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乃木坂46が迎えた飛躍の時 「AKB48の公式ライバル」はなぜ独自路線に成功したか?

2015/03/31 に公開

乃木坂46の11thシングル『命は美しい』が、発売初週で50万297枚を売り上げ、3月30日付オリコン週間シングルランキングで1位に初登場、これにより2ndシングル『おいでシャンプー』から10作連続通算10回目のシングル首位を記録した。同時にオリコンによれば、デビューから3年1ヶ月での10作目の首位獲得は、SKE48の4年8ヶ月、AKB48の5年9ヶ月を抜いて、女性グループ史上最速記録となった。

 もちろん、往々にしてこうした記録にはいくつかの留保がつく。「女性グループ」のあり方も時代によって一様ではないし、近年に限っても乃木坂46の順調なステップアップは大前提として、それに先立つAKB48のブレイクやセールス方法の確立を抜きにしては語れないだろう。とはいえ、乃木坂46というグループそのものが、ここにきて加速度的に勢いを増していることは間違いない。2014年にリリースした3枚のシングルもまた、いずれも50万枚を超えるセールスを記録しているが、今作の『命は美しい』はその50万枚突破を、これまでの最速となる発売初週で果たした。セールス的にも知名度的にも躍進の年になった昨年にもまして、2015年序盤の乃木坂46は好調さを保持している。

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