ご当地アイドルが「2020年」「地方創生」「インバウンド」を見越して外国人学校と課外授業！「食」「歌」「知」コラボ

2015/12/02 に公開

群馬県お習字アイドルがご当地ソングを題材に地元観光地をめぐりながら農業＆習字体験、寺神社めぐり、ヲタ芸講習！８か国の外国人生徒は目が仰天！！

■ 企画発端はリーダー・ユウキ ■
11月28日（土）、群馬県邑楽館林・書道パフォーマンスアイドル「Menkoiガールズ」は海外留学生に名所や名物を紹介するツアーを初めて行いました。
日本語学校（東京都新宿区・オーエルジェイランゲージアカデミー）に通う中国、ミャンマー、台湾、韓国、スリランカ、フランス、フィリピン、イギリス８か国・地域の１６人が参加。
もともとMenkoiガールズのリーダー・ユウキ（２１）が、本学校でテレビ電話を通じて日本の文化を伝える授業を行ったことから今回の課外授業の話が持ち上がりました。
外国人生徒からライブを生で見たいと要望をうけて、ユウキは「わたしたちMenkoiガールズは館林のいいところ、名所を歌っているので、ご当地ソングにあわせてメンバー全員が案内します。ラストは生LIVEで旅のおさらいしましょう」と提案した。

■ ４つのご当地ソングをめぐる館林の旅めぐり ■
☆ お習字アイドルのテーマ曲「ハピネス♡Menkoiガールズ」にそって、お習字授業
日本チャンピオンを輩出するお習字アイドル。書道の指導者資格を所有するユウキ（２１）、アゲハ（１１）、マリア（１１）の指導のもとに心技体の大切さを学びました。

☆ 館林の野菜を歌った曲「ByuthifuruNapa-邑美人-」にそって、白菜農家で農業体験
フィリピンのエディソン（２４）さんは「生まれて初めて白菜を見ました。フィリピンは暑い国なので。こんなにおいしくて甘い食べ物は初めて食べました。フィリピンの人にも教えたい」と興奮気味でした。

☆ 茂林寺のゆるきゃら・たぬきのぽんちゃんを歌った曲「ぽんちゃん音頭」にそって、分福茶釜で有名な茂林寺めぐり
スリランカのスヒ（２０）さんは「分福茶釜は大好きな漫画『ＮＡＲＵＴＯ』と関係があるので、茂林寺に来られて本当にうれしい」と興奮した様子で話してくれました。

☆ 初夢を題材に富士嶽神社等の館林のお祭りを歌った「一富士二鷹三茄子」にそって富士嶽神社めぐり
ミャンマー・イ（２２）さんは「日本人の富士山を愛する気持ちを感じました。参拝の仕方も勉強になりました」

■ 日本の食・アイドル文化交流＆パネルディスカッション ■
昼食は、麺を恋するグループならではのおもてなしが。地元松本食品から協力で、地元名産の幅広の紐皮うどんが食べ放題サービス。さらにメンバーアゲハによる館林のゆるキャラ・タヌキのぽんちゃんに扮したお稲荷キャラ弁８０食がふるまわれました。
スリランカからきたスヒさんは「うどん、そばはスリランカにはない。とても興味深い」

中国からきたマッキー（２４）さんは「日本の影響で中国にも流行り始めているが、ここまで完成度が高いのは。ビックリしました」と話してくれました。

課外授業の最後はめぐった旅の順番で、ご当地ソングLIVEを披露。書道パフォーマンスでは「明鏡止水」と一筆。書かれた文字は外国人学校に贈呈。後日貼られるとのこと。
パネルディスカッションでは、外国人学生がヲタ芸に挑戦。初めてミックスのコールを覚えて帰っていった。外国人学生からは「また来たい、日本の食に興味を持った、技術を教えてほしい」という声が殺到した。

オーエルジェイランゲージアカデミー事務局長関行太郎（３４）は「今日の活動が学生に浸透していってくれれば嬉しいです。日本のおもてなし文化をすごく感じました。今回で終わることなく、次回は、外国人生徒からおもてなしとは何か？を考えさせて逆バージョンを計画したい」と話していた。