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ベイビーレイズJAPAN主催、前代未聞の69時間フェス「エモフェス」【3日目レポート】

2016/11/20 に公開

2016年10月6日から9日にかけて、東京・新宿ReNYにて、ベイビーレイズJAPAN主催フェス「ベイビーレイズJAPAN EMOTIONAL IDOROCK FES. 69時間パーティー!パーティー!!ファイヤー!!!」(通称:エモフェス)が開催された。

前回はイベントの総括記事を掲載したが、ここからは日ごとにレポートを掲載する。
※筆者が訪れたステージのみ

■3日目(10月8日)

【生ハムと焼うどん】

生ハムと焼うどん(通称:生うどん)が3月に赤坂BLITZで行ったワンマンライブにベビレJメンバーが遊びに行くなど、親交のある両者。

なんと、今回の出演は林さんの直談判で、長文のメッセージでラブコールしていた事が明かされた。気を遣わないほど仲の良い事が垣間見え、生うどん側は林さんの顔パネルを用意してネタに組み込んだり、寸劇では高見さんをひたすらジョジョ立ちさせるだけの役にするなど、この日だけのコラボ寸劇を観る事ができた。「事務所としてはNGだろうけど、役だから」とゴリ押しする場面もあり、“ロック”を感じた。

なお渡邊さんについては、ただでさえキャラが濃いのにさらに「魔法少女」という濃い役に設定してしまい、本人たちが扱いに困るほどに。普段は完璧な寸劇を見せる生うどんの困惑した姿を見る事ができた。







【Dancing Dolls】
デビュー時期が同じで、同期だというDancing Dolls(通称:ダンドル)とベビレJ。「ベビレJがピンクの服着て踊ってた頃から知っている」という、赤面話しも語られた。

実に4年の付き合いとなる両者は、先日ダンドル主催イベントで遂に2マンライブが実現。「ダンシングレイズ」としてコラボを果たし、また2マンがしたいと語り合った。





【ベイビーですJAPAN】
出演:ベイビーレイズJAPAN、生ハムと焼うどん、Dancing Dolls

「各メンバーの子供の頃の写真を見てみよう」という本企画。

大矢さんは5歳の頃の写真を紹介。今とほとんど変わらない容姿に、本人も「2歳から顔が変わっていない」と驚きのコメント。

高見さんは小学校入学式の写真を紹介。ショートカットにする前の貴重な写真で、「可愛い」「本人じゃない」と絶賛(?)の嵐。

林さんは予想通りディズニーランドの写真。2歳(当時)で既に5~6回もディズニーランドに訪れていたという。


【バニラビーンズ】
イベントMCなどを務め、ベビレJがデビュー当時からお世話になっているという2人組ユニット・バニラビーンズ(通称:バニビ)。

そんな「先輩」「お姉さん」的存在のバニビからは、「(ベビレJも)やっと喋れるようになった」とお褒めの言葉が。Tokyo Idol Festival(通称:TIF)などのアイドル関連、そしてめざましテレビなどでもトークの仕事経験があるバニビからの言葉だけに、説得力があった。

集まった観客には「可愛い後輩のベビレをこれからも応援しましょう」と発し、しっとり聴ける曲からタオル曲まで、幅広いセットリストに。全出演者中1,2を争う程“ロック”なイメージがないバニビだけに、熱い部分が見れた事は印象に残った。






【アイドルネッサンス】
今年のTIFでも判明したが、アイドルネッサンス(通称:アイルネ)の宮本茉凜が高見さんのファン。宮本さんも「コラボする日を夢見てきた」と溢れる想いを伝えた。TIFではPASSPO☆をコラボ相手に選び、ベビレJとのコラボが適わなかったが、2ヶ月経ったエモフェスで遂に実現した。

そんな宮本さんは“本気仕様”で登場。高見さんのグッズを大量に身に着け、本人とお揃いのTシャツを着てコラボ。「(自分のグッズで)ケチャされるのは初めて」と高見さんもその熱さに驚いていた。また、アイルネとベビレJがコラボで披露した曲は、渡邊さんの年齢に掛け『17才』。







