2016/02/13 に公開
2月4日木曜、秋葉原moe farre -akihabara-にて、Clap!Clap!井上かな・小森みるき卒業Liveが開催された。会場はワンマンライブや定期公演、全員の生誕祭も行った思い出の会場で、メンバーが希望したという。
オープニングアクトに佐々木まゆが登場した後、Clap!Clap!の4人が登場した。4人で考えたというセットリスト。オープニングの曲は『First Generation』だった。この曲に四人の想いが集約されているように思えたので、歌詞を紹介したい。「夢に向かうには少しだけ遅くて 選んだのはちっぽけな場所だ」。4人とも20歳を超えてアイドルを始めた4人。Clap!Clap!は秋葉原の地下でスタートした。「当たり前になっていた毎日でふいに これで終わりだと気付いたんだ 次のステップを受け入れなくちゃと言い聞かす」。これはきっとそんなつまりで書かれた歌詞ではないと思うが、二人の卒業を歌っているようにも聞こえ、集まったクラッパーの心を締め付けた。
『リズムでPON PON PON』を歌い終え、ファンに語りかけるメンバー。絶対泣かないと言っていたという新垣里香は目に涙を浮かべた。5月25日に4thシングルとして発売が決定した『BREAKTHROUGH』他本編全9曲、アンコールで、『Clap!your hands』と『リズムでPON PON PON』を歌った後、井上と小森が手紙をそれぞれ読み上げ、ファンと青山プロデューサーからの卒業証書が渡された。
この日の四人は対照的だった。卒業前に「アイドルとしてやるべきことが一つ一つ終わっていく」とツィートしていた小森は次の道を決めており、終始すがすがしい表情だった。井上は憧れのセンターになれて嬉しかったことなどを涙ながらに語った。杉浦ハルカは終始落ち込んだ様子だったが、井上の手紙で「不安な時に抱きしめてくれて嬉しかった」と言われ、涙腺が崩壊した。新垣里香は終始明るく振る舞ってはいたが、悲しみは同じだったと思う。
だが、これからもClap!Clap!は続いていく。そして、もっと上に上がっていく。それは残された新垣と杉浦の願いでもあり、卒業する井上と小森の願いでもある。ライブ終了後、青山プロデューサーから3月2日に渋谷DESEOで新メンバーと新衣装を披露すること、5/25に4thシングル『BREAKTHROUGH』が発売になり、販売枚数を5,000枚とすること。秋にはワンマンライブで300人を動員してメジャーデビューを目標とすることが発表された。今後のClap!Clap!の動向に注目していきたい。
【Clap!Clap!プロフィール】
2014年9月結成。都内を中心にライブ活動を行うアイドルグループ。 それぞれの個性を生かしたジェットコーターの様に展開が移り変わる楽曲、10cmヒールで走り飛び回る激しいダンスが特徴。2014年12月23日に1stシングル「エビバディ☆Hands UP!!!」 、2015年4月19日に2ndシングル「リズムでPON PON PON」 をリリース。1stシングル曲の「エビバディ☆Hands UP!!!」「キラリ HAPPY TUNE」はそれぞれユニバーサルミュージックから発売されたコンピレーションアルバム「ガチ涙3~ALLジャンル泣きMIX~」 「ガチ夏~J-POPファンタスティック☆ベイベー~」に収録された。4thシングル「こんなんじゃJAPAN」はテレビ東京「音流」でエンディングソングとなり、実売2,000枚を達成した。
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