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【2時間ノンストップライブ】アプガの2015年ハイスパレポ

2015/12/09 に公開

2015年12月6日、東京・Zepp Tokyoにて、アップアップガールズ(仮)のワンマンライブ「ライブハウスツアー2015 ハイスパート RAVE FESTIVAL(通称:ハイスパ)」が行われた。

当日の昼公演では
・47都道府県ツアーの最終日程
・2016年4月に、1年半ぶりとなるシングルリリースする事
・2016年6月にZeppツアーの開催
が発表された。


【ハイスパとは?】
2013年から行われている、アプガの2時間ノンストップライブ。
2013年の1回目は、まだ、「ハイスパートxx」(xxは公演タイトル)というライブは確立されておらず、2013年の年末年始にかけて行ったライブの1つの企画モノとして始まった。

ハイスパは通常のライブと異なり、MCの時間を最低限まで排除。曲の合間をなくし「まるで1曲のようにまとめた」、1トラック・ほぼ休憩なしのクレイジーなライブ。体育会系アイドルで圧倒的な体力を誇る、アプガだからこそできるライブだろう。

そして、曲と曲をただ繋げるだけでなく、アッパーレー→アッパーカット!→ジャンパー!→アッパーカット!→ジャンパー!のように、複数の曲の一部ずつを繋ぎ合わせている部分がある事も特徴。さらにRemixが施された曲もある。

曲自体はいつもと同じだが、上記のように曲の繋ぎやRemixにより、ハイスパでしか見られない、“完全オリジナルの曲”になっている。いつも通っているファンにとっても新鮮なライブを楽しむ事ができる。


【今年のハイスパについて】
ハイスパは2013年に初めて行われ、口コミで評判となり、翌年2014年に「ハイスパートキングダム」として、東京・大阪・名古屋で開催。3回目となる今年は、11月23日の名古屋、29日の京都、そして12月6日の東京でのラスト、各2公演ずつの計6公演を実施。

初日の名古屋の昼公演では、アプガメンバーはあまりにも緊張していたため、お昼の弁当もほぼ喉に通らなかった、というエピソードも。翌週の京都は、2015年4月から約8ヶ月ぶりの単独ライブ。前回(4月)は、メンバーの体調不良などのアクシデントがあり、7人揃ってのステージを披露することが出来なかったが、今回のハイスパ京都公演では、7人全員が無事にステージに立つことができた。メンバーとしては、悔しい想いの京都であったが、見事にリベンジを果たすことができた。


今回のハイスパは、客席エリアにサブステージを作り、観客に近い位置でライブをする事が最大の特徴である。今年の東京公演も、会場中央にメンバー全員が収まるサブステージが設置され、メインステージとサブステージをメンバーが縦横無尽に駆け巡る。

そして、ハイスパの魅力をもう1つ上げるとすれば、コラボグッズである。
2014年のハイスパでは、スポーツ・ミックス・アパレルブランド「reversal.dogi.design.works(リバーサル・ドーギ・デザイン・ワークス)」とのコラボTシャツを販売。
2015年はコラボTシャツに加えて、「コシティー」(限定生産 1本3万円)を販売し話題を呼んだ。なおコシティーとは、ティーとは言ってもTシャツとはまったく関係なく、プロレス業界で使われる事の多いトレーニング器具(重量:5kg)である。




【当日の模様】
カウントダウン、「overture」から始まったライブは、まず「全力!Pump UP!!-ULTRA Mix-」、新曲「Shout!!!!!!!」を立て続けに披露。

そして、ハイスパ恒例の準備運動へ。3回目となった今年は今までのラジオ体操から、フィジカルトレーナー足立光氏によるトレーニングへと進化した。まずは柔軟からスタートし、最後はステップまでと、トレーニングジムで行うメニューをそのままライブに持ち込んでいた。


「ENJOY! ENJO(Y)!!」の伴奏では、メンバーがステージ上で思い思いに“遊んで”いた。
この“遊び”は、全国ツアー第四弾から行っている演出であるが、ハイスパの“遊び”はひと味違った。

関根梓さんは自撮り棒で撮影して周り、仙石みなみさんは卓球(夜はメガホン)で玉突き、森咲樹さんはメインステージをサイクリング…。途中で、メンバーよりも大きい巨大風船や、11月16日に発売された新井愛瞳さんの写真集も登場した。




準備運動を終え、遊びでリラックスしたメンバー。ここからがハイスパの本番と言えるだろう。

恒例の、古川小夏さんによる煽りでスタートする「UPPERROCK」のRemix、そして新曲「青春の涙」を交互に組み合わせ会場に始まりを告げる。

「イタダキを目指せ!」、「Runway」、「サンタクロース」や「Starry Night」など、冬ソング・聴かせる歌で歌唱力の高さもしっかりアピール。そして中盤の「全力!Pump UP!! WILD PARTY Mix」をターニングポイントに、盛り上がりにスイッチが入る。曲中、衣装チェンジしたメンバーによるダンスバトルが入る。そして、メンバーが羽織ったマントがブラックライトで(仮)に浮かび上がる演出も披露された。



「美女の野獣」、「サバイバルガールズ」などのアゲアゲ曲、大森靖子さん作成の楽曲「(仮)は返すぜ☆be your soul」も披露され、最後は「アッパーレー」「アッパーカット!」「ジャンパー!」「サバイバルガールズ」をMIXし爆走する。メイン、サブステージをメンバーが駆け回り煽り、最後は「アッパーレー」で締めた。


