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アイドルカレッジ12周年ワンマンライブで重大発表祭!

2021/02/17 に公開

アイドルグループ「アイドルカレッジ」(以下「アイカレ」)が、2021年2月11日(木・祝)、下北沢シャングリラにて12周年を記念したワンマンライブ『アイドルカレッジ12周年LIVE 大切なお知らせ~決断の日~』を開催した。

『lopi-lopi』でも、何度もインタビューやライブレポートを掲載している「アイカレ」が、いよいよ12周年を迎えたということで、歴史的瞬間を抑えるために、今回もライブレポートを執筆する。


タイトル通り、今回のワンマンライブは【決断の日】と事前告知されてきた。12周年をお祝いするワンマンだから、という理由も勿論だが、今回はかなり大きな発表が予想されることから、開演前より会場のファン達は気合十分。嬉しさや楽しさからくる期待感と、なんとも言えない緊張感が、筆者にもひしひしと伝わってきた。



開演と同時に、いつものSEが会場中に鳴り響く。ファン達がクラップを始め、青と白の照明が高揚感を煽る。南を先頭に、全正規生が登場し、石塚の「みなさん12周年ライブ来てくださってありがとうございます! みんな一緒に、楽しんでいきましょう!」という掛け声と共に、1曲目『We are Idol College』を披露。何年も歌い継いでいるこの曲は、ファンにとってもメンバーにとっても大切な曲。クラップで会場を盛り上げながら、指差しでファンのハートを射抜いた。



2曲目は、可愛さ全開の『恋なのです』。ピンクの照明と、ハートマークを描く萌えな振り付けで、1曲目とは打って変わった可愛らしい雰囲気を演出した。続けて3曲目、『がむしゃらFighter』。力強く拳を振り上げるメンバーに、声は出せないものの、ファンもクラップで応じる。「GO!New World!」の掛け声で、大人数グループしかできない美しいV字フォーメーションを決めた。




4曲目は、正規生がステージからはけ、アイカレ候補生達が登場。7人の候補生達が、『前髪が決まらない』を披露した。コソコソ話すポーズや、2人・3人ずつに分かれて、お互いの手を合わせる振り付けが、フレッシュな候補生達にぴったりで、会場が和やかな雰囲気に包まれた。




4曲披露したあとは、正規生・候補生を含む全メンバーがステージに集結。「校訓!清く・正しく・楽しく、私たちアイドルカレッジです!」という、おなじみの自己紹介と共に、南から「12周年を迎え、沢山の方に愛されていると改めて感じました。今日は、メンバー全員気合を入れて楽しんでいきたいと思います!」と、無事12周年を迎えられたことへの、ファンに対する感謝の言葉が伝えられた。今日のライブをとても緊張していたという若林は、「2020年は配信ライブが多かったので、今日沢山の方々が会場に来て下さっていて、感動で泣きそうです!」とコメントした。



MCのあとは、正規生・候補生を含めた全メンバーで、5曲目『GOES ON』を披露。昨年リリースされた最新シングルの同曲は、石塚を中心としたドラマ仕立てのMVでも話題を呼んだ。総勢約20名のメンバー全員が、力強く歌い踊り、圧巻のパフォーマンスを魅せた。

5曲目が終わると、アイカレならではの少人数でのシャッフル形式のパフォーマンスが始まる。ステージから複数メンバーが居なくなり、海老原・冨田・石塚・今野・若林・田口・内藤の7人が、6曲目『透明少女』を披露。続けて、南・海老原・中島・冨田・石塚・今野・若林・田口の8人で『ぬうべるばあぐ』を披露。「3・2・1!バーン」のポーズで、ファンと指を差し合った。

8・9曲目は、南・海老原・冨田・若林・内藤・石塚・中島・田口・高橋・今野・藤代の11人で『二人の未来』、『BEFUNYOUANDQN』を披露した。




「やっぱりリアルのライブは楽しいね!」という南のMCを挟みつつ、「ここからが後半戦です!盛り上がっていきましょう!」と海老原が宣言。



10曲目は、正規生と候補生をシャッフルしたメンバーで、『AKATSUKI』、続けて11曲目『逆転のヴァルキューレ』を披露。アップテンポなリズムと、力強いボーカルでラストスパートを盛り上げる。



