2016/10/24 に公開
宇多田ヒカル『Fantôme』が初登場から3週連続で1位を獲得。2016年の日本の音楽シーン最大のニュースと言っても良いであろう作品に対して、リスナーも敏感に反応している。何の特典もない単一タイプ発売でのこのチャートアクションは今の時代において本当に貴重なものであるとともに、母の死と向き合ったうえで生まれたシリアスなトーンの作品(もちろんそんな一言では語りつくせない重層的な作品ではあるが、「ハッピーで楽しい」という類のアルバムでないことは確かである)がセールスとしても成果を残していることに多くの音楽家が勇気づけられているのではないだろうか。
ロピロピ TOP > Happiness、高度なパフォーマンスで同世代が支持 真の意味での“SPEEDの後継者”となるか