このエントリーをはてなブックマークに追加

ミスiD のファイナリストで結成、Wi-Fi-5特別インタビュー【グループ編】

2017/11/17 に公開

写真左から紗英さん、高野渚さん、さぃもんさん、トミコ クレアさん、白鳥来夢さん


2017年11月3日に今年のグランプリが発表された、ミスiD2018。約8ヶ月(プレエントリー含む)の選考も終わりを迎え、発表会場となった有明TFTホール500は熱気で包まれた。

その直後、当媒体では今年10月に誕生した、ミスiDから生まれたグループ“Wi-Fi-5”の特別インタビューを行った。“尖っている”メンバーが多く独自のスタイルを貫くオーディションであるミスiD。Wi-Fi-5もその例に漏れず、日本人3人、アメリカ人1人、中国人1人という一風変わったメンバー構成で、どんなグループなのか興味をひく。

取材時の印象としては、特異なグループであるにも関わらず、メンバーの仲が良くフレッシュさを全身に感じた事。また多国籍だけでなく、キャラクター性や出身地、年齢も幅広く、“統一性がなさすぎる”グループで終始驚かされた。

なおWi-Fi-5はアニメタイアップがデビューシングルから決まっており、現在は精力的にリリースイベントなどを行っている。フェスやイベントの集中期である夏を終え、新たなニューウェーブの台頭を待ちわびるアイドルシーン。Wi-Fi-5はその中に新たな風を吹かすのか、注目が集まる。

※日本語勉強中のトミコさんは、一部をメンバーの紗英さん(英文学部在学中)に通訳いただきました。


国際色豊かなWi-Fi-5。結成の経緯や魅力とは?

――まずは自己紹介をお願いします。

一同:皆さんこんにちは。私たち、Wi-Fi-5です!

高野:高野渚です。中学3年生15歳です、よろしくお願いします。

紗英:大学生の紗英です。よろしくお願いします。

トミコ:トミコ クレアです。アメリカから来ました、17歳です。よろしくお願いします。

さぃもん:さぃもんです。日本人ぽいと言われますが、中国人です。よろしくお願いします。

白鳥:白鳥来夢です。中学校1年生の12歳、鳥が大好きです。よろしくお願いします。

高野:Wi-Fi-5は、講談社が主催する“ミスiD”というオーディションから生まれたグループで、今年の10月から活動をスタートしています。

――ちょうど先日、ミスiD2018のグランプリ発表がありましたね(11月3日)。皆さんは過去のミスiDのファイナリストと伺っていますが。

高野:はい。さぃもんがミスiD 2016で、他のメンバーがミスiD2017です。

――ミスiD経験者から見て、今年の発表イベントはどうでしたか?

さぃもん:2年前の記憶が蘇って…恐怖です。

高野:グランプリが発表される前の、座って待ってる時の空気がね…。

一同:そうそう。

紗英:あとは、自分の推しが2人とも賞を取りました!みんな可愛かったです。

――そんなミスiDから生まれたWi-Fi-5ですが、結成の経緯とは?

紗英:ミスiD2016・2017のファイナリストの中から何人か声がかかって、その中でオーディションをしました。

さぃもん:そして、アニメの主題歌でデビューする事は事前に伝えられていました。

高野:えっ…知らなかった…。

一同:(笑)。

――なるほど(笑)。では最初からこの5人で決まっていたのではなく、オーディションを勝ち抜いたメンバーなんですね。ミスiDを戦った後、ここでも戦いがあったんですね…(笑)。

一同:はい(笑)。



――Wi-Fi-5のコンセプトや魅力とは?

紗英:国際色豊かだという事がまずあります。そして、「なくてはならない存在」「世界で繋がれる」という意味を込めて“Wi-Fi” というグループ名になりました。このコンセプトは、これから徐々に出していく予定です。

――仕事柄たくさんのアイドルさんとお会いしていますが…ここまで多国籍なグループは初めてです(笑)。Wi-Fi-5の目標はありますか?まずは大きな目標を教えてください。

さぃもん:ドームなど大きな会場に立って、100年後でも忘れられないようなグループにしたいですね!