12曲目の『ラブ/ライク』では、田口の「私たちと一緒にサビでジャンプしてください!」という煽りを皮切りに、サビでファンとメンバーが一緒にジャンプ。13曲目『トゥルーエンドプレイヤー』では、手を左右に大きく振り、石塚の「一緒に!」という掛け声と共に、ファンとメンバーが宙へ向かって拳を突き上げる。14曲目『YOZORA』では、南がステージ中央に出てきて「声出した気持ちで!後ろも!ラスト」とファンを煽り、さっきまで振りコピをしていなかったファンも巻き込んで、会場中に一体感を生んだ。



15曲目『紺碧とオレンジ』を披露したあとは、正規生・候補生を含む全メンバーがステージに再び登場し、16曲目『せいしゅんしもべティック』を披露。内藤の「12周年ライブラスト2曲です!皆さん最後まで盛り上がっていきましょう!」という言葉と共に、メンバーもファンもボルテージマックスに。



ラスト、17曲目『Baccano!』では、サイリウムを振ったり、拳を挙げたり、メンバーもファンも、各々の楽しみ方で騒ぎまくり! 曲中にメンバーとファンでウェーブする場面は、12周年をお祝いするかのように、大きくて綺麗なウェーブが巻き起こり、後半戦を最後まで、ノンストップで走り抜けた。

全曲のパフォーマンスが終わると、アイドルカレッジの所属事務所社長が、スーツ姿でステージ中央に登場し、ワンマンタイトルにもあった重大な発表について口を開いた。



まず1つ目は、クラウドファンディング映画制作プロジェクトの主演が、石塚に決まったことを発表。

2つ目に、候補生である矢内・高橋の正規生昇格を発表。両メンバーは、嬉しさのあまり涙する場面も。今回昇格できなかった候補生は、次回5月のタイミングで正規生への昇格可能性があることを示唆した。




3つ目に、内藤・藤代・間山の3名による新ユニット『PiggyBank$』の発足を発表。3人のメンバーを代表して、内藤が「アイドルカレッジのメインメンバーとしてもっと活躍できるよう、この新ユニットでたくさん経験を積んで成長したいと思います!」と、今後の意気込みを発表した。



4つ目に、「Road to TDC -REVENGE-」と題して、3カ年計画で、前回満足のいく結果を出せなかったTDCホールでのワンマンライブに向けて、一大プロジェクトを発足することを発表。本プロジェクトの目的は、2023年にTDCホールでのワンマンライブをソールドアウトさせること、日比谷野音音楽堂での野外ライブ成功。1年目となる2021年は、12月26日1000CLUBワンマン成功を目指す。

そのために、まず1つ目に『ICP #Roadto 1226 in 1000club』と題して、人気グループとのアイカレ主催ライブを1000clubで開催することを発表。現在出演予定のグループとして、『Appare!』、『FES☆TIVE』、『SUPER☆GiRLS』の名前を挙げ、ファンたちから期待の声が上がった。

そして2つ目に、秋葉原・AKIBAカルチャーズ劇場での定期公演開催を発表。本公演は、歌やダンスだけではなく、芝居も織り込まれた、笑いあり、涙あり感動ありのLIVE&SHOWとなるらしく、今まで見たことがないメンバーの姿が見られそうだ。




そして5つ目、最後の発表として、新候補生として、堤可鈴・松井ひなた・宮城乃奈実の3名がステージで紹介された。新候補生たちを見て、会場からは「めっちゃ可愛い!」と新候補生のルックスを賞賛する声が相次いだ。

最後に紹介された宮城は、なんと元アイドルカレッジメンバー。
宮城は、「7年前にアイカレを卒業してから、他のグループを経験したり、色々なことがありました。それでも諦められない想いがあって、今回このようなチャンスをいただいたので、ここに戻ることを決断させて頂きました。年齢的にもどこまで挑戦できるかわからないですし、今更なんだよ、と受け入れてもらえないかもと不安はありますが、戻ってきたからには、今度こそ後悔のないように、自分にできることを、ここでグループのために、自分のために精一杯出し切りたいと思っていますので、どうか応援してくれたら嬉しいです!」と涙ながらにコメントし、ファンからは温かい拍手が起きた。




ノンストップの熱いライブに、重大発表祭となった12周年ワンマンライブ。新プロジェクトに新ユニットの発足、そして新候補生加入。更に、新たに正規生を迎えたアイカレの活躍に、2021年も目が離せないこと間違いなし! クラウドファンディングによる映画制作プロジェクトも、続報が待ち遠しい限りだ。


アイドルカレッジ 公式HP
https://idolcollege.com/

アイドルカレッジ 公式Twitter
https://twitter.com/ic_idolcollege

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