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【詳細レポート】アプガ「陸の孤島 秘境決戦」で大暴れ。

2016/09/24 に公開

2016年9月22日、7月のZeepライブツアー千秋楽で発表のあった、『アップアップガールズ(仮) Road to 武道館 陸の孤島 秘境決戦』に日帰りツアーで参加してきました。

<『アップアップガールズ(仮) Road to 武道館 陸の孤島 秘境決戦』とは?>
船でしか行けない陸の孤島で、アップアップガールズ(仮)(通称:アプガ)メンバーが設営したステージでライブをするという企画。立地や移動の問題から観客も人数を限定、そして“開催地が事前に知らされていない”という、現代では珍しいシークレットなイベントだ。

このイベントは、今年11月8日に行われる初の日本武道館公演に向けて、タワーレコードの嶺脇社長より通達された、アプガに対する”試練”である。陸路では行くことのできない場所で、アプガメンバーはライブの前日に秘境に乗り込み、自らステージを設営し、ライブ演出を考え、観客を出迎える。


台風16号からの温帯低気圧による影響で、都内出発予定時刻となる午前7時半時点ではどしゃぶりの雨であった。秘境に向かう途中には雨も止んできて、渡船場に着いたときには雨も止み曇り空となっていた。

都内と、静岡県三島から合流した100人のファンは、約30人乗りの船に乗船し目的地へ移動。到着した秘境ではアプガメンバーが出迎えてくれた。

渡船場


陸の孤島到着


秘境についてまず広がった光景は、巨大な横断幕が掲げられたステージであった。今回のライブ会場(?)は一段高くなった芝生をステージにして、ステージの周りにアプガメンバーが前日までに準備した装飾が広がっていた。

ハートのバルーンにメッセージを書いていたり、背後のデッキに大きく掲げられたアプガの横断幕、上部にはCDで敷き詰められた”特製ミラーボール”、さらにメンバーカラーの仮Tシャツとメンバータオル。実に華やかである。





アプガメンバーのお出迎え後、最初のイベントとして今回参加したファンとアプガメンバー全員の8ショット会がスタート。

メンバーお出迎え


8ショットを取り終えたファンは、メンバーが事前に準備してくれたカレーが昼食として振る舞われた。
カレーは、古川小夏さん、佐保明梨さん、関根梓さんによるチーム6月組(誕生日が6月)と、それ以外(仙石みなみさん、森咲樹さん、佐藤綾乃さん、新井愛瞳さん)の2チームに分かれており、「チーズミルフィーユカレー」と「やさゴロかれー」の2種類が準備された。

8ショットを終えたファンは、それぞれ推しが作ったカレーを一口食べようと足早にカレーの元へ駆け寄り、推しのカレーに舌鼓を打っていた。アプガメンバーも自分が作ったカレーの元に掛け寄り、カレーの宣伝をしたり、作ったカレーを頬張ったりしていた。
なお、「チーズミルフィーユカレー」が一足先に完食となっていた。

チーズミルフィーユカレー



やさゴロかれー







このカレーについては、料理器具を設置しているテントが前日夜からの大雨で倒れてしまうハプニングがあったが、カレーだけ奇跡的に難を逃れたエピソードがスタッフより告げられた。食べ物についてもやっぱり”持っていた”。


そして、待ちに待ったライブがスタート。新井さんが大きな声で「陸の孤島決戦楽しんでいきましょう!」と集まったファンを煽った。
『サバイバルガールズ』『イチバンガールズ!』の2曲を披露し終えた後の最初のMCでは、「陸の孤島決戦」に関する紹介が行われた。

ライブスタート


まず、今回のイベント用に衣装を自作していた事が語られた。白のTシャツにメンバーカラーの7色のペイントを施し、背中にはメンバーの名前が書かれた特製Tシャツ(名前は森さんが全員分を記入)と、メンバーTシャツと同じペイントが施されたリストバンドを紹介。このリストバンドは今回のツアー参加者に配られている。

配られたリストバンド


続いて佐保さんからは、「この場所来たら、ヤバいなぁ」と思ってもらうため、会場入口付近に“ガイコツの装飾”を施している説明があり参加者を驚かせていた。
また、”撮影スポット”という事で、マネージャーさんそっくりなバルーンアートにスタッフTシャツで飾ったブランコなど、メンバーのこだわりが随所にちりばめられていた。





古川さんからは、「どんだけ声出しても怒られないから、誰も怒られないから思いきり声を出して盛り上がって欲しいと思います!!」と呼びかけると、関根さんも「叫べー!」と煽り、佐藤さんは「孤島でしか出来ない事を沢山詰め込んだので、野生の鹿とかリスとかを呼んじゃうくらい楽しんで欲しい」と、プライベートな空間ならではの盛り上がりを集まったファンに呼びかけ、次の曲『!!!!!!!!(読み:バンバンバン)』に続いた。

