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【ライブレポート】アップアップガールズ(仮)、東京・飛行船シアターで新体制への一歩となるワンマンライブを実施

2025/09/09 に公開

アップアップガールズ(仮)が、9月7日(日)に東京・飛行船シアターで、ワンマンライブ『アップアップガールズ(仮)の(仮)LIVE 仮取り大作戦!』を開催した。

アップアップガールズ(仮)(以下、アプガ(仮))は、今年5月6日に同会場の飛行船シアターで行われたワンマンライブで前体制の活動が終了。同日から、唯一の既存メンバーの青柳佑芽を中心に、アップアップガールズ研修生グループ・UP UP NEO AGE ネオアゲのMINAとMARINを加えた3人で、暫定新体制「アップアップガール(仮)の(仮)」名義で活動を行ってきた。彼女たちはひとつ増えた(仮)を取るべく夏フェスシーズンを戦い、その成果を見せるステージが今回の公演となる。

本公演では、今年6月から行われてきたアプガ(仮)追加メンバーオーディションの合格者が発表。小野田あやさ、松永ちとせの2名が新メンバーとして加入することとなった。そして、MINAとMARINが北川未奈、石川万鈴と名前を改め、兼任していたネオアゲを卒業。遂に新たな5人体制のアプガ(仮)が始動することとなった。

また、10月26日に原宿RUIDOで新体制アプガ(仮)の初単独ライブ『アップアップガールズ(仮)From ZERO〜そして宇宙へ〜』が開催されることが発表された。

ライブには、アプガ(仮)の新たな門出に華を添えるように、姉妹グループのアップアップガールズ(2)がオープニングアクトで出演。「ギリギリバーニング!」「ビリーバー」を歌唱し、熱いパフォーマンスで会場を熱気に包んだ。彼女たちは、9月14日にワンマンライブ『にきちゃんビリーバー!in Veats Shibuya』を開催。4人の新体制で挑むビッグマッチは要注目の公演だ。

いよいよアプガ(仮)の(仮)、大一番の時間がやってきた。会場の飛行船シアターは、アプガ(仮)第2章と呼ばれる前体制が幕を閉じた思い出の地。青柳、MINA、MARINのメンバー3人は新たな出発を目指すべく、「OVERTURE」に乗って堂々とステージに登場。フレッシュなサウンドが光る「一歩目のYES!」でライブをスタートする。活き活きとしたパフォーマンスに大勢の観客は大歓声で応えた。

MCタイムで自己紹介したメンバーは、熱い夏を振り返るように夏曲ゾーンを展開する。話を遡ると、ワンマンの2週間前、彼女たちには所属するYU-Mエンターテインメントの山田社長から、この公演に向けた試練としてアプガ(仮)の(仮)のTシャツとタオルを完売というミッションが出されていた。そのミッションはライブ直前にギリギリクリア。メンバー3人と観客は「アップアップタイフーン」に乗ってアプガ(仮)の(仮)タオルを振り回し強烈に盛り上がる。爽やかなメロディが気持ちいい「メチャキュン♡サマー( ´ ▽ ` )ノ」のあとには、ラテンフレイバーの「サマービーム!」が投下され、メンバーと観客は“ラララ〜”の大合唱を巻き起こした。

広いステージに3人というミニマム編成で戦いを挑むアプガ(仮)の(仮)は、気持ちと勢いで観客とともに会場の熱量を上昇させる。彼女たちは「キラキラミライ」をパワー全開で歌唱し、「アルストロメリア」ではエモーショナルな思いを歌とダンスでファンを魅了した。

MCタイムで青柳は、「正直ちょっとここに立つまで、席ひとつひとつにちゃんと人がいるのだろうか?ってちょっと不安があったんですけど、やっぱりみんなってあったかいです。私たちは3人でライブするにあたって、毎日毎日ほんとにいっぱい練習してきたの。2人に「アプガ(仮)のお客さんって声が大きいから、ここでこういうこと言ってくれると思うよ」って先輩ズラしてたんだけど(笑)、でもみなさんのことを舐めてました。今日みんなが想像の500倍くらい声を出してくれて、私たちも練習の500倍くらいの力を出せてます!」

