいなと思っています。私、最近は3 人組のアイドルさんに特に注目していますので。Task have Funさんはグループのまとまり感とか綺麗さがあって、そして若いのにサバサバしていて媚びない感じして、すごく好きです。アイドル感が強いけれどアイドルファン以外にも受けるんじゃないかなと思って応援しています。

▽OnePixcel 公式Twitter
https://twitter.com/onepixcel

▽Task have Fun 公式Twitter
https://twitter.com/taskhavefun

３．2017年のアイドルシーン振り返り、ならびに2018年の展望

2017年は、個人的に応援していたグループの解散やアイドルさんの卒業が多かったです。Doll☆Elementsさんやラブアンドロイドさん、℃-uteさん、dropさんとか。特にアイドルファンに支持されているグループがどんどん解散していますし、すごく人気があったのにな、と残念に思うメンバーの卒業も多かったです。

一方で一昨年あたりから、声優さんのアイドルが生まれるなど新しい流れも出たりして、これからは「アイドルファンに受けるアイドル。だけじゃない展開」が必要かなと思っています。私たち乃木坂46や欅坂46にはモデルをしているメンバーも多いんですけど、他のグループさん、アイドルさんもファッション誌に出るようになっていますね。アイドルファン以外の方に見てもらえるようにチャレンジすることって、怖いとは思うんですけど、そこで成功すればアイドルとしても成功するんだろうなって思います。そういうことが多くなっていけば、アイドル運営側もきっと考え方を変えはじめて、アイドル自身にも新しい展開が見えてくるんじゃないかなって期待があります。

そして、2018年には、モデルでも声優でもない、さらに別のところで活躍するアイドルが生まれるのかな、と楽しみにしています。

４．自社アイドルやサービスなどについて

ありがたいことに今年も紅白歌合戦に出場させて頂ける事になりました。
年末、年始は数多くの番組で皆さんに観て、聞いていただけるようにかんばります。
2018年も「生のアイドルが好き」や「沈黙の金曜日」を是非チェックしてください！

■吉田尚記氏
（ニッポン放送アナウンサー）

▽個人twitter
http://twitter.com/yoshidahisanori

▽アマゾン著書ページ
http://www.amazon.co.jp/-/e/B0041LAHFW

▽radiko.jp
http://radiko.jp/#LFR

１．アイドル好き以外にも幅広く人気を博しそうなアイドル

Task have Funの熊澤風花ちゃん。
Task have Funはいまの有力アイドルたちの源流とはまったく違うところから出てきたグループで、メンバー構成から楽曲、ステージング、演出まで、既視感が絶妙にありません。最近デビューするグループで3人という割り切った人数、そして他のメンバーも個性がかぶらず、その中心にいるこの熊澤風花ちゃん、モチベーションとあざとさのバランスに奇跡的に不自然さがないのに、プロデュースの一貫性も感じます。

今年アイドルについて聞いた一番優れた言説は、番組5年ご一緒の松井玲奈ちゃんの「アイドルとは、伸びしろ」というものだったのですが、まさに、「伸びしろ」をいまもっとも感じます。

▽熊澤風花公式Twitter
https://twitter.com/task_fuuka

２．今注目しているアイドルグループ

いま、私立恵比寿中学が一番一般の方に見てもらいたいアイドルです。

センターがいないメンバー構成、
可愛さよりもエモーションを訴求しているパフォーマンス、
楽曲に起用するアーティストのバラエティと情報性、
スキャンダルが起きてもほとんどダメージにならないグループ体質、
奇手は打っても本質的に本人たちを大切にする運営、

という実は世間がアイドルに対してここ10年持っていたイメージとは違うことが行われていて、それがさまざまなドラマも経て、いままでになかったもの、として成立しています。

近くに目立つグループが沢山あったのと、グループ名に馴染みがあるだけにエビ中で起きている革新に気付いていない方がいるかもしれませんが、アイドルファンは気付いていますよ！
今年の東京国際フォーラムホールAは本当に歴史に残るレベルの公演でした。

▽私立恵比寿中学公式Twitter
https://twitter.com/ebichu_staff

３．2017年のアイドルシーン振り返り、ならびに2018年の展望

前回のアンケートでは、「生ハムと焼うどん」激押し中だったのですが、結局マネジメント不在、という壁が乗り越えられず、活動休止（断食）ということになってしまった2017年でした。
その一方で、シーン全体ではWACKの各グループすべてのクオリティが高く、感度の高いファンをいちばんたくさん引き連れていた印象です。

そして、アイドルは5年、と言われていましたが、モーニング娘。が20年を迎え、AKB48も12年、その他にも「10年」という活動歴が視野にはいってきているアイドルが目につき始めました。大成功しているももいろクローバーZが10年目、一方で、チャオベッラチンクエッティ、バニラビーンズのような、アイドルファンにはおなじみのグループも、活動歴が10年を數えます。

これらはすべて、「マネジメント」の重要性が改めて明らかになったのではないか、と思っています。いままでは、「情報流通を握っているから」という優位性を持っているからマネジメントがアイドルを統率できていた時代だったかもしれませんが、情報流通がフラット化した今、「イメージ力、目標設定力、実現手段の発想力」というマネジメントの本来の機能が、各局面で試されるようになってきていると思います。

そんな中、もちろん今後も、アイドルらしく大ブレイクして世の中を変えることを目指すマネジメントはどんどん出てきてほしいのですが、大ブレイクせずに、自分たちの形をもって息長く活動してくれるマネジメントがいてもいいのではないかな、と思います。長年続けてくれる雛形、小規模な宝塚、歌舞伎のようなスタイルが確立してくれないかなぁ、とアイドル辞めちゃう方がいるのがさびしいので、思いますねぇ。もう子持ちのアイドルとかいていいのではないか、と思います。声優業界では若干その例が生まれていますし。

４．自社アイドルやサービスなどについて

今年、5年続けさせていただいたニコ生『ぽにきゃん！アイドル倶楽部』が最終回を迎えたのですが、
番組のコンセプトは「アイドルにプレッシャーをかけない、いきいきと楽にしゃべってもらう」だったので、これを引き継げる番組をやりたいなぁ、と思っております。
プレッシャーをかけるタイプのアイドル番組じゃないものも、多少あってもいいかなぁ、と
御興味あるかたのご連絡、お待ちしております。

その他の回答者のインタビュー

プラットフォーマー/コンテンツプロバイダーの回答はこちら

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▽質問項目
１．アイドル好き以外にも幅広く人気を博しそうなアイドル
２．今注目しているアイドルグループ
３．2017年のアイドルシーン振り返り、ならびに2018年の展望