『!!!!!!!!』では、イントロ部分の佐保さんの歌い出しが終わった直後にメンバー全員がステージ前面に並び、しゃがみ込んだ。そこには噴射型の花火が並べられていた。
最前列で観覧しているファンがざわざわしている中、花火が噴射。白い煙と火花がステージ一面を包み込む中、佐保さんの「行くよーーー!」という掛け声で、曲はスタート。メンバーが花火を点火して演出を作り上げていくというものも、制約のない屋外だからこそ出来る演出であり、参加者も大いに盛り上がり、メンバーも自由にライブを楽しんでいた。





『End of The Season』では、仙石さん、佐藤さん、関根さんがステージ後方にある高い舞台に移動。ステージから客席エリアの先に見える海を眺めながら「キレイだなぁ~」と良いながらパフォーマンスをし、MCでも佐藤さんが「眺め最高!」と感想を言うなど、参加者以上にメンバーも楽しんでいた。







『アップアップタイフーン』では、ステージに忍ばせていた水鉄砲を参加者に向けて放ち、『お願い魅惑のターゲット』では、佐保さんが突然駆け出し、ステージ後方にあるテントが設置されたエリアまで移動するパフォーマンスで驚かせ、『サマービーム!』では、シャボン玉を飛ばし、水鉄砲を放ち、ここでしか出来ないライブを魅せてくれた。





ステージを飛び出す佐保さん


舞台に上がる森さん


シャボン玉を飛ばすメンバー





『君だけの仮説』の前には、今回の陸の孤島を振り返る話しが。

森さんが「最初は、陸の孤島なんて無謀でしょ。アスリート系といえども女の子だから、ステージを組み立てるとかサバイバル生活は大丈夫かな?って思っていたけど、これまで富士山に登ったり、自衛隊だったり、ホノルル駅伝走ったりとか『無理じゃない?』って思う事もアプガは積極的にチャレンジしてきて、今回の陸の孤島も、みんなと『楽しかったね』という思い出になるので、チャレンジしていきたい。11月に待っている日本武道館も最初は『大丈夫かなぁ?』という不安もあったけど、成功のかたちは色んなかたちがあると思うし、私達が陸の孤島を作り上げたみたいにみんなで日本武道館を作り上げて大成功させたいと思うので、日本武道館までの日々も含めて、応援よろしくお願いいたします。」と今回の感想を語った。

ライブ終了直後の取材では今回のライブを振り返り、佐保さんが突然ステージを飛び出したことについて「開放的になって野生の心が目覚めて気付いたら上にいた。ライブってどこでやっても楽しいんだなって実感しました。色んなところでライブをやってきたけど、アプガファミリーのみなさんがいて、私達の歌で盛り上がるっていうのは、場所とか関係なく、みなさんがいれば作れるんだなと思いました」と答えた。

ライブ時間中、天気が持ちこたえた事に対して、新井さんは「昼間準備してたら雨が降ってきて、雲も多くなってきたけど、過ごしやすい気温でライブが出来たので良かった」と答えた。また仙石さんも、「アプガって野外運があって。富士山みたいな大事な決戦のときも天気が良くて、日比谷野音の時も本番の時だけ雨が止んだので、今回も台風が来ているけどアプガなら大丈夫かなぁと思いました」と答え、佐保さんも「(雨が降らないという)自信がありました」と答えた。

演出の振り返りについては、佐保さんから「孤島が決まった時から花火をやりたくて、『!!!!!!!!(読み:バンバンバン)』に併せて、”バンバンバン”とやりたかったので嬉しかった」とコメントが。
そして佐藤さんは、「孤島ライブをしてすごく安心しました。これが出来るなら武道館も問題なく出来ると思います」と答え、11月8日に控える日本武道館に向けての想いを述べてくれた。

最後に、また僻地でライブをやりたいか?という問いに対しては「宇宙か海底でやりたい!」と回答し、海底ライブについて関根さんは「私達はダイビングでライブして、アプガファミリーは潜水艦で観てもらう」と破天荒な答えが返ってきた。

イベントも終わり、日帰り参加者は帰りのバスに乗るため渡船場に向かうと、メンバーがお見送りしてくれた。約4時間という短い時間であったが、とても内容の濃い特別な時間を味わうことが出来ました。





[セットリスト]
M-01.サバイバルガールズ
M-02.イチバンガールズ!
--MC
M-03.!!!!!!!!(読み:バンバンバン)
M-04.夕立ち!スルーザ・レインボー
M-05.このメロディを君と
M-06.キラキラミライ
M-07.End Of The Season
--MC
M-08.アップアップタイフーン
M-09.ジャンパー
M-10.アッパーレー
M-11.お願い魅惑のターゲット
M-12.サマービーム!
--MC
M-13.君という仮説




















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