2015/04/04 に公開
「アイドル戦国時代」と呼ばれた2010年頃からはや5年。日本のアイドル熱は世界を巻き込み、未だ冷めやらない。そんな中、去る3月15日に満を持して、ジャパニーズスタイルをコンセプトとした海外ご当地アイドルがデビューした。香港の「乙女ライラックル」だ。
香港では今、日本のマンガやアニメ、AKB48を始めとしたアイドルへの関心が高まっている。しかし、日本と違い、「プロのアイドル」と呼べる確固たる存在はなく、これまでは「普通の女の子がアイドルを目指す」という概念すら人々の中になかったという。そんな香港で、日本のサブカル文化を色濃く残した本格的なアイドルを育てようと立ち上がったのが、日本最大のアイドル演劇カンパニー「アリスインプロジェクト」の鈴木正博プロデューサーと香港のアニメサークル「CR琵琶湖支社」のヤン・リー プロデューサーだ。
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