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【ミライスカート特別インタヴュー(前半)】メンバーが語る夏の想い出やメンバー自身の魅力。そして、最新シングルCOSMOsSPLASH』について。意外性を持った発言に、新たな4人の輝きを発見ミラ!!

2015/08/22 に公開

 7月21日にシングル『COSMOsSPLASH』を発売しメジャーデビューを飾ったのが、「はんなり&ポップ」をコンセプトに掲げ、京都をベースに活動中のミライスカート。

 5月に京都ミューズホールで行った1stワンマンライブのときには、「チケットをSOLD OUT!!出来なかったら、解散。成功させたらメジャーデビュー」という課題を突きつけられた彼女たち。結果、会場を埋めつくす人たちに囲まれ、熱狂と涙入り乱れるライブを展開。一つの試練を乗り越え、同時に、「デビュー」という一つの夢を手に入れた。

 ミライスカートは今、次なる目標に向かって走り続けている。それが、9月21日に大阪ミューズホールで行う「ミライスカートワンマンライブ〜古都から奏でる未来の音〜」と題した2ndワンマンライブになる。

 8月は、AKIBAカルチャーズ劇場舞台に「真夏のシンデレラたち」と題した定期公演を実施。同時に、数多くのキャンペーンやイベントライブへ出演し続けている。「ファンドリー」では、彼女たちに直撃インタヴュー。2回に分け、その魅力をお届けします。


PHOTO/ツカイツバサ /TEXT:長澤智典



ミライスカートの4人が「初体験」について語りだしたら…。


――ミライスカートと言えば、京都をホームグラウンドに、関西を中心に活動中。でも、今年の夏は東京など関東圏へも毎週のように足を運び、精力的な活動を続けています。8月いっぱいまで毎週月曜日の13時にAKIBAカルチャーズ劇場舞台で行っている定期公演「~真夏のシンデレラたち~」でも、平日昼にも関わらず毎週けっこうなお客さんが来場。関東でも、確実にミライスカートの支持が広がり始めています。メジャーデビュー後、ミライスカートを取り巻く環境にも、いろんな変化が生まれているのは、メンバー自身も実感していることですか??

相谷麗菜さん(以下、麗菜) 1stシングルの『ナモナイオト』を出したときは、リリースイベントやキャンペーンを関西で行うことしか出来なかったんですけど、『COSMOsSPLASH』を手にメジャーデビューしたことによって、関西はもちろん、今は東京にも毎週のように足を運んでリリースイベントをさせていただいてますし、「TIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)」や「アイドル甲子園」「@JAM」などの大きなイベントにも呼んでいただけるようになれたのがすごく嬉しいんです。この夏は、初めて九州にも行ったし、いろんな場所でミライスカートを待っててくれてる人たちがいて、その人たちに直接会えてるのも本当に嬉しいことです。

橋本珠菜さん(以下、珠菜) 私、九州へ行くとき、生まれて初めて飛行機に乗りました。始めはちょっと怖かったんですけど、上空にまで上がったら雲がいっぱいに広がってくじゃないですか。その景色がすっごく綺麗で、感動しました!!

――ミライスカートの活動を通して初めて経験することも、今は、いろいろ増えているんじゃないですか!?

4人 多いです。

――「ミライスカートを通した初めての経験」で、とくに印象に残っていることを、それぞれ教えてください。

林奈緒美さん(以下、奈緒美) 私、もともとアイドルが大好きで応援している側だったんですけど、自分がアイドル側になったときに、応援してくれてる人たちの熱い気持ちをいっぱい感じたし、今でも、ファンの人たちと接しながらその熱を感じてるんですね。同時に、私自身が、応援してくださる人たちに触れるたびに「ファンの人たちの存在がすっごく好き」になっているんです。ファンの人たちが「アイドルが好き」という気持ちは、私もわかるんですけど、アイドルを始めて、「アイドルたちもまた、ファンのことが大好きなんだ」とわかったのは、嬉しい発見や経験になってます。

――ミライスカートの活動は、いろんな人たちに笑顔や元気を与えてゆく力になっている。そのパワーを届けてくれる存在でいれるのも、すごいことじゃないですか??

奈緒美 えーっ!!そうなってればいいけど…。むしろ、私たちのほうがファンの方々から元気をもらうことが多いから、「まだまだだな」って思ってます。

――麗菜さんは、どんな経験が新鮮でした??

麗菜 8月頭に、お台場で開催になった「TIF」のSKY STAGEに、この衣装姿で出たんですね。あのステージって空に一番近い場所だったから、めっちゃ空も綺麗に見えてたんです。炎天下ではあったんですけど、あの真っ青な空の下、このSKY BLUEの衣装姿で歌ったことが、すごく嬉しい初めての体験になりました。

――珠菜さん、何か嬉しい初体験はありましたか??