紗英:そう、歴史に名を残したいですね。あとは国際色豊かなので、世界ツアーをしたいと思っています。

高野:あとは地方もバラバラなんです。凱旋ライブもしてみたいですね。
※高野→大阪、白鳥→名古屋、紗英→長野

紗英:総移動距離が世界一長いアイドルです(笑)。

高野:でもWi-Fi-5で繋がってるんです!



――なるほど!上手いキャッチコピーですね。ちなみに、先ほど世界ツアーとお話し頂きましたが、世界を目指すにあたって、皆さんの英語レベルは?アメリカ人のトミコさんは完璧として…。

白鳥:来夢はぜんぜんダメです(笑)。さぃもんは、日中英の三か国語喋れます。

――白鳥さんはまだ中学1年生ですもんね。

高野:私は、単語並べてなんとか喋ります(笑)。

――トミコさんの通訳をされている紗英さんは?

紗英:私は英文学部で、留学経験もあります。

――なるほど。では3人は大丈夫そうですね(笑)。

高野:5人大丈夫ですよ!

白鳥:えっ!?



――(笑)。ちなみに、お二人はトミコさんとのコミュニケーションどうしてるんですか?

高野:日本語で話してますよ。トミコは覚えるスピードがすごく早いので。

さぃもん:英語で聴いたのに日本語で返ってくる事もあります(笑)。

――そして、近い目標も伺いたいです。

さぃもん:赤坂BLITZでのワンマンライブとか?

白鳥:(会場規模は)どれくらい?

――1,000人くらいですね。

さぃもん:1人200人呼ぶことができれば大丈夫ですね!

――そう考えると簡単そうに見えますね(笑)。




アニメタイアップのデビューシングル『始まりのカレッジ』。MVの撮影エピソードも。

――デビューシングルについて教えてください。

紗英:『始まりのカレッジ』という曲で、私たちのデビューに向けての気持ちとリンクした歌詞になっています。

――「リンクしている」という事は、作詞に携わったんですか?

紗英:いえ。(作詞家が)オーディションの時にいらしてて、その時の私たちのイメージで作ってくれた曲です。

高野:そして、TVアニメ『妖怪アパートの幽雅な日常』の第2期OP主題歌になっています。

――デビューシングルからタイアップが付いている事についてはどう感じていますか?「嬉しい」、「プレッシャー」など。

さぃもん:どっちもですね。「素人5人でアニメの主題歌なんて…」って最初は思っていました。

――そしてさっそくMVも公開されていますね。

紗英:撮影、緊張しました…。でも周りの方からは「懐かしい」「80年代ぽい」という感想を頂けて。

白鳥:風船もたくさんあって、「可愛い」って言ってくださる方も多いです。…あと、撮影の時に差し入れが多くて!ヒマさえあればスイカ食べてました(笑)。

▽Wi-Fi-5「始まりのカレッジ」MVフルバージョン
https://www.youtube.com/watch?v=TNNWE4hYY7s


紗英:一人ずつのシーンを撮ってる時、空いたメンバーは見学するわけじゃなくスイカ食べてたんです(笑)。

白鳥:あとゼリーもあったので全部食べちゃいました。

――アイドルグループだと、それよくケンカになりますが大丈夫ですか(笑)?

紗英:来夢は最年少で妹なので、何をしても許されるんです(笑)。

――(笑)。ちなみに、次のシングルについて皆さん話しをしていますか?「こんな曲が良い」、など。

さぃもん:皆バラバラなんですが…私はロックな曲が良いです。

トミコ:たくさんありますが、ユニークな曲が良いです。自然やキャンプが好きなので、キャンプスタイルの楽曲が良いです。

――本当にバラバラですね(笑)。でも多国籍なので、統一性がないのも魅力なのかなと感じます。

紗英:そうですね、Wi-Fi-5は担当カラーもセンターも決まっていないんです。




後編では各メンバーについてインタビュー。5人それぞれの魅力的なキャラクターに注目。
ミスiD のファイナリストで結成、Wi-Fi-5特別インタビュー【メンバー編】

facebook シェア twitter google+ このエントリーをはてなブックマークに追加

ロピロピ TOP > ミスiD のファイナリストで結成、Wi-Fi-5特別インタビュー【グループ編】

ページトップへ