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【ライブレポート】9月7日(土)にTOKYO DOME CITY HALLにて行われた国民的アニメソングカバーコンテスト”愛踊祭2019”ライブレポート

2019/09/19 に公開

皆さんこんにちは。
いつもlopilopiさんでライブレポートやインタビュー記事を書かせていただいております!森杏奈です。

今回は9月7日(土)にTOKYO DOME CITY HALLにて行われた国民的アニメソングカバーコンテスト”愛踊祭2019”の決勝大会を取材してきました!



今年の司会はなんとヒャダインさん、ももいろクローバーZの佐々木彩夏さん!

-各エリア代表アイドル-

まばたき(北海道エリア)・MPF☆B (東北エリア)・きゅい〜ん’ズ(関東甲信越Aエリア)・キミノマワリ。(関東甲信越Bエリア)・Si☆4(関東甲信越Cエリア)・ハニートラップ(東海エリア)・mofmof (西日本Aエリア)・神薙ラビッツ (西日本Bエリア)・神風センセーション (九州エリア)・OBP (沖縄エリア)・ホシ☆グミ (敗者復活枠)

では、ここからはレポートと共に筆者が実際にパフォーマンスをみて感じた事、思った事を現場の熱量が伝わるようグループ毎に書かせていただきます!



会場が暗くなると昨年の愛踊祭の映像が流れました。
筆者は昨年も取材で来ていたので何だか1年早いなと同時に一気にドキドキとワクワクがこみ上げて来ました。




まずは昨年の愛踊祭優勝者、テーマパークガールによるパフォーマンスからスタート。1曲目は昨年の愛踊祭の課題曲「ムーンライト伝説」、ラストは8月21日に発売されたメジャーデビューシングル「365日のヒロイン」を披露してくれました。流石優勝者、キレキレのパフォーマンスとフレッシュな歌声で緊張に包まれた会場をあたためてくれました。



お次は、アンバサダーの佐々木彩夏さんによる今年の課題曲「君が好きだと叫びたい」のパフォーマンス。
ピンクのサイリウムに包まれ、まるで”あーりんのソロコンサートのようだった!”とヒャダインさんもおっしゃっていました(笑)



続いてi☆Risさんによる、こちらも今年の課題曲「ドラえもんのうた」を披露してくれました。ドラえもんの世界観が伝わってくる流石のパフォーマンスでした。

そして、さわやか五郎さんによる決勝進出の11組の紹介。
各グループ、一言ずつ意気込みを述べ、ステージに上がっていく姿は緊張と強い気持ちを感じられました。



神薙ラビッツの綺音さんによる宣誓を行い、いよいよ愛踊祭が開幕。





最初のパフォーマンスは沖縄エリア代表OBP。
曲がかかる前から振り付けが始まっていたり、身長の低い2人を上手く使ったパフォーマンスがよく考えられているな、と思いました。身長の差が大きいとバランスが悪く見えてしまうところを上手くカバーしていました。オリジナル曲はエモーショナルな楽曲で心に響き、ライブでかなり盛り上がる楽曲だろうな、と思いました。





昨年の悔しい想いを胸に決勝まできた九州エリア代表、神風センセーション。
キレキレのダンスなのにブレない歌声と綺麗なハモリが印象的。そして小芝居も入り、普通のパフォーマンスで終わらせないのが神風センセーションだなと昨年の愛踊祭を思い出させてくれました。他のアイドルさんには真似ができない唯一無二の存在なのではないかと筆者は思います。





赤と白の衣装でシンクロ率バッチリな西日本Aエリア代表、双子姉妹のmofmof。
双子ならではの心地良い優しい歌声。表情も豊かでした。自己紹介では双子あるあるを披露し、会場をほっこりさせてくれました。
オリジナル曲ではアカペラからスタート。会場のお客さんも息を呑むような、不思議な時間が流れました。また、ダンスをしながらも手話でパフォーマンスをし、アンバサダーの佐々木彩夏さんもとても感心していました。





西日本Bエリア代表、神薙ラビッツ。
マイクを持つメンバー、持たないメンバー2人ずつ分かれているパフォーマンスでした。衣装が踊るとヒラッと膨らみシルエットが綺麗でした。
オリジナル曲の始まりは音に合わせて演技をするような難しいパフォーマンスでしたが、完璧に音に合っていて見入ってしまいました。楽曲も今までにみたことのないようなジャンルでした。曲中のダンスシーンは是非ライブでみて欲しいなと思います!