「アプガ(仮)って結成15年目なんですよ。いろんな時代にアプガ(仮)に出会ってくれたみなさんが、今日ここに集まってくれたことって奇跡じゃないですか。私たちがここにいることもそうだと思うんです。私たちもアプガ(仮)があったからみんなと出会えたし、みんながいたからこそ、私たちはここに立ってます」「移り変わりが激しい今のアイドル界で、アプガ(仮)がずっと変わらず大事にしてるものは、みんなと一緒にライブを作ってくってことだと思います。だから、アプガ(仮)のライブにはみんなが必要なんです。これからもアプガと一緒にライブを作ってくれますか?」と、観客への感謝とアプガ(仮)のライブのグッドポイントをテンション高めで語った。

アプガ(仮)の(仮)のライブはまだまだ勢いを上げていく。彼女たちは「バレバレI LOVE YOU」でかわいい姿を見せ、「愛愛ファイヤー!!」では灼熱のパフォーマンス。メンバーとファンがエネルギーをぶつけ合う光景は、まさにアプガ(仮)らしさいっぱい。

気づけばあっという間にライブもラストスパート。怒涛のスカチューン「アッパーレー」でメンバーと観客は一体となって大きな波を作り出す。そしてラストナンバーはアプガ(仮)初期の代表曲「アッパーカット!」。メンバー3人は渾身の歌とダンスで攻めまくり、観客も大きな声援で呼応。ボルテージマックスとなった飛行船シアターは、強烈な一体感となってライブ本編がフィニッシュ。

まだまだ熱々の会場には鳴り止まないアンコールが響き、その声に応えてアプガ(仮)の(仮)の3人がステージに戻る。
MCタイムで感想を求められたMINAは「私たち(MINAとMARIN)は、5月6日にこの飛行船シアターで新メンバーとして加入を発表していただいたんですけど、そこからあっという間に4ヶ月が過ぎました。ここで単独ライブをするよって言われたとき、めちゃくちゃ楽しみだったんですけど、やっぱり3人で埋めれるのかな? 私たち新メンバー受け入れてもらえるのかな?って不安もすごいあったんです。でも、この4ヶ月がむしゃらに駆け抜けて、こんなにたくさんの人が見に来てくださってめちゃくちゃうれしいです!」とワンマン成功の喜びを露わにする。

MARINは「この飛行船シアターって場所は、アプガ(仮)の加入を発表していただいた場所でもあり、アプガ(仮)にとっても大事な会場なので、そこでいきなり3人でワンマンができることになって驚きました。ほんとに何回も心が折れかけたし、プレッシャーで何回もやられそうになっちゃったんですけど、今日ここでみなさんに最後までパフォーマンスを披露できてほんと安心したし、すっごくうれしいです!」「今日みなさんが集まってくれたおかげで、こんなに幸せな気持ちを得ることができました。これからももっと頑張っていきます!」とワンマンを無事完走できたうれしさを口にした。

ここで青柳が、「先日公開でアプガ(仮)の追加メンバー最終オーディションが終了しましたが、遂にアプガ(仮)に入ってくれる新メンバーを発表したいと思います!」「新メンバー、カモーン!!」と声を上げ、小野田あやさ、松永ちとせの2人の新メンバーがステージに登場する。

小野田は「小野田あやさです(泣)。東京出身です。私の目標は、先輩方のようなパフォーマンスをすることです。今日も、とってもかっこよくて、汗だくになってもキラキラですごく感動しました。私が今日感じたこの気持ちを、見てくださっているみなさんに届けられるように、私もパフォーマンスを頑張りたいです。今までいろいろ教えてくださった先生方、先輩方、そしてスタッフのみなさんへの感謝を忘れずに、まだまだ未熟ですが、先輩方の背中を見て、早く追いつけるように頑張ります! よろしくお願いします!」と涙を流しながら新メンバーとしての抱負を語る。

松永は「みなさん初めまして、東京都出身、アプガ(仮)最年少のジョセフこと松永ちとせです。私はお三方と一緒にステージに立って、早くこの5人でライブをしたいなと思いました。これからたくさんのステージに立って、さらに大きな会場でのライブに挑戦したいです。私は、応援してくださる方々、支えてくださっているみなさん、スタッフのみなさん、先生方のおかげで今日こうしてステージに立つことができました。この感謝の気持ちを胸に、これから活動していきます。みなさんに「新メンバーがこの2人でよかった」って思っていただけるような、全力で熱いパフォーマンスをお届けしていきます! これからよろしくお願いします!」と前向きな思いを口にした。
そして新メンバー2人は特技披露を行う。小野田は一輪車でステージを周り、松永は殺陣の基本十手の披露と韓国留学で身につけた韓国語で自己紹介を行った。

