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「第5回 idol singer collection(アイドルシンガーコレクション)」レポート

2016/10/18 に公開

歌うまアイドルがアコースティックで!
いつもは元気いっぱいステージ上で踊り走るアイドルがアコースティックで唄を聴かせるイベント「第5回 idol singer collection(アイドルシンガーコレクション)」が10月12日(水)渋谷gee-geにて開催された。
今回は講談社主催女の子オーディションプロジェクト「ミスiD」ファイナリスト『Nakanoまる』『テレジア:鈴木花純』が初参戦。『乙女の純情:北島彩夏』『はちきんガールズ:石川彩楓』と4組での競演となった。

トップバッターは【乙女の純情:北島彩夏】

いきなりその美しい歌声で会場の空気をアコースティックの世界観に引き込む。歌ウマが集うこのイベントのオープニングに相応しい登場だ。
2014年のU.M.U AWARDでの優勝を獲得したあと、今春から一人での活動を続けている彼女。元々「乙女の純情」が昭和歌謡をコンセプトとしていたためか、その昭和歌謡のカバーは際立っており一聴の価値を感じさせる。
もちろん「乙女の純情」や自身で作詞した楽曲も親しみやすいメロディとわかりやすい歌詞で安心して身をゆだねる事が出来る。

次に登場したのが福岡県糸島市出身のシンガーソングライター【Nakanoまる】。
まず、驚かされるのがその容姿の可愛らしさと非常にレベルの高い歌唱力だ。 「アイドルやれば良いのに~」とは他の出演者からのひとこと。
ハロウィンの季節らしいマシュマロの歌を織り込んだ曲など絵本の中に出てくるような不思議な世界観は、まるでページをめくっていくような感覚だ。
なお、物販ではその可愛らしさから予想通りDDがCDを枯らしていた。

3番目は【テレジア:鈴木花純】の登場。

出会いと別れの歌「春のうた」は、一人での活動となった彼女の心にも響く曲であり、同じ境遇の石川彩楓にも通じる曲だという。
荘厳なバックトラックの中に、低めの声質で強いメッセージが伝わってくるのが彼女のひとつの魅力。 MCでの陽気なイメージと歌唱とのGAPも人を惹きつける要素となっている。
先日、テレジア主催のイベントで披露した石川彩楓とのデュエットが楽しかったとの事で、「また一緒に歌いたい」と石川彩楓にラブコールを送っていた。
なお、彼女は次回の11月21日(月)第5回アイドルシンガーコレクションにも出演予定だ。

最後は【はちきんガールズ:石川彩楓】

この春からひとりで「はちきんガールズ」を守っている彼女。この日は「乙女の純情」「テレジア」と同じ境遇のグループが3組そろった。
この3組(3人)に共通しているのは、ダンスや歌の素晴らしさもさることながら「ひととしての魅力」だろう。そこにファンやスタッフが引き付けられ、応援し
、その成長を見守る姿が共通して見られる。この日の彼女も暖かく優しいファンに囲まれ、いつにも増して落ち着いたステージを見せてくれた。
毎回MCでの不思議発言が好例となっているが、この日の彩楓語録は「 しずまりました」・・・「落ち着きました」と言いたかったようだ。

次回開催は11月21日(月)19時より。出演は『テレジア:鈴木花純』『はちきんガールズ:石川彩楓』他 会場は同じ渋谷gee-geとなっている。

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