2016/02/13 に公開
2016年3月26日に、通算5回目となる東京でのワンマンライブ「まなみのりさ5thワンマンライブ「MMResults~まみりざるつ~」」を新宿ReNYで行うまなみのりさ。今回は、その日へ向けての想いを中心に語っていただきました。
2月28日には、シリーズライブ最後となる「まみりshowcase ブレイクするー」を渋谷TAKE OFF7を舞台に1日2公演実施。4月からは、"まなみのりさ/Caramel/絶叫する60度/谷川POPゴリラ"による名古屋・大阪・広島・東京を舞台に4アーティストによる全国ツアー「FLOOR WA CHAOS-spring tour2016-」も実施。いろんな話題てんこ盛りの、3人のインタヴューをお届けします。
TEXT:長澤智典
今年1月に行った「まみりshowcase ブレイクするー」では、10曲連続ノンストップライブを実施。止まらない熱狂の果てに…。
――まなみのりさは、3月26日に通算5回目となる東京でのワンマンライブ「まなみのりさ5thワンマンライブ「MMResults~まみりざるつ~」」を新宿ReNYで行います。そこへ向け、昨年秋頃から行ってきたのが、シリーズライブ「まみりshowcase ブレイクするー」でしたよね。
まなみ 「まみりshowcase ブレイクするー」は昨年9月からスタートし、2月28日に行うライブで6回目となり、このシリーズとしては最終回を迎えます。
――これまで「まみりshowcase ブレイクするー」の中では、いろんなことをやってきましたよね。
みのり その月ごとの行事に合わせて「運動会」をやったり、12月には「忘年会」を行ったり。
――えっ!?「忘年会」ですか?
みのり みんなでドリンクで乾杯をし、2015年にまなみのりさにあった事を振り返りながら、その出来事や事柄に合わせたことを楽曲を通して伝えました。
りさ 今年1月にやった「まみりshowcase ブレイクするー」では、10曲連続ノンストップライブもやったよね。
――10曲連続ノンストップライブですか…。
りさ 3月26日に新宿ReNYでのワンマンライブを控えてるから、「一度がっつり攻めたセットリストで。しかも、ノンストップでやってみよう」という話を3人でして。それで、ファンの方には一切告知することなく、いきなり本編連続10曲ノンストップでライブを演っちゃいました(笑)。
まなみ 一番きつかったのが3-4曲目頃。そこを超えると、意外と平気だったりもするんです。むしろ私たちよりも、まなみのりさの曲に合わせていろんな振りを全力でしていくファンの人たちが、あの日は大変だったと思う。
まなみ
りさ 何も告知されてなかったわけだからね。だけどお客さんたちも、後半へ進むにつれてどんどん気持ちも熱くなれば、テンション高い盛り上がりを見せていました。
みのり ファンの人たちも、5曲目頃で「あれっ、今日のライブMCがないぞ」と不思議がりながらも、ライブは止まらないからノリ続けてたみたいです。後で、ファンの方々に「楽しかったけど、告知無しの10曲ノンストップは正直体力的にしんどかった」と言われました。
――自分たちでわかってるとはいえ、10曲連続で歌い踊るのはかなりしんどかったんじゃない?
りさ 私たちの場合、まなみのりさの8周年ワンマンライブの時にも88分ノンストップライブをやっていたから、そこに比べればね。しかもあの時は、ファンの方々にも事前告知をしていたから、ファンのみんなも同じ意識で臨んでくれていましたからね。
このシリーズライブ中、「まなみのりさをスルーしないでください」とも毎回言ってました(笑)。
――「まみりshowcase ブレイクするー」の魅力は、毎回いろんな企画性を持って行うところがあります。
まなみ 「まみりshowcase ブレイクするー」を行う事にしたのも、どうしてもイベントライブになると短い時間でまなみのりさのことを伝えなきゃいけなくなる。もちろん、そこにも醍醐味はあるんですけど。でも「まみりshowcase ブレイクするー」は、プチワンマンという形を取りながら、ある程度余裕を持った時間の中で「どうまなみのりさを見せてゆくか?」「対バンライブで好きになって足を運んだ人たちを、どうやったらまなみのりさに夢中にさせられるか?」の勝負をしていける場として行ってきました。だからこそ、毎回いろんな企画も打ち出しては、毎回来る人たちを飽きさせないようにといろんなことをやってきたわけだからね。
りさ それに「まみりshowcase ブレイクするー」は、まなみのりさのワンマンライブに足を運ぶきっかけのライブにもしたい想いがあったので、ここを通して、いろんな面を見せられたのも良かったなと思っているんです。
――このイベントを通して、いかにまなみのりさをブレイクさせるかも大切な指針の一つにしていた事ですもんね。
みのり そうなんです。
――けっしてスルーされたくはないし。
まなみ このシリーズライブ中、「まなみのりさをスルーしないでください」とも毎回言ってました(笑)。
――シリーズ最後となる2月28日の「まみりshowcase ブレイクするー」では、どんな事をやる予定なんですか?
