2016/12/28 に公開
2016年12月18日(日)、AKIBAカルチャーズ劇場にて、アップアップガールズ(仮)(通称:アプガ)のクリスマス公演が行われた。
今年のクリスマス公演は、12月18日(日)の定期公演と23日(金・祝)の単独ライブと2本立てとなっており、今回は18日の定期公演の模様をレポート。
この回のクリスマス公演は3公演それぞれテーマが分かれていた。
・1公演目・・・カバークリスマス公演
・2公演目・・・喋くりスマス
・3公演目・・・ホワイトクリスマス公演
1公演目は、公演名のとおり先輩の楽曲や他グループの楽曲をカバーするという特別な公演。過去にはハロー!プロジェクトの先輩曲のカバー公演となる、"リスペクト公演"が企画されていたが、今回は先輩曲に限らず、他グループの楽曲、クリスマス定番曲と凝った内容だった。
また、歌うメンバーも曲によって7人全員の場合や2人、3人など様々で、いつものアプガとはひと味違っていた。
オープニングでアプガのクリスマスソングである『サンタクロース』とハロプロの先輩曲『白いTOKYO』(※オリジナルはZYX)を披露。メンバーカラーのサンタ衣装に包まれての挨拶では、古川小夏さんが「綺麗な7色だから”こびと”感強いよね~」と感想を言い、すかさず関根梓さんが「(公演)タイトル変えなきゃね。7人のこびとのところへようこそ~」と張りきって宣言し、メンバーがすかさず突っ込む展開に笑いが起こった。
引き続き佐藤綾乃さんより「クリスマスと言うことで、恋の歌やクリスマスソングや全体的に”ハートの付いている”曲」という今回の公演テーマの紹介が行われた。
ひととおり盛り上がったところで、次は選抜メンバーによるパフォーマンスがスタート。
アプガと同じレーベルメイト、アイドルネッサンスの『恋する感覚』を披露(※オリジナルはBase Ball Bear)。続いて『Darling』(※オリジナルは西野カナ)を、仙石みなみさん、古川さん、佐藤さんの3人で披露してくれた。
次に古川さん、関根さん、新井愛瞳さんの3人で『赤いフリージア』(※オリジナルはメロン記念日)、アプガメンバー全員で『恋をしちゃいました!』(※オリジナルはタンポポ)、『会いたいロンリークリスマス』(※オリジナルは℃-ute)と、ハロプロの先輩曲をカバーして、今までとはひと味違うカバー公演の空気に包んだ。
再び7人全員による楽曲の振り返りでは、森咲樹さんがメチャクチャ歌いたかった1曲ということで選曲した『恋する感覚』について紹介。
森さんは過去にアイドルネッサンスと一緒に『17歳』を披露した経験があり、再びアイドルネッサンスのメンバーと歌う日のために今回のカバー公演で披露したと説明があった。
続いて『Darling』では、古川さんの「歌いたい」という強い意思で決まったエピソードが語られた。古川さんより「最後3人で目を合わせようねと言ったのに、結果、仙石さんは目を合わせてくれなかった・・・」と感想を述べ、仙石さんは「(目を合わせることを)忘れちゃった・・・」と照れながら言い訳していた。
会場の反応も上々な状態でカバー公演も後半戦へ。
冬ソングの定番曲でもある『White Love』(※オリジナルはSPEED)を披露。
この曲は仙石さんと佐藤さんの2人によるパフォーマンスとなり、曲紹介では佐藤さんより「今日リハーサルをしてて、みーこ(仙石)が隣にいるの新鮮だーと思った」と感想を語った。
次に森さん、佐保明梨さん、関根さんの3人で『クリスマスソング』(※オリジナルはback number)を披露。振り返りで関根さんは「この曲初タッチで、(ファンの方で)今日初めて聴いた人と同じくらい、新鮮な気持ちで歌わせてもらった」と感想を語った。
会場に集まったファンもこの『クリスマスソング』を知っている人は少なく、すかさず新井さんが「群馬のアーティストだぞー!それは知っておいてよねー!」と突っ込んで会場はドッと笑いに包まれた。※新井さんは群馬出身
『恋人がサンタクロース』は、佐保さんが「ママに教えてもらった」と語り、森さんが「アプガのみんなで曲を決めているときに、年上が知ってても年下が知らないとか、ジェネレーションギャップがこの(アプガの)中だけでもあるんですよ」と、アプガ内でも楽曲に対する知識や思い出が違うことが語られた。
終始笑いに包まれながら、最後もハロプロの先輩曲の『ぴったりしたいX'mas』(※オリジナル曲はプッチモニ)が披露され、クリスマスモードに包まれたカバー公演は幕を閉じた。