黄色の衣装で笑顔いっぱいの東海エリア代表、ハニートラップ。
パワフルなパフォーマンスが印象的。メンバーの堀井みゆさんがアクロバティックが出来て、それを中心にパフォーマンスを構成しているのではないでしょうか。メガホンでの「好きだー!!」はフレッシュさがたっぷり。
オリジナル曲はとても勉強になる楽曲で小さな子から大人まで楽しめる楽曲でした。筆者も帰ったら調べてみようと思いました(笑)
最後に10秒で決勝の想いを伝えますと言い、各々が体を激しく動かし、会場は笑いに包まれました。





3年目の挑戦で初めての決勝進出。関東甲信越Aエリア代表、きゅい〜ん’ズ。
関東代表という事もあるのか、ファンの方の応援、声援が特に熱く感じられました。
全体的にフリが揃っていてとても綺麗で元気いっぱいでした。ダンスの止める所、流す所がしっかりしていて、緊張をしているとは思えないハキハキしたパフォーマンスでした。どの楽曲のフォーメーションも縦横とても綺麗にまとまっており、かなりの練習量が伺えました。





敗者復活から勝ち上がって来た、ホシ☆グミ
可愛いフリフリの衣装で笑顔溢れる、みているこちらも自然と頬が緩くなってしまうパフォーマンスでした。
回転した時にスカートがふわっとなり、中の白い衣装が見えるのがホシ☆グミの可愛さを表しているようでとても可愛らしかったです。
オリジナル曲では、今までの雰囲気とは真逆なロックテイストの楽曲で激しく、驚きました。色々な面を持っているグループでこれからが楽しみですね。





結成1周年目で決勝進出の、関東甲信越Bエリア代表、キミノマワリ。
構成がよく出来ていてみている人を飽きさせないパフォーマンスでした。衣装が同じでグループ人数も多いのに個性が溢れていて、いい意味で不思議な魅力がありました。
オリジナル曲ではファンの方も一緒に振り付けを真似し、一丸となっていました。歌詞の「ひまわり」の部分がとても綺麗で、また聴きたいなと思わせてくれました。
最後はドラえもんの声マネの挨拶でステージを後にしました。





中学生アイドル新ユニットの関東甲信越Cエリア代表、Si☆4。
終始元気いっぱいのパフォーマンスで、ダンスの強弱を上手に使っていました。表情豊か、力強い歌声、そしてグループの仲の良さも見え、とても楽しめました。
オリジナル曲では低めの音程の所も歌いきり最後まで手を緩める事なくフレッシュでパワフルなパフォーマンスでした。
トークでの「ビルを建てたい!」と言う不思議な可愛らしい、若さ溢れる発言が印象的でした。





東北エリア代表、MPF☆B 。
ヴィーカルが1人でかなり激しい振り付けの中、パワーが伝わる歌と、Miinaさんの高身長を生かしたダイナミックなパフォーマンスはついつい目がいってしまいました。れいれいさんはしなやかな動きがとても綺麗でした。
普段4人組のグループなのですが、体調不良で3人でのパフォーマンスという事で、急遽ではあったと思いますが、そう感じさせない、しっかりとしたパフォーマンスで審査員も感心してしまいました。





昨年の愛踊祭でオーディエンス賞を受賞した、北海道エリア代表、まばたき。
2人の雰囲気にぴったりな白い衣装で登場。新衣装だそうです。昨年に続き、声の透明感が素晴らしく、聴き入ってしまいました。
他のグループではなかったハモリの箇所があり、歌唱力のある2人だからこそ出来るパフォーマンスだと思いました。肺活量がしっかりとあり、皆が息切れする所でもしっかり声が出ていました。
MCでは北海道トークで初々しさを見せてくれました。

全組のパフォーマンスが終了し、集計の間に、i☆Risさんと佐々木彩夏さんによるスペシャルライブが行われました。

i☆Risさんは声優さんなだけあり、声の深さ、そして時々挟まれる、台詞がホンモノだ…!と感動してしまいました。7年目という安定感の中にもある可愛らしさと個性は一度みたらもう忘れられませんね!



佐々木彩夏さんのライブは初めてみさせて頂いたのですが、可愛さとセクシーさ、MCの面白さ…挙げていくとキリがないですが、ファンの方はもちろん、アイドルさんからも尊敬されるのがよく分かりました。可愛い曲からカッコイイ曲、セクシーな曲まで様々な楽曲を歌い上げ、会場を盛り上げてくれました!