みのり このシリーズラストという事で、テーマに据えているのが「3月26日の新宿ReNYのワンマンへ向けてのきっかけを作れるライブにする事」。なので、このシリーズの集大成であり、「まなみのりさとはこういうグループなんだ」という魅力をしっかり見せてゆくライブにしようと思っているところです。
みのり
まなみ じつは新宿ReNYへ向かうまでにも、「まみりshowcase ブレイクするー」に限らず、プチワンマンを行う企画ライブがいくつかあるんですね。そこでしっかり魅力を伝えてかなきゃと思っているように、そこでも毎回いろんな勝負を仕掛けてゆく意識でいます。
みのり 「まみりshowcase ブレイクするー」を始めて以降、そうやっていろんな形でプチワンマンを行える機会が増えたのは嬉しい事だよね。そのぶん毎回趣向を凝らした内容を見せていかないと、見に来てくれる人たちも飽きちゃうから、そこも毎回3人で知恵を振り絞ってます。
りさ その時にしか見れないプチワンマンを見せてく事が目標だからね。
まなみ アコースティックライブをやった事もあるんですけど。そういう面を最近は見せていないので、何処かのタイミングでアコースティックオンリーのライブを見せたいなと考えたりもしています。
りさ とにかく、いろんな経験を蓄積しながら3月26日の新宿ReNYワンマンへぶつかっていきますから!
新宿ReNYのワンマン公演では、あえて企画に頼る事なく、「ライブを通してどれだけ見てる人たちを惹きつけられるか!?」に一番の焦点を置こうと思っています。
――昨年夏にshibuya duo MUSIC EXCHANGEで行った4thワンマンライブの時には、「推し曲をファンの人たちに選んでもらうガチ投票」を行いました。今回のワンマンでも、何かしら企画を考えいるのでしょうか?
みのり 言われたように、前回のワンマンライブは「推し曲を選ぶ企画」を目玉にしていたんですけど。今回の新宿ReNY公演ではあえて企画に頼ることなく、「ライブを通してどれだけ見てる人たちを惹きつけられるか!?」に一番の焦点を置こうと思っています。だから何か企画を…というのではなく、いつも演ってない楽曲や曲数面を多くなど、まなみのりさのライブの魅力を伝えてゆくライブにしていくつもりです。
みのり 昨年までのまなみのりさの中には、「ワンマンでは何かしら特別な事をしないとファンの人たちが喜んでくれないのではないか!?」と思っている面があったんですけど。そうではなく「自分たちの描きたいライブを魅せる」ことが一番だし、ファンの方々もそれを楽しみたいと感じているのが今なんですね。だから、その成果を新宿ReNYのワンマンの日にしっかり示したいなと思っています。
りさ 1月にやったノンストップライブの時も、「すごく良かった」という声も多かったように、改めて「ライブ自体をたっぷり楽しみたい人たちが多いんだ」という事に気づけたのも良かった事でした。
みのり 新宿ReNYでは曲数もがっつり届けるつもりだから、足を運んでくれる人たちにもしっかり体力を付けてもらわないとね。
――ファンの人たちの熱狂を見ていれば、だいぶ熱血するための筋肉が付いてるようにも感じますし、そこは大丈夫じゃないですか?
りさ そこは、うちらよりも鍛えてるかも知れないですからね。
みのり 何回くるくるまわっても、みんな平気だからね。
まなみ 以前は、「ポラリス」シリーズの時など、私たちが説明をしたうえでライブ中にお客さんらにまわってもらう事が主だったんですけど。その積み重ねをしてきたせいか、今や何も言わずともファンの人たちがまわったりスクワットなどをしてくれるから、それを見て、初めてまなみのりさのライブを観る方々も自然とその動きを真似るようになったんですね。その「参加型」なスタイルが定着した事も嬉しいんです。
りさ まなみのりさのライブって、そういう参加型もあれば、ゆっくりバラードを味わう面もあったりなど、いろんな楽しみ方があるんですね。それを、新宿ReNYのワンマンの日にもいろいろお見せしたいなと思っています。
――今は、3月26日の新宿ReNYへ向けてという一つの目標を掲げ、ファンの人たちと一緒に突き進んでいます。その団結感も、まなみのりさの魅力だなぁと感じる事。
りさ まなみのりさのファンって熱い方々が多ければ、団結力や一体感もすごいんですね。みんなで一丸となって新宿ReNYに向かっていける事は、私たち自身もすごく嬉しい事なんです。
りさ
「負けたくない」という意識がパワーに繋がっているのも確かです。
――連日忙しく動いてると、それこそ、週末になると場所を移動してのライブなども頻繁に行っているように、自宅で過ごす時間自体が少なくなりますよね。
みのり そうなんです。ライブがあった日は、日付を超えて地元の駅に着くなんて当たり前。だから駅前のお店で食べるか、家でインスタントでパパッと済ませられる料理で誤魔化してしまうかが多くなってしまいます。
――それだけ忙しく動いてると衣装の管理も大変じゃない?