青柳が「いざこの5人でステージに立ってみたら、もうほんとに頼もしくて。この5人ででっかい夢を掲げて突っ走っていきたいなって思いました! 頑張りましょう!」とやる気に満ちた声を上げる。

そして、新たな5人の新体制アプガ(仮)が初のパフォーマンスを披露。歌われる楽曲は「FOREVER YOUNG」。メンバー5人は、どんなことがあっても頑張り続ける思いを観客に届ける。会場が一体となって歓声を上げて盛り上がり、飛行船シアターには大団円の光景が広がった。

最後のMCタイムで、サプライズで届けられた山田社長の手紙を青柳が代読する。青柳、MINA、MARINに向けて「100枚ずつ用意したアプガ(仮)の(仮)Tシャツとタオルが完売しました。ファンのみなさんが掲げてくれた(仮)の(仮)タオルとTシャツで埋め尽くされた光景は、3人の全力のパフォーマンスがアプガファミリーの心を動かした何よりの証です。君たち3人は立派なアップアップガールズ(仮)です」「今着ているアプガ(仮)の(仮)Tシャツから、今渡した(仮)Tシャツを着てください!」との言葉から、3人は晴れてアプガ(仮)Tシャツを着用する。

MINAとMARINに向けて「本日をもって、2人はネオアゲを卒業です。約半年間の研修生活中、心が折れそうになることがたくさんあったと思います。これからも、もっとも~っとあるでしょう。でも安心してください。アップアップガールズはいっぱいいっぱいになりながら上を目指す場所です。そんなときは、今日の気持ちを思い出して、たくさんご飯を食べて、たくさん寝て、前を向いて進んでいきましょう。アップアップガールズ(仮)正メンバー、MINA改め北川未奈、MARIN改め石川万鈴として、覚悟を持ってエンターテインメント界に進んでいきましょう」とメッセージが送られる。

さらに「青柳佑芽、北川未奈、石川万鈴、そして本日仲間に加わった小野田あやさ、松永ちとせの5人でアップアップガールズ(仮)第3章のスタートを切ります!」という言葉に続き、新体制アプガ(仮)初の単独ライブ『アップアップガールズ(仮)From ZERO〜そして宇宙へ〜』が、10月26日に原宿RUIDOで開催されることが発表された。

山田社長の手紙の「もう一度、ZEROから再挑戦を始めます。そして今度こそ、富士山を越え、その先の宇宙までいくつもりです! アプガファミリーのみなさん、このとんでもない旅にこれからもついてきてくれますか! アップアップガールズ(仮)第3章にどうぞご期待ください!」という熱い言葉、そしてメンバー5人に向けて観客は大きな拍手を送る。
そして5人体制となったアプガ(仮)は、マイク無しで「ありがとうございました!!」の声を上げ、ハッピーなバイブスで公演は締めくくられた。

ワンマンという大きな試練を乗り越え、ひとつ(仮)が取れ、新メンバーが加入。本格的な戦いの準備が整った新体制アプガ(仮)。青柳佑芽、北川未奈、石川万鈴、そして、小野田あやさ、松永ちとせのメンバー5人は、ここから新たな挑戦に挑んでいく。期待感みなぎる第3章アプガ(仮)の活躍にぜひ注目して欲しい。


アップアップガールズ(仮)の(仮)LIVE 仮取り⼤作戦︕
2025年9⽉7⽇(⽇)⾶⾏船シアター
■セットリスト
OA1 ギリギリバーニング︕ アップアップガールズ(2)楽曲
OA2 ビリーバー アップアップガールズ(2)楽曲
M1 ⼀歩⽬のYES︕
M2 アップアップタイフーン
M3 メチャキュン♡サマー( ´ ▽ ` )ノ
M4 サマービーム︕
M5 キラキラミライ
M6 アルストロメリア
M7 バレバレI LOVE YOU
M8 愛愛ファイヤー︕︕
M9 アッパーレー
M10 アッパーカット︕
EN1 FOREVER YOUNG
MC4











































• アップアップガールズ(仮)オフィシャルサイト
 http://www.upupgirlskakkokari.com/

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