2公演目は、毎週金曜日にラジオ日本にて放送されている"60TRY部"の公開収録(12月23日放送分)が行われた。
12月16日(金)の放送で、お笑いコンビ・マシンガンズの2人が日曜日はスケジュールが空いていることをアシスタントMCとして出演していた古川さんに伝えたことで、急遽公開収録の運びとなった。この公演では、火曜日レギュラーでもあるチャオ ベッラ チンクエッティ(通称:チャオベラ)の岡田ロビン翔子さんを交え行われた。
3公演目は、ホワイトクリスマス公演ということで、アプガに加え、2公演目でもお世話になったマシンガンズの二人とチャオベラ ロピンさんの3人もステージに登場した。
このイベントでは、会場に集まったファンに向けてクリスマスプレゼント企画があり、チケットの半券に印字された入場番号が当選番号となり、アプガメンバー7人とチャオベラ ロビンさんを含む計8名がそれぞれセレクトしたクリスマスプレゼントを手にすることが出来た。
次に、マシンガンズがレフェリーとなり、仙石さん、古川さん、森さん、ロビンさんによる“お姉さんチーム”と、佐藤さん、佐保さん、関根さん、新井さんの“若者チーム”に分かれて"叩いて被ってジャンケンボン大会"が行われた。
最初の3勝は若者チームが先制。お姉さんチームが負けになるところで、急遽、ロビンさんと佐保さんの対決が決まり、この対決に負けた方が罰ゲームとして、蟻のタマゴを食べることとなった。結果は、ロビンさんの勝利。
若者チーム4人となぜか森さんを加えた5人が罰ゲームの蟻のタマゴを食べることとなった。
5人同時にスプーンに盛られたタマゴを口にしたが、しばらくしてメンバーの表情が一変。お見せできない表情をして、いかに口に合わないかを教えてくれた。
ひととおり罰ゲームを終えたところで、アプガの歌によるパフォーマンスの披露となった。
今回の公演では、3公演とも"サンタクロース"を披露してくれ、1公演目ではサンタ衣装、2公演目ではそれぞれ自信のある可愛い私服衣装、3公演目は白の(仮)Tシャツと白の私服パンツまたはスカートということで、あまりお目にかかれない衣装でメンバーの可愛い一面を見ることができた。
11月の新井さんの生誕公演から約1か月が経ったが、この1か月の間に対バンイベントも数えるほどで、メンバーもファンもライブに飢えていたのは間違いない。がっつりとしたライブ中心の定期公演ではなかったが、アプガメンバーの面白い一面や、ラジオの公開収録など滅多に味わうことの出来ない体験が出来たことはとても貴重であったと感じている。
<セットリスト>
▼1公演目
01.サンタクロース
02.白いTOKYO
03.恋する感覚
04.Darling
05.赤いフリージア
06.恋をしちゃいました!
07.会いたいロンリークリスマス
08.White Love
09.クリスマスソング
10.恋人がサンタクロース
11.ぴったりしたいX'mas!
03・・・森さん、佐保さん、新井さん
04・・・仙石さん、古川さん、佐藤さん
05・・・古川さん、関根さん、新井さん
08・・・仙石さん、佐藤さん
09・・・森さん、佐保さん、関根さん
他は7人によるパフォーマンス
▼2公演目
・60TRY部の公開収録
01.サンタクロース
▼3公演目
・プレゼント大会
・叩いて被ってじゃんけんぽんコーナー
01.サンタクロース
02.虹色モザイク
03.チョッパー☆チョッパー
04.お願い魅惑のターゲット
【ライブ写真】
<今後の主な予定>
●12月31日(土)
・アップアップガールズ(仮) CD/J 16-17 カウントダウンジャンパー!
①18:30 START/②22:30 START
・UMF~アプガミュージックフェスティバル~
1:30 OPEN/2:00 START
【会場】 名古屋ダイアモンドホール
●2017年1月7日(土)
・定期公演114回~新春公演~ 12:30 OPEN/13:00 START
・定期公演115回~佐藤綾乃生誕スペシャル~ 15:30 OPEN/16:00 START
・定期公演116回~関根梓成人式スペシャル~ 18:30 OPEN/19:00 START
【会場】 AKIBAカルチャーズ劇場
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