【GALETTe】
解散が決定し、今月26日にエモフェスと同じ新宿ReNYにてファイナルライブを行うGALETTe。最初で最後のエモフェス出演となり、残り少ないステージを目一杯楽しんでいた。

MCでは「りおとんさんだけ、なぜ衣装がメイドなの?」と気になった質問を投げかけるも、「Japan Expoに向けて作った衣装で、フランスの人に日本文化を知ってほしいから」と、想定とは違うまさかの真面目な回答。おそらく渡邊さんを慌てさせたかったのだと思うが、逆にGALETTe側が予想外の返しに慌てる羽目になり、会場を和ませてくれた。


なお、GALETTe のライブ時点で45時間が経過。そろそろ疲労を心配してしまうが、渡邊さんは「全然元気!」と力強いコメントを残してくれた。


【スペシャル企画】
タイムテーブルに「スペシャル企画」とだけ書かれた謎の企画。気になるその内容は、「メンバーを格付けする」というもの。ベビレJメンバーがぽにきゃんアイドル倶楽部に行っている隙に、アイドルネッサンスとDancing Dollsが好き勝手語り合った。


テーマ1つ目は「良いお嫁さんになりそうなメンバーは?」
林さんが1位で、「まめ、面倒見がいい」と良妻になりそうな性格を絶賛され、2位の傳谷さんについては、「居るだけでいい」と崇める発言も飛び出した。反対に5位は渡邊さんで、「会話が成り立つか心配」とコミュニケーション問題を掲げた。Kanonさんを褒める時に、「いい手首ですね」と言い、場をシーンとさせた事もあったようだ。ただしあくまで相性の問題で、「りおとんワールドに入れれば1位」という発言も。なお、アイルネの宮本さんは「高見さんの嫁になりたい」と願望を語っていました。3位は大矢さんで、「いつもテンションが高いので結婚はつらい」と難しい発言が。


テーマ2つ目は、「生まれ変わったらなりたいメンバーは?」
1位は、「女子が憧れるものをすべて持っている」「男子からも好かれる」と完璧すぎる理由で傳谷さんが選ばれた。アイルネの宮本さんも、「高見さんに愛されるから」という理由で傳谷さんを1位に挙げた。4位は渡邊さんで低めの順位であるが、「普段何を考えているかわからないから、りおとんになって頭の中を理解したい」と全員納得の発言も。

なお、アイルネの新井乃亜さんは3位に選ばれた高見さんについて、「横顔がロッキー山脈のように壮大で素晴らしい」と名言(迷言?)を残し会場を笑わせ、後から本人に怒られていた。


テーマ3つ目は、「2人きりで遊びに行きたいメンバーは?」
1位は大矢さんで、「いつもハイテンションなので、結婚ではマイナスだけど遊びに行くなら最高」という理由が語られた他、「2人きりの時のギャップも期待」と普段見せない顔が見られるのでは?というコメントも寄せられた。

2位の傳谷さんは、またも「居てくれるだけでいい」と存在そのものを感謝する発言があったほか、「(美人すぎて)一緒に並びたくない」という女子ならではの意見も。5位は高見さんで、男前な魅力から「体育会系の遊びに連れていかれる」事を懸念されていたようだ。その後「おしゃれな店に連れていってくれる」と宮本さんがフォローを入れた。この企画での宮本さんは本当に生き生きしていた。


テーマ4つ目は、「ベビレJに一番向いているメンバーは?」
センターの林さんが見事1位に選ばれ、ベビレJのテーマに合っていると会場も納得の1位に。2位は高見さんで、ベビレJの魅力である「ロック」「熱苦しい」を基準に格付けされたようだ。その為か5位は傳谷さんで、「モデルっぽい」と理由が語られた。後述するが、傳谷さん本人も「ベビレっぽくない」と悩みを打ち明けている。


テーマ5つ目は、「男だったら付き合いたいメンバーは?」
1位は高見さんで、「引っ張ってくれる頼もしい彼女になりそう」と女性ならでは(?)の回答が。2位は居てくれるだけで幸せの傳谷さんが選ばれるも、「(美人すぎて)一緒に並びたくない」という理由がここでも挙げられた。美人は美人で悩みがあるのでしょうね。