みのり メンバーそれぞれで衣装の管理をしています。私に関しては、部屋に衣装をズラッと干しています。もちろん洗濯は小まめに心がけていますけど、衣装によっては洗濯を繰り返す事で痛むこともあるから手洗いをしたり、時間がないときはファブリーズを使ったり。まなみのりさってライブの本数も多いから、ある程度衣装の数も用意しては、上手くやり繰りも心がけながらやっています。
――そんな忙しい日々が、地元にいる頃も含め8年以上経ちました。長く続けていけるのも、何かしら気持ちを動かす意識があるからですよね。
みのり もちろんです。とくに上京してからは、その意識もさらに高くなったと言いますか。毎回、目の前には乗り越えてゆくべき高い壁となる目標を掲げていれば、何よりライバルとなる人たちも東京には多いじゃないですか。その人たちが頑張ってゆく姿を見ていると、負けたくない意識も強くなれば、正直、焦りも生まれてきます。だけど、そういう「負けたくない」意識がパワーに繋がっているのも確かなんですね。
――3人で、未来のまなみのりさ像についてのいろんな話もしています?
りさ しています。上京以降はとくに3人でのミーティングも増えました。スタッフさんも含め、何より3人の意志をしっかり一つに固めておかないと。そこは大事な事なんで。
私たちの発する熱量がしっかり伝われば、それが場内の熱狂にも繋がっていくはずだからね。
――4月からは、"まなみのりさ/Caramel/絶叫する60度/谷川POPゴリラ"による名古屋・大阪・広島・東京を舞台に4アーティストによる全国ツアー「FLOOR WA CHAOS-spring tour2016-」も行います。
まなみ 今回は2組のバンドさんも入っているように、バンドさんと一緒にライブ出来る事が、とても刺激的なこと。どれだけバンドさんとは異なる魅力を持ったライブをまなみのりさが魅せていけるのか!?そこがポイントだなとも思っています。
りさ うちらはうちらで、「らしいライブ」を魅せていく事が大事だと思っていますからね。何より、今年頭に「全国ツアーをやりたい」という目標を掲げたら、こんなにも早く叶うことが出来たのも嬉しい事なんです。
まなみ バンドさんのライブって、熱量がものすごいじゃないですか。同じアイドル枠の絶叫する60度さんも、かなり熱いライブを魅せてくれますし。だからと言って、そこに負けないようにではなく、まなみのりさはまなみのりさらしい熱いライブを魅せてゆくことが大切だと思ってる。
みのり そうだね。私たちの発する熱量がしっかり伝われば、それが場内の熱狂にも繋がっていくはずだからね。
まなみ ここ最近、バンドさんと一緒にライブを行う機会も増えれば、そこで感じる熱量に刺激も受けているんですね。その刺激を、私たち自身がもっもともっと増幅していけるようにならなきゃという意識でも臨むつもりです。
――まなみのりさの場合、最近では2マンスタイルのライブも増えていません?
まなみ 2マンや3マンという形でライブを行う事は増えてきました。むしろ、そういうライブを今後は増やしていきたいなとも思ってて。2マンって、その環境だからこそ相手のライブを見て気づける事って多いんですね。ときには一緒にセッションを行ったりする楽しさも生まれますし。そういう刺激を得ながら、勉強にもなってゆく場を増やしていこうと思っています。
地元の同い年の子たちには普通にOLとして働いてる人もいれば、結婚したり子供を授かっている人だっている。でも、私は今でもずっと好きな事をやらせてもらえている。それって本当に幸せな事だなと思ってて。
――まなみのりさも今年で活動9周年を迎えます。10周年もそんな遠くないですよね。
りさ 10周年まであと1年半くらい。上京してからの約2年を振り返ってもあっと言う間だったように、10周年を迎えるまでの1年半の日々もあっと言う間だと思います。
みのり 今じゃ年齢も気にならなくなったしね。今は小学生のアイドルさんも当たり前に活動している環境のように、まなみのりさはアイドルとして捉えたら上の年齢にはなるんですけど。でも、今の歳だからこそ出せる魅力もあるように、これからも焦る事なく、自分たちに出来る事をしっかりやっていこうという意識なんです。
――まなみのりさって、アイドルというカテゴリーを背負って活動しているアーティストたちですからね。
りさ その辺の捉え方は自分たちでもよくわからないんですけど。アイドルでもアーティストでも、捉え方は自由にしていただいて構いません。私たちは、つねに私たちに出来る事をしっかり貫いていくだけですから。
――今や、年齢でアイドルを卒業なんて事は関係ない環境にもなってきているからね。
まなみ そうなんですけど。でも、実際にそういう理由で卒業していく人たちが居たりするのも事実ですからね。むしろ私たちは、夢半ばであきらめた人たちの想いも背負いながら頑張り続けていけたらなと思っています。
