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武道館公演が発表された、記念すべきアプガ新宿BLAZE公演レポ

2016/04/28 に公開

2016年4月24日、アップアップガールズ(仮)(通称:アプガ)が現在行っているツアー「アップアップガールズ(仮)ライブハウスツアー2016 “The Seven LIVE Alien”」の新宿BLAZE公演が行われた。

この日は、11月8日の日本武道館公演が発表された、アプガやアプガファミリー(ファンの呼称)にとって、記念すべき日となった。この日は2部制で、発表のあった1部(13時半開演)の模様をお伝えする。

▼終了後の記者会見の模様はこちら
アプガ、遂に武道館へ挑戦決定!佐保・佐藤、氷柱とシックスパックの準備始める


ワンマンでは恒例、ライブ2分前からカウントダウンがスタート。会場のボルテージを上げていく。

4月5日に発売された最新シングル『パーリーピーポーエイリアン/セブン☆ピース』を引っさげての本公演は、さっそく、『パーリーピーポーエイリアン』からスタート。


▼『パーリーピーポーエイリアン』 (MV)
https://www.youtube.com/watch?v=iQ6qM5OAr70

曲冒頭の佐保明梨さんのアカペラ独唱は、新宿BLAZE仕様に。
「新宿みんなで~エイリアンポーズ♪」と、リズムに合わせ謡う。会場中が(仮)サングラスを装着し、頭の上で両手をウサギのようにする、エイリアンポーズに。発売日当日に行われた、リリースイベントを思い出す異様な光景だ。



▼リリースイベントの模様
アプガ1年半振り新曲リリース、会場がパーリーピーポー化!【リリイベレポ】


真っ昼間にも関わらず、新宿がパリピ化する異様な光景。「いつでもどこでもパーリーピーポー!になれる」という(仮)サングラスのキャッチコピーどおりだ。

そして、「後ろも見えてるからね?エイリア~ン♪」と、ゆっくり見がちな後方のお客さんへの牽制も怠らない佐保さん。



『Shout!!!!!!!』の暗転シーン


大森靖子さん作詞『(仮)は返すぜ☆be your soul』、メロン記念日のカバー『ピンチはチャンス、バカになろうぜ!』と『お願い魅惑のターゲット』、20thシングル『Shout!!!!!!!』などが前半戦は披露され、その後設けられたMCでは関根梓さんより、

「伝えるってなんだろうなってと想って。色んなアーティストさんの映像を見て勉強しています。もっともっと、メンバー一人ひとりから、一つでも多くのものをステージから伝えられれば、届けられればいいなと思います。」

と、ライブを通してファミリーとの絆を深める事にこだわる、アプガならではの想いが。

「もっと伝えられるものがあると思うので、後半戦は濃いもの、濃い顔、濃い時間をお届けしたいなと思います。・・・顔が濃いのは古川小夏なんですけど、顔の濃い古川以外のメンバーも見てください(笑)」

と、ちゃっかり古川さんをネタに。それでも、ステージを通して気持ちを伝えたいという想いから、『キラキラミライ』を披露。いつもとは違いピアノアレンジで切なく披露され、佐藤綾乃さんが感極まって突然涙ぐんだ。すかさず新井愛瞳さんがフォロー。突然の出来事にメンバーも驚いてしまった。



「まだまだ見てない景色、見たい景色もたくさんあるので、ファミリーと一緒にもっと素敵な景色を見たいなって思いました。まだまだ進化していきますので、これからもよろしくお願いします。」

アプガメンバーとアプガファミリーとのこれまで起こった様々な出来事や思い出が、メンバーの目標とする武道館やその先に続いていく。その想いからの感情の高ぶりが佐藤さんの涙となったのではないだろうか。


会場が暖かい空気に包まれつつも、ライブは中盤。
『キラキラミライ(ピアノアレンジver)』とは一転して、アップテンポな『チョッパー☆チョッパー~ジャンパー!』と続く。
『チョッパー☆チョッパー』の落ちサビのところでのメンバーと会場の一体コール、『ジャンパー!』のサビが繰り返すたびにBPMが上がり、ハイテンポになり、メンバーの煽りと共に何度も跳んで沸いて限界まで挑戦している状態。

メンバーもファンもすごい熱気に包まれた後は、『銀河上々物語』『イタダキを目指せ!』でクールダウン。


そしてライブも後半戦。『美女の野獣』は、“クランプダンス”バージョンと題し、ダンスのみでのパフォーマンス。衣装のジャケットを脱いだメンバーが激しいダンスを披露。歌わずに観客を魅了できる、アプガならではの魅力の一つだ。
このクランプダンスを機に、ラストスパートへ。

『サバイバルガールズ』『アップアップタイフーン』『アッパーレー』『アッパーカット!』とアプガお馴染みの怒濤のラストスパートで本編を締めくくった。


本編終了後の暗転中も『アッパーカット!』は終わらない。アンコール中も『アッパーカット』のイントロが流れ続け、延長ラウンド(アンコール)開始。

『アッパーカット!』のサビで延長ラウンド明けの挨拶で森咲樹さんより、熊本地震について、募金活動を開始することを発表。そして次に披露される曲は『セブン☆ピース』。愛と平和について歌ったメッセージソングである。