珠菜 最近、関東へ足を運ぶことが増えたからこそ感じることなんですけど、私たち、京都/奈良/大阪出身のメンバーばかりやから、関西弁でしゃべるのは当たり前のこと。いつものノリで東京のステージでもしゃべっていると、みなさん「関西弁っていいね」と言ってくださるんです。私たちが「せやな」とか「なんでやねん」と当たり前に突っ込んでいる姿も東京の方々には新鮮に映るらしく、「あの突っ込みが新鮮でめっちゃ好き」と言ってくださるんですね。だから、これからも関西弁でいっぱいしゃべってこうと思いました。

児島真理奈さん(以下、真理奈) 確かに、関西から離れた活動をすることで初めて知る経験も多いよね。ミライスカートは京都をベースに活動していて、私やなっちゃん(林奈緒美)は京都で暮らしているから、京都弁だって当たり前に使っていることなんですね。だからなのか、京都を離れて活動をしているときほど、「外から見た京都の良さ」をいろいろと感じれるんです。だから「京都って良いところなんやなぁ」と、ミライスカートの活動を通して改めて感じてます。

奈緒美 川好きな私としては、ぜひ鴨川はお勧めです。あの景色は、ホントに風情があって大好きです!!


相谷麗菜さん




ミライスカートがコンセプトにしている「はんなりポップ」…「はんなり」が年上チームで、「ポップ」が年下チームと語る、その理由は…。


――ミライスカートのメンバーは、みんなおっとりとしています!?!?!?よね。

真理奈 そこ、なんで疑問を覚えてるんですか(笑)。

――いやいやいや(笑)。ミライスカートと言えば「はんなり」(上品で落ち着きがあり、明るさ、華やかさ、陽気さも併せ持つさまを表す言葉…実用日本語表現辞典より引用)をコンセプトにしています。そのイメージ、関西ではだいぶ浸透していますが、他の地域でも浸透し始めてますか??

真理奈 「はんなり」って、京都にいたらよく聞く言葉なんやけど、関西圏じゃない人からしたらわからない言葉みたいで、よく「はんなりって何??」と聞かれます。そのときに、「ミライスカートのような人のことを指すんだよ」と言えればいいんですけど、確かに「そこはまだまだだな」と自分たちでも思うように、「早くそういう人たちになりたいな」というのも目標の一つにしています。

奈緒美 でも、うちらからしたら、年上チーム(児島真理奈&相谷麗菜)は「はんなり」な大人の女性やけどね。私たち(林奈緒美&橋本珠菜)はまだキッズなんで、「はんなり」修行中の身なんです(笑)。

珠菜 そうだね。ミライスカートは「はんなり&ポップ」をコンセプトにしているんですけど、今は「はんなり」が年上チームで「ポップ」が年下チームなんです。

――そこの絶妙なバランスがミライスカートの魅力になっているわけですね。

麗菜 でも、いまだに「はんなり」ってよくわからないです。最近は、「とても答えの出にくい言葉かな!?」とも思ってるんですけど。だけど、すぐに答えが出るような言葉じゃないからこそ、その意味を追い続けていけるわけやし、そのテーマを追求することがミライスカートを続けてゆく原動力にもなっていくように、「はんなり」ってすごくいい言葉だなとメンバーみんな思ってます。


橋本珠菜さん(左) 林奈緒美さん(右)




そりゃあ無理しちゃうよね(笑)。


――7月にミライスカートは、デビューシングル『COSMOsSPLASH』を発売しました。ファンの方々からは、どんな反響が返ってきていますか??

真理奈 『COSMOsSPLASH』は、限りない宇宙へ向かって走り続けてくという想いへ、「めっちゃ大きな夢へ向かって進んでいく」という気持ちを重ね合わせている歌なんですけど、その想いを感じるたびに、私たちも「すごい頑張ろう」となれれば、聞いてくれてる人たちも、いろんな面で心の勇気になってくれる楽曲です。

――ミライスカートの楽曲は、夢や未来へ向かってゆく力を心に与えてゆく前向きな歌ばかり。聴いてて「俺もー!!」と共感や共鳴を抱き、それを自分の力にも変えていけるから大好きなんです。

奈緒美 みなさんそう言ってくださるのが私たちも嬉しいことだし、4人の力にもなっているんですね。『COSMOsSPLASH』のC/Wに『おねがい』という曲を入れてるんですけど、この歌は「ファンに向けた私たちの今の気持ちを届けている」内容なんです。その歌詞に対して、ファンの人たちからの反響がすごく大きいんですよ。

――どんな反響が返ってきてるんですか??

奈緒美 たとえば「(ファンが)平日のライブに来る事が大変」のような歌詞を私たちが歌う事について、「そうメンバーに歌われるとグッときちゃうよ」「それでも無理しちゃうんだけどね(笑)」と、みなさん言ってくださったり。そういう"共感してくれる歌"が、ミライスカートには多いと思います。


児島真理奈さん




今回はここまで。次回は、9月21日に控えているワンマン公演の話から、彼女たちのプライベートなことまで、いろいろ教えちゃうよ!!

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