りさ 東京で揉まれた活動をしていく中、そこで気づけた事もすごく多ければ、その中でまなみのりさとしてどう活動していくべきかや、どうなりたいかなど明確になってきた事もたくさんあります。それを形にしていきたい気持ちがあり続ける限りは、まだまだ突き進んでいきますから。
まなみ もちろん、前向きな想いと同時に不安や悩みも毎回生まれてきます。だけど、その迷いに打ち勝っていく事で前へ進んでもいければ、それが成長にも繋がっているんですね。だからこそ、その迷いさえも日々力に変えていけるように頑張ります。
みのり 地元の同い年の子たちの中には、OLとして働いてる人もいれば、結婚したり子供を授かっている人だっている。でも、私は今でもずっと好きな事をやらせてもらえている。それって本当に幸せな事だなと思ってて。そこの大切さに改めて気づいてからは、好きな事が出来てる限りは悔いの残らないように、やれるところまでやろうと3人とも思っています。だから、年齢とかまったく気にする事なく突き進んでいけるんだと思います。
私たちが使命感を持ってやっていくべきなのは、「みんなの心を前向きにしてゆくこと」。そんな前向きになるライブを、3月26日の新宿ReNYでも絶対に届けるつもりです。
――最後に、改めて3月26日の新宿ReNYで行う「まなみのりさ5thワンマンライブ「MMResults~まみりざるつ~」」へ向けてメッセージをお願いしましょうか?
まなみ まなみのりさのファンの方には、仕事を終え、たとえ途中からでも急いでライブへ参加してくださる方々もけっこういます。そういう方々に「お仕事大変なのにライブとか来て大丈夫なんですか?」と聞くたびに言われるのが、「僕らは来たくて来てるんだよ。むしろ、ここへ来ることでまた仕事だって頑張れるし、明日も頑張ろうって気持ちになれるんだから」という言葉なんですね。私たちが使命感を持ってやっていくべきなのは、「みんなの心を前向きにしてゆく事」。そんな前向きになるライブを、3月26日の新宿ReNYでも絶対に届けるつもりです。
みのり 新宿ReNYのワンマンでは、ここまでの歩みの集大成であり、いろんな面を、結果を含めて示そうと思っています。もちろんこの日のワンマンも、今後のまなみのりさの姿を伝えてゆくきっかけの場にしていくつもりです。まずは私たちが「これがまなみのりさとして進んでゆくうえでの私たちの意志です」という姿をしっかりと示せば、ファンの人たちも納得してくれるはず。その姿を指し示してゆくライブにしていきます。
りさ この日のために、遠くから来てくださる人たちだっているように、足を運んでくれたすべての人たちに「幸せだな」と思える気持ちを感じていただきたいし、その思いを持って家路に帰って欲しいなとも思っています。そんな幸せなライブを。初めてまなみのりさのライブに触れる方々にも、その幸せを感じていただくのはもちろん。いつもライブに足を運んでくださる方々にも、この日の新宿ReNYのライブを通して、新しいまなみのりさの姿を発見していただける、そんなワンマンにしてゆくつもりで準備を進めています。なので、ぜひ一緒に楽しみましょう!!
【まなみのりさ、東京暮らしについて語る番外編インタヴューはこちら】
まなみのりさ5thワンマンライブ「MMResults~まみりざるつ~」
日時:2016年3月26日(土)OPEN 17:00/START 17:30
会場:新宿ReNY 東京都新宿区西新宿6-5-1
チケット代:前売4,000円/当日4,500円 (ドリンク代別)
<チケット購入>2つの方法で購入可能です。
1)ライブ後の物販での手売り
2)チケット会社での購入
■ 15/10/31(土)12:00~16/2/25(木)18:00 先着先行
http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002078248P0050001P006001P0030014
■ 16/2/27(土)10:00~16/3/22(火)18:00 一般発売
http://www.diskgarage.com/ticket/detail/no071811
入場順:アルファベットなしの数字順→Aがついた数字順
引換チケットをお持ちの方は、随時交換して参ります。
取り扱いプレイガイド
ローソンチケット Lコード:77796 0570-084-003
e+(イープラス) http://eplus.jp
▼まなみのりさ official website
http://mamiri.jp/
ロピロピ TOP > 5thワンマンを控えるまなみのりさ。近づくワンマンへの想いやファンへのメッセージを贈る。【ワンマン編】