森さんは「普段当たり前にある日常。いつなくなるかわからないけど、こうやってみんなで楽しいライブができる事が幸せなんだよって、このありふれた日常はすごい大切なんだよって気持ちを込めて歌います。」

今回の熊本地震に対し、「当たり前」が実は貴重で素敵な事なんだと、その大切さを実感したメンバーの想いが乗せられた。


最後は『ENJOY!! ENJO(Y)!!』。最後の曲と言うことでサビ以外はメンバーが自由に“遊んで”いた。間奏部分で佐保さんが(仮)サングラスを再び装着し、エイリアンポーズを決め込んで、メンバーも釣られるがままステージ上を駆け巡る。
普段、佐保さんはクールなイメージであるが、こういう時の佐保さんは本当に“遊んでいる”。集まったファンも次に何が起こるかワクワクして見ている。






あっという間の2時間のライブは終了。改めて最後にメンバー全員で集まったファンに向かって、ライブアイドルとして、これからももっと上に進むことを誓った。


本来であればここでライブは終了・・・と言うところだが、突然、アプガマネージャーがステージに登場。

「一歩一歩ここまで進んできましたが、ここで10歩くらい一気に進んでみようかと思っております。今日のライブ終わるまでギリギリまで悩んでおりましたが、みんなのライブに打ち込む姿を見て決心しました。」

2016年11月8日に、アップアップガールズ(仮)日本武道館公演

とサプライズ発表がされた。

メンバーの反応を見ると本当にサプライズであった。佐藤さんの顔がそのサプライズが本当のものであると証明してくれた。










会場からは祝福の拍手と歓声の嵐であった。発表の直後にメンバー代表として佐藤さんより嬉しさと不安が入り交じった状態であっても、7人で進んでいき、絶対に成功させるという強い意思が伝えられた。


マネージャーより終了後の記者会見でも語られたが、「喜びの涙」ではなく、「史上最大の試練を突きつけられた、不安の涙」の意味合いが強い。

日本武道館の前に2,000~3,000人収容規模のライブハウスツアーであるZeppツアーが課されている状態でのさらなる試練。メンバーの誰からも、楽観的なコメントは一切なかった。

それでも、夢であった日本武道館への挑戦。たとえ無謀といえる壁だとしても、越えないといけないという思いを全メンバーが抱いていた。

ハロプロエッグでの苦い思い出を決別することとなった、横浜BLITZ公演、中野サンプラザ公演を越えて、アプガとして挑戦した日比谷野音。そして、次に向かう挑戦が“日本武道館”。

11月8日まで残り約半年。長いようで短いこの期間の中で、彼女たちがどんな努力をし、どんな成長を遂げるのか、そしてアプガファミリーを全国から集めて日本武道館に向かうその姿を楽しみにしたい。

アプガ、日本武道館公演まで、あと195日


【セットリスト】
パーリーピーポーエイリアン
(仮)は返すぜ☆be your soul
イチバンガールズ!
ピンチはチャンス、バカになろうぜ!
お願い魅惑のターゲット
バレバレI LOVE YOU
Shout!!!!!!!
青春の涙
キラキラミライ(ピアノアレンジver)
チョッパー☆チョッパー
ジャンパー!
銀河上々物語
イタダキを目指せ!
UPPER ROCK(screeeeeeaMix)
全力!Pump UP!!
美女の野獣(クランプダンスパフォーマンス)
サバイバルガールズ
アップアップタイフーン
アッパーレー
アッパーカット!

~アンコール~
アッパーカット!
セブン☆ピース
ENJOY!! ENJO(Y)!!


【ライブ写真】

















ライブ中のメンバーは、本当に楽しそうだ。
















関根梓さん



古川小夏さん



佐藤綾乃さん



佐保明梨さん



新井愛瞳さん



森咲樹さん



仙石みなみさん




■アップアップガールズ(仮)ライブハウスツアー2016 “The Seven LIVE Alien”
6月18日(土)長野CLUB JUNKBOX ①OPEN 13:30/START 14:00 ②OPEN 18:00/START 18:30
6月19日(日)高崎club FLEEZ ①OPEN 13:00/START 13:30 ②OPEN 17:30/START 18:00


■アップアップガールズ(仮)Zeppツアー “The Seven PARTY LIVE Alien”
6月12日(日)Zepp Sapporo OPEN 17:00/START17:30
6月25日(土)Zepp Namba OPEN 17:00/START17:30
6月26日(日)Zepp Nagoya OPEN 18:00/START18:30
7月3日(日)Zepp DiverCity(Tokyo)OPEN 18:30/START19:00


■アップアップガールズ(仮)日本武道館単独公演
11月8日(火)日本武道館

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