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アップアップガールズ(仮) Road to 武道館 そろそろソロで歌いたい【2.吉祥寺決戦レポート】

2016/09/20 に公開

アップアップガールズ(仮)(通称:アプガ)が11月8日に行う、アプガ初の日本武道館公演のソロコーナーを賭け、メンバー間で争う企画「アップアップガールズ(仮) Road to 武道館 そろそろソロで歌いたい」。

前回は予選である「横浜決戦」をレポート。見事、森咲樹さんが決勝へ進めた。今回は、もう一つの予選である吉祥寺決戦の模様をレポートする。

▼前回の模様はこちら
アップアップガールズ(仮) Road to 武道館 そろそろソロで歌いたい【1.横浜決戦レポート】


予選2日目「吉祥寺戦」は2016年9月16日、東京都・吉祥寺CLUB SEATAで行われた。

ここでは、仙石みなみさん、佐藤綾乃さん、佐保明梨さん、新井愛瞳さんの4人が翌17日の決勝戦に向けた熱い火花を繰り広げた。
横浜決戦同様、各自持ち時間30分でパフォーマンスを披露してくれた。

吉祥寺決戦トップは、新井さん。
冒頭、新井さん扮する「あらいぐんまちゃん。」が登場し、ゆるキャラグランプリの投票を呼びかけるパフォーマンスを披露。

ここでは、新井さんのTwitterのフォロワー数に対してRT(リツイート)数が少ないため、「もっとイイネとRTをして」と呼びかけながら、懇切丁寧にスマホを操作しながら投票の仕方を説明してくれた。

新井さんがソロで披露する曲は2曲。うち1曲は、10月にリリースされるシングルに収録される『YOLO』。2曲目は『You're the best』で、新井さんが特別なステージでは必ず披露する曲である。2曲とも、新井さんの力強い声で緊張を吹き飛ばすパフォーマンスを見せてくれた。

『You're the best』では、2番のサビのコールを会場に集まったファン全員で行いたいという提案が新井さんからあり、緊張の中でもライブを楽しむ新井さんの姿は、あまりライブでは見る事のない貴重な光景であった。
新井さんは「アプガに武道館は早いと思っているけど、今武道館に立たないといつ立てるのか分からないし、悔いのない武道館にしたい」と熱い想いを集まったファンにアピール。
武道館に向けての思いを新井さんなりの言葉でしっかりと伝えてくれた。





2番手に登場したのは、佐藤さん。
ガチガチに緊張して動きもぎこちない感じであったが、佐藤さんが初めて作詞した『YOLO』を披露。続いて、ステージ上にエレキギターが運び込まれ、会場がざわついた。Zeepツアーでチャレンジした『このメロディを君と』を、佐藤さん一人でチャレンジしてくれた。(Zeepツアーでは、佐藤さんがギターでメンバーが歌うというものであった)

ガチガチに緊張したものの、歌いきった佐藤さんは続けて『Rainbow』を披露。
この『Rainbow』は以前、生誕公演にて関根さんをボーカルに佐藤さんがギターで披露してくれたが、「以前のギターはヒドかったので汚名返上」と言う事で、改めてこのステージで披露してくれた。

最後は大原櫻子さんの『瞳』を披露。この曲は、佐藤さんにとってすごく大切な曲で、この特別なステージでアカペラ歌った。

この日のために、一生懸命ギターを練習してきた佐藤さん。決してスムーズに弾けたわけではなかったが、ソロという自分だけのステージで出来る精一杯のパフォーマンスで、集まったファンを魅了してくれた。
武道館に向けての宣言では、「ソロ曲が欲しいです!」と佐藤さんらしい強いメッセージを発して、ステージを後にした。





3番手に登場したのは、佐保さん。
佐保さんはノンストップで6曲を披露。佐保さんの1曲目は『チェリーとミルク』。佐保さんと言えばこの曲といえるくらい、佐保さんの鉄板曲からスタート。
続いて『虹色モザイク』、fu_mouさんの『Abyssal Drop』の佐保さんVer.、『バレバレI Love You』『ジャンパー!』『サイリウム』と続き、佐保さんは“歌だけで”ソロを勝ち取りにきていた。

終始楽しい表情で一気に歌い終え、佐保さんが一人では滅多に歌わない曲をあえてセットリストに組むなど、挑戦的に持ち時間の30分を使い切った。
最後に佐保さんは「私は、氷柱割りだけじゃないんだぞってところを武道館で観てもらいたいです!」と高らかに宣言してステージを後にした。





ラストは、仙石さん。
衣装だけでも大トリ感を出したいということで、なんとモーニング娘。の衣装を借りてきての登場(衣装は新垣里沙さんのもの)。
アプガ結成からの振り返りを語り、結成当時の定期公演でのハロプロ曲カバー時代について、仙石さんにとって辛い1年間を経てリリースした初シングル『Going my↑』やその後の怒濤の新曲ラッシュについてなど、仙石さんの想いを交え語られた。そして、“戦闘的な”アプガの“可愛い面”をアピールすべく、1曲目は『バレバレI LOVE YOU』からスタート。

歌い終えると再び、アプガの活動を振り返ってくれた。横浜BLITZ単独ライブでの声のトラブルという、仙石さん史上最大の試練で自信を無くしかけた事、中野サンプラザで再び自信を取り戻し、様々な経験が出来る素晴らしさを感じた事を語った。そして、辛い時期を乗り越えた時に授かった曲『このメロディを君と』を披露。

ラストはやっぱり”侍”ということで、借りてきたモーニング娘。の衣装を脱ぎ、迷彩柄のタンクトップにショートパンツという戦闘的な衣装に変え、『サムライドル』で仙石さんのパフォーマンスを締めくくった。

仙石さんの振り返り中も、時折笑いが起こるくらいフワッとした仙石さんの姿がとても頼りなく感じてしまったが、最年長らしく魅せるところは魅せてくれた。





ラストにアプガメンバー全員が登場し、ライブ初である新曲『君という仮説』を披露。最近のアプガの楽曲とは全く違う新しいメロディで、横浜決戦で公開レコーディングされた曲が、フルコーラスで集まったファンに向けて披露された。






吉祥寺決戦終了直後、Facebookの生配信で吉祥寺決戦の勝者が発表され、佐保さんが決勝に駒を進めた。



【セットリスト】
M-1.!!!!!!!!
<新井愛瞳ソロコーナー>
M-2.YOLO
M-3.You're the best
<佐藤綾乃ソロコーナー>
M-4.YOLO
M-5.このメロディを君と
M-6.Rainbow
M-7.瞳(大原櫻子さんカバー)
<佐保明梨ソロコーナー>
M-8.チェリーとミルク
M-9.虹色モザイク
M-10.Abyssal Drop
M-11.バレバレI LOVE YOU
M-12.ジャンパー
M-13.サイリウム
<仙石みなみソロコーナー>
M-14.バレバレI LOVE YOU
M-15.このメロディを君と
M-16.サムライドル
<メンバー全員>
M-17-君という仮説
M-18.あの坂の上まで、

※M-1、M-17~18 アプガ全員によるパフォーマンス
※M-5~6 佐藤さんのギター披露
※M-7 佐藤さんのアカペラ披露


▼続きはこちら
アップアップガールズ(仮) Road to 武道館 そろそろソロで歌いたい【3.決勝戦レポート】 ※9月21日公開予定

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