集計結果も出て、さわやか五郎さんによる11組の呼び込みがあり、いよいよ結果発表です。
筆者も緊張で胸がいっぱいです。。アイドルの皆がそれぞれ色々な気持ちを持ってここまで来ているのがパフォーマンスで伝わって来たからです。

まずは特別賞の受賞。

fanicon賞は、最も多くのいいね!を獲得した、きゅい〜ん’ズ。副賞は全国のJOYSOUNDでCMが放映されるとの事で益々きゅい〜ん’ズが広まっていきますね!





推しが武道館いってくれたら死ぬ特別賞は、神薙ラビッツ。副賞は漫画に出られるとの事で、漫画になるのがとても楽しみですね。漫画は是非購入しましょう!





ベストオーディエンス賞は、昨年に続き、まばたき。2年連続の受賞は素晴らしいですね。





審査員特別賞は、mofmof。これからのmofmofが楽しみです!





そしていよいよ優勝者の発表です。





参加総数200組以上のトップに輝いたのは…まばたき!!!




呼ばれた瞬間は、手で顔を押さえ涙を流していました。筆者にはどこか安心した表情にも見えました。以下おふたりの喜びのコメントです。

水無瀬叶和 「優勝できたのは隣で支えてくれた相方の林檎のおかげです。」

湊林檎 「ピリピリした時もあったけどいつも支えてくれた家族、友達そして叶和のお陰です。ありがとうございます!」







そして、ユニバーサルミュージック合同会社内のレーベル・Virgin Musicからメジャーデビューに向けた育成希望の声がかかるサプライズも!これはトリプル受賞ですね!

ご家族の方がたまたま筆者の近くにいらっしゃり、優勝が決まった瞬間に涙していたのが窺えました。家族、友達、そして周りの人たちもこの戦いに全力で挑んでいたんだな、と思うと筆者も思わずウルっとしてしまいました。

そして更に、会場に来ていたレコード会社・事務所から今後の活動に向けて話し合いの希望の申し出があったのはmofmofと神薙ラビッツでした!



こうしてスターへの道がどんどんと切り開かれていくのですね。

最後に、終演後の囲み取材の様子をお届けします!



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―決勝大会をご覧になった感想は?

ヒャダイン:全体的にレベルが高い大会で、年々レベルが上がっていると感じていて、今年も最高潮だと思いました。踊り、歌ができるのは当然、そこ+α何をするのかということに皆さん考えが及んでいて、同じ曲をカバーするので差は歴然となるのですが、その差も実力の差ではなく色付けの差になっていてすごく面白い大会になったと思います。

佐々木彩夏:すごく楽しかったです!アイドル同士の戦いとなると、バチバチしてそうだとか思うんですけど、やっぱり勝ってやろうっていうよりも最高のパフォーマンスを出し切ろうって切磋琢磨していく姿というのはすごく刺激的で、すごく面白かったです!

―優勝アイドルのパフォーマンスはいかがでしたか?

ヒャダイン:非の付け所がない圧倒的なパフォーマンスだったと思います。まばたきのお2人は去年も出てくれて、去年出てきたときも衝撃的で、やっぱりこのヴィジュアル、この歌声、この若さ。そしてこの全く物を知らない北海道の道産子。(笑)
このギャップでオーディエンス賞も受賞したんですが、今回も同じくしてお客さんの心を掴み、途中のMCでどんどんお客さんがまばたきの虜になっていっているのが、本当に手に取るように分かるようなパフォーマンスで、ものすごく切磋琢磨し、技を磨いてきたんだなと1年の努力を感じました。

佐々木彩夏:初めてパフォーマンスを見させていただいて、第一印象がピュアな感じだったので、それを裏切られるような素敵な歌声とダンスに圧倒されました。今日の衣装のように真っ白な2人がこれからどんな大人になっていくのか楽しみです。見たいなぁって思えるアイドルでした!

―愛踊祭の魅力は?