最後にサプライズとして、「実はベビレJメンバーが一部始終を見ていた」事が発表、その場で中継を繋ぎ、会場を驚かせた。そして改めて順位を振り返り、自身の結果に一喜一憂したり、新井さんの「ロッキー山脈」発言にイラっとしたり、会場の笑いを誘った。


【ぽにきゃんアイドル倶楽部】
ベビレJが会場を出てしまった為、パブリックビューイングでライブの様子がエモフェスでも放送された。放送にも関わらず多くの観客が残り応援していた事が印象的で、1曲目に披露された『夜明け Brand New Days』でこぶしを掲げ、傳谷さんの萌えセリフにハートを撃ち抜かれたりしていた。


【LIFriends】
自身が作詞作曲しベビレJに提供した『真夏のフィーバー! 』を本人が披露する、虎ガーにはたまらない演出で場を盛り上げたLIFriends。曲中の渡邊さんの萌えセリフはSHUNKUNさん(Vo.)が担当。…が、LIFriendsメンバーがドン引きしてなんと曲が停止。

そしてアドリブで「それでは、りおとんどうぞー!」と煽ったところ、たまたま袖で観ていた渡邊さんが登場。まさかのご本人降臨で沸き立つLIFriendsと観客。そのまま本家本元の萌えセリフ(エコー付)で盛り上がりが加速した。パフォーマンスを終えたLIFriendsからは、「りおとんはほんと良い子だなー」と思わず本音が。






【ザ・チャレンジ】
昨年8月にベビレJとのツーマン経験があるザ・チャレンジ。以来、沢田チャレンジさん(Vo.)を始めメンバーがベビレJのファンになったようで、「お前らと一緒で、新曲フラゲしてるからな!」と虎ガーと気持ちは一緒である事を告げた。※傳谷さんに近寄れないほどデレデレだった為、本当にファンだと思われる。

ベビレJ12枚目のシングルのカップリング『勇者ボクの冒険』を提供しており、当日はザ・チャレンジ本人が披露。袖で観ていた傳谷さんは「めっちゃ楽しかった」「優しさと愛をいただいているなと感じました」とコメントを残している。






【ベイビーレイズJAPAN】
▼3日目セットリスト
・JUMP
・少しだけ
・勇者ボクの冒険
・ミチシルベ
・FOREVER MY FRIEND

4日目に登場する“鶴”が提供した、メンバーや虎ガーとの関係性を歌った新曲『少しだけ』(2nd ALBUM収録)が初披露。ラストスパートへ向け、観客と一体になるかのような歌を中心としたセトリに。

3日目を振り返り高見さんからは、「無理かもと思う瞬間がちょいちょいあった」と69時間フェスの大変さが語られるも、「目一杯楽しんでくれている姿が励みになりました」と虎ガーに支えられていた事を明かし、残り1日を駆け抜けていく事を約束した。




【ベイビーレイズ生討論】※3日目深夜

ニッポン放送・吉田尚記アナなど、アイドル・ベビレJに博識なメンバーが集い、傳谷さんを交え今後のベビレJについて本気で討論していくこの企画。

(笑いを取りつつも)笑いを二の次にした“ガチ討論”が展開。「女子ウケを狙うべきか」など、経営会議ではないかと思う程の議題が挙げられ、深夜ならではの建前を気にしないガチトークが実施された。

出席した傳谷さんの今後についても30分以上議論がされ、「モデルもやって女性ファンを獲得すべき」「男性へ媚びる事は苦手だけど、女性相手なら可愛くなれるのでは?」など本気アドバイスも。傳谷さん自身も「ベビレっぽくない」「モデルとしてスカウトされていた」事を明かしており、「違った角度でベビレJをアピールする」事で新たな道を見出したようだ。

また、普段は温和な傳谷さんに対して、「ロックを掲げるなら予定調和はつまらない」と苦言も。「たまには怒るべき」「暴言も吐いたほうがいい」とギャップを求めるコメントがあり、さっそく最終日で実現した。

なお、生討論の後には、ベビレJは初めて「オールナイトニッポン」に出演している。


▼その他のレポートはこちら
イベント総括はこちら

初日(10月6日)のレポートはこちら

2日目(10月7日)のレポートはこちら

最終日(10月9日)のレポートはこちら

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