メンバーがステージを去って、間髪入れずに観客からアンコールが入る。すぐに戻ってきたメンバーは今まで披露した楽曲のサビを逆の順番に披露。ハイスパ恒例のリバースMix。まだライブは中盤なのだ。

「アッパーレー」から始まり、最初に披露した「全力!Pump UP!!」へと、まるで時間が戻っていくような錯覚。そして最後は再び「アッパーレー」で、歌詞の通り“灰になるまで騒ぎ”、メンバーとファンは2時間4分5秒のノンストップを駆け抜けた。





全曲終了後にようやく設けられたMCでは、2014年3月から開始している「全国都道府県ツアー」の最後である新潟公演、沖縄最終決戦の日程が公開され、沖縄はファンツアーも実施される。

2016年4月には、2014年11月発売となった「Beautiful Dreamer」から、1年半振りとなるシングルリリース。そして6月のZeppツアーが発表された。

昼公演の締めコメントを務めた関根さんは、マネージャーがおらず、(仮)Tシャツから始まった時を思い出し、今ではたくさんのスタッフに支えられている事、立派な衣装を着れている事、そして何よりも、アプガファミリーがこの7人を支えてくれているから歩み続けられる事を、涙ながらに感謝した。



そして、11月29日にアンジュルムを卒業したハロプロエッグ時代の同期、福田花音さんの、「アイドル戦国時代」に関するコメントに触れ、「アイドル戦国時代は終わったわけではない」と、改めて自分の置かれている状況を語った。


アンジュルム(当時のスマイレージ)がデビューした頃は、アイドル戦国時代到来と言われ始めた頃であった。ももいろクローバー(当時)などがデビューし、TOKYO IDOL FESTIVALなどのアイドルフェスが開催され始めるなど、大いに盛り上がり始めた頃である。

近年では 「ご当地アイドルブーム」が到来し、全国にアイドルグループが存在し、ひしめき合っている。そういう状況をアプガは対バンイベントやフェスの出演、全国ツアーを通じて、肌で感じ、まだアイドル戦国時代は終わったわけではない、と感じている。

ハロプロエッグの同期の中で、先にメジャーデビューしたアンジュルムの活躍をアプガは見て、悔しい思いをし、強い意思でここまで這い上がってきた。その強い気持ちを、関根は自分の言葉として、改めてまだまだアプガは目指すところがあると、強い意思を示してくれた。アプガが目標として掲げる日本武道館公演は、アプガにとって“ゴール”ではなく、“通過点”なのである、と。

名古屋、京都、東京を見事に走りきったアプガ。年末にはカウントダウンライブを控え、来年の予定も発表された。後は全力で走り抜けるだけだ。



ニコ生カメラにもきちんと挨拶するメンバー



【ライブ写真】















仙石みなみさん
足を怪我しているにも関わらず、「アッパーレー」恒例の、早口で歌いながらステージを走るパフォーマンスを魅せた。




森咲樹さん
会場のファンはもちろん、カメラマンやニコニコ生放送(夜公演)のカメラにも目線、ポーズを取るサービス精神。



佐保明梨さん
夜公演のラスト曲「アッパーレー」では、テンションが上がりすぎて暴走。関根さんが笑いを堪えられなかったシーンも。



関根梓さん
昼公演の締めコメントにて、涙ながらに感謝と意気込みを述べた。




新井愛瞳さん
ライブ中、最年少を感じさせないパフォーマンスを魅せた。涙で言葉が出ない関根さんに代わり、締めコメントも務めた。




古川小夏さん
東京のハイスパで、「一番ジャンプしたのでは?」と印象に残る程、会場を飛び跳ね盛り上げた。




佐藤綾乃さん
昼公演にて、腰を痛めながらも、それでもライブが楽しいと語った。終始会場を煽り続けた。




▼アップアップガールズ (仮)ニューシングル情報
2016年4月5日シングルリリース決定
収録曲未定

▼アップアップガールズ (仮)ライブ情報
<アップアップガールズ(仮)2015-2016 全国47都道府県ツアー 
RUN!アプガRUN!ダッシュ 最終追加公演>
新潟決戦 2016年2月28日 新潟LOTS 11:30/16:00
沖縄最終決戦 2016年3月13日 桜坂セントラル 18:00

<アップアップガールズ(仮)上々沖縄ツアー>
日程:2016年3月12日~14日 
問い合わせ先ビックホリデーツアーデスク03-3818-5488

<アップアップガールズ(仮)Zeppツアー2016>
2016年6月12日(日)Zepp Sapporo
2016年6月25日(土)Zepp Namba
2016年6月26日(日)Zepp Nagoya
2016年7月3日(日)Zepp DiverCity


▼カウントダウンライブ/年明けライブ情報
<アップアップガールズ(仮) CD/J 15 -16 カウントダウンジャンパー!>
2015年12月31日 名古屋ダイアモンドホール
1公演目 開場: 18:00 開演: 18:30
2公演目 開場: 22:00 開演: 22:30
チケット料金: 5000 円(別途ドリンク代)

<UMF ~アプガミュージックフェスティバル~>
2015年12月31日深夜(2016年1月1日未明)
名古屋ダイアモンドホール
開場・開演: 26:00
チケット料金: 4000 円(別途ドリンク代)
出演:アップアップガールズ(仮)、 michitomo 、PandaBoY 、and more
※LIV 有り、 DJ有り、トークの何でも公演になっております

<2016 新春 LIVE (仮称)>
2016年1月3日 umeda AKASO
1公演目 開場: 12:30 開演: 13:00
2公演目 開場: 16:30 開演: 17:00


▼アップアップガールズ(仮) | 公式サイト
http://www.upupgirlskakkokari.com/

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