ヒャダイン:ご当地のアイドルをエリアで区切って予選を行うので、全く知ることができなかったり、愛踊祭用に作ったユニットであったり、色んなアイドルの姿を見ることができたのと、愛踊祭に向かって頑張るぞというモチベーションにもなって、ちょっとした甲子園のような熱さや涙を感じることができるような面白いイベントだと思いました。

佐々木彩夏:今色々なテーマのアイドルがいるんですけど、どのチームも皆さんに笑顔を届けたいだとか、見てくださるファンの皆さんのため、メンバーのためだとか、やっぱり向かっている方向は全部一緒なのがすごく感じられて、「こういうところがアイドルのいいところなんだよな!」と感じることができるイベントだったと思います。

―それでは優勝を勝ち取ったまばたきのお2人にお伺いしたいと思います。まずは自己紹介からお願いします!

まばたきの2人:林檎です!叶和です!まばたきです!

―本日決勝大会に参加してみていかがでしたか?

湊林檎:去年も出させていただき、決勝まで選んでいただいてすごい自信を持ってやったけど優勝できなくて、周りの方々のレベルの高さに自分たちが達していないことに気づいて。
それからまた、この1年間頑張ってきたので、その私たちの頑張りを出せたのかな、と思えるような大会だったと思います。

―優勝した時の感想をお願いします。

水無瀬叶和:優勝して自分たちのユニット名のまばたきが呼ばれて本当にうれしくて、最初は夢かと思うくらいで。さっき林檎が言ったように2人で練習してきた甲斐があったなと思いました。メジャーデビューの育成が決まって、世界一の幸せ者だと思いました!

―喧嘩などはしましたか?

湊林檎:2度目なので今年は絶対に優勝したいという思いが2人ともあって、自分たちが目指している方向がもともと違っていたので、一方的に意見やアドバイスを強く言い合うことはありました…

佐々木彩夏:喧嘩とかじゃなくて、メンバーだからこそお互いに注意しあったりできる特別な存在だよね!

ヒャダイン:いいなぁ、俺メンバーとかいないからそういう気持ちわからない。(泣)

―圧巻の決勝大会だったということですが、改めてどんなステージでしたか?

湊林檎:北海道らしさ、フレッシュさを目指していたので、ダンスを大きくステージの上で魅せられるように練習して、個人的には今日、それが出来たと思います。

佐々木彩夏:牧場が見えたよね!後ろにね!

ヒャダイン:うんうん。牛のにおいがしてきた~(笑)

水無瀬叶和:私は去年よりも緊張してしまって、ステージに上がった瞬間も涙が出そうになるくらいだったんですけど、本当に遊んでいるくらい楽しくパフォーマンスが出来て、初めましてのお客さんもたくさんいる中で盛り上がっていただけたのが本当にうれしくて、遊園地のようなステージでした。

ヒャダイン:3曲目が始まる前に林檎ちゃんに叶和ちゃんがアイコンタクトをして「大丈夫」って囁いているのを見て、そのピュアさにおじさん消えてなくなりたいと思いました(笑) 何かそういう気持ちはあったの?

水無瀬叶和:優勝したいという気持ちがあって、まずは落ち着いてパフォーマンスをしようって思って「大丈夫だよ」って言いました。

―ヒャダインさんが思う「まばたき」の去年と比べてここが1番だったというところは?

ヒャダイン:去年に比べて必死さが伝わってきました。去年はのんびりしていたイメージだったのですが、今年は「獲ったるぞ!」っていう気持ちがすごく強くて、それが歌の力強さにもなっていたので、そういったメンタルの強さをすごく感じましたね。

―佐々木さんが思う1番光っていたところはどこだと思いますか?

佐々木彩夏:私は「君が好きだと叫びたい」の曲調が激しくなるところで急に踊りだしてびっくりして、「こんなに踊れるんだ!」とかっこよく思いましたし、たくさんの個性的なアイドルの中で正統派の2人が優勝を勝ち取るというのはすごくパワーがあるんだなと思います。

―この優勝の喜びを今誰に伝えたいですか?

湊林檎:応援している家族に伝えたいです。会場に来ていたんですけど、まだ喜びを伝えられていないので。

水無瀬叶和:私は学校の友達に伝えたいです。決勝大会前に多くの友達から応援メッセージをもらったので、「優勝してきたよ。」って伝えたいなと思います!

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毎年、アイドルさんの一生懸命さ、嬉しさ、悔しさ、色々な感情、表情がみる事が出来るのはヒャダインさんも囲み取材でおっしゃていましたが、まるで甲子園のようです。決してここがゴールだと思わず、新たなスタート地点だと思って、これからも頑張る姿を見せて欲しいですね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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