2019/02/28 に公開
「笑顔であなたをおもてなし」をキャッチフレーズに活躍するアイドルユニット、純粋カフェ・ラッテ。グループ初のワンマンライブを控えた2月22日、メンバーに今の心境を含めて話を聞いた。
この日、話を聞かせてくれたのは、リーダーの森ふうかさん、最年少メンバーの柚月りこさん、アイドル大好き羽生ひでこさん、OLとアイドルの「二刀流」飯田結万さん。対バンライブ前の忙しい中、笑顔で迎えてくれた。
--本日はよろしくお願いいたします。まず、読者の中にも初めて「純粋カフェ・ラッテ」を知る方もいると思うので、それぞれ、自己紹介をお願いします。
森ふうかさん 純粋カフェ・ラッテのリーダーをやってます。森ふうかです。よろしくお願いいたします。
柚月りこさん 最年少、高校3年生の柚月りこです。よろしくお願いいたします。
羽生ひでこさん アイドル大好きな、ユニコーンホワイト担当の羽生ひでこです。
飯田結万さん OLと兼任してアイドルやってます。飯田結万です。よろしくお願いいたします。
-- まず2年前、ユニットを立ち上げた頃のお話を聞かせてください。メンバーは森さんが声をかけて、オーディションをして集まったと聞いたのですが
森さん オーディションとまではいかないんですけど、メンバー集めをすると言い出して、誘っていきました。スカウトのような感じで。
-- メンバー募集はどのような形で進めたのでしょう?
森さん 最初は、事務所の社長にメンバー募集をして一からやりたいと相談して、募集をかけたんですけど、思ったように集まらなくて。それでも絶対7人組のユニットをやりたいという気持ちがあったので、そこから自分で声掛けを始めました。一番はじめに一緒にやりたいと言ってくれたのが、今、看護師とアイドルを両立している山下陽菜莉というメンバーなんです。二人で始めに結成したのが「限定カフェラッテ」という期間限定のユニットだったんです。実は3人目がなかなか集まらなくて、ひとまずスタートしようと始めたんです。
-- 山下さんとは、前からお知り合いだったんですか?
森さん はい。このグループを作る前にも歌っていたんですが、そのステージを見に来てくれたり。そこで私とだったらアイドルをやりたい、と言ってくれて。そこから、看護師と両立できるように私もがんばるから、と言って説得して入ってくれたというのがキッカケです。
-- 先ほど飯田さんがOLもされていると話していましたが、これだけ「掛け持ち」をしているメンバーのいるグループは珍しいんじゃないかなと。
全員 そうですね。
-- 「7人グループ」というこだわりは、どのようなことからなんでしょう?
森さん 以前所属していたグループのメンバーが3人だったんですけど、人数が多いグループにあこがれていました。対バンで他のグループを見ていると、7人のフォーメーションが一番きれいに見えるんです。自分の力だけでなくて、メンバーの力も借りて上に行きたいと思っていたので。あとは、メンバーが多い分、ファンの方も増えるかなと思って。
-- メンバーそれぞれ得意なことがあったり、個性があると思うんですが、自分でココが違うよってポイントはありますか?
飯田さん やっぱり一番違うところと言えば、OLをしていることです。人事部に所属しているんですが、ファンの中に「俺も人事部なんだ」という方もいて、同じ社会人ということで見てくれる方もいます。今日もフレックスで、少し早く会社に行って早く帰れるようにしてもらって。そういう両立というところで応援してくれることもあって、それが一番の私の個性かなと思います。
-- 職場の方たちの理解もあるんですね。
飯田さん このユニットに入ったのが、新入社員として会社に入った年の冬なんですが、その時は副業がNGで、職場にも家族にも内緒でやっていたんです。でもデビューしてすぐにメディアに出たのが姉にばれてしまって。これはもう時間の問題だと、もうクビになってもいいという覚悟で職場で話をしたら、今の専務さんが「いいじゃん、面白いじゃん、やりなよ!」と言ってくださって。社内全体で副業OKになったんです。
-- 職場のルールまで変えてしまうとはスゴイですね。では次に羽生さん。羽生さんはアイドルが好きだということですが、どんなグループが好きなんですか?
羽生さん 一番は、ももいろクローバーZさんです。生歌で全力でパフォーマンスをするのって相当な体力が必要だと思うんです。それを10年間続けるってスゴイなあって思います。老若男女たくさんの方に愛されてるのもスゴイなあって。純ラテに入る前に、ももクロさんの振りコピユニットをやっていて、一度ももクロさんと一緒に踊らせて頂いたことがあるんです。すごく貴重な体験でしたし、もう一度共演したいです。
-- 今度は、逆にももクロさんをゲストとして呼べるくらいになるといいですね。
羽生さん 畏れ多すぎます。
-- 羽生さんは、元々アイドル志望だったんですか?
羽生さん そうですね。幼い頃からアイドルに憧れていて、保育園の時のアルバムに「わたし、絶対テレビに出る」って書いて宣言してたんです。でもオーディションは、なかなか勇気がなくて受けれなくて、24歳になってしまって。そんな時に、森ふうかちゃんが声をかけてくれて、最後のチャンスかなと思って。ふうちゃんのおかげで、こうして夢をかなえられて。
-- 森さんには感謝してるという事ですね。でも声をかけられたという事は、森さんと羽生さんは以前から、お知り合いだったんですか?
羽生さん 中学の時のバレーボールの合宿で出会って。
森さん 他校だったんですけど、合同合宿みたいなところで。そこで仲良くなりました。それからしばらく連絡しない時期もあったんですけど、振りコピユニットの活動を、たまたまツイッターで知って再会しました。
--運命的ですね。それはもうアイドルになるべくしてなったという事ですね。
羽生さん はい!
-- それでは、柚月さんにお聞きしたいんですが、ご自身のアピールポイントってどんなところですか?
柚月さん 私のキャッチフレーズが、「立ってるだけで、偉いんです」なんですけど、ファンの方からも「息しているだけでも偉いよ」とか言われるんです。デビューの頃から省エネキャラで、最年少でありつつ落ち着いていると言われます。メンバーの中で7歳くらいの歳の差があるんですけど、年上メンバーがバタバタしているのを私が落ち着かせたり(笑)
--確かにこうして見ると、あまり歳の差を感じないですよね。
森さん 全員25歳ってことで。
柚月さん そっちなんだ。みんな女子高生ではなくて(笑)
飯田さん ホントに落ち着いてるよね。
-- あまり緊張しないとか。大舞台でも普通にしゃべれるとか。
柚月さん どうでしょう?緊張はするんですけど、ちっちゃい頃から、肝はすわってるって言われます。
-- 大きなステージで歌詞が飛んだりはしないんですね。
柚月さん 歌詞が飛んでも、さらっと何もなかったように過ごしてます。
森さん そつなくこなすタイプ(笑)
-- ファンの方も、そこは理解してるんですね。それでは森さんにお聞きしたいんですが、今まで立った中で印象に残っているステージってありますか。
森さん 去年の目標がTIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)に出ることだったので、自分の中では大きかったです。TIFのステージではライブだけでなく、当日にトークステージに呼んで頂いたりして、普段トークイベントをやっていた事が活きてきたんだなと思いました。3年目もTIFの景色を見たいなと思っています。
-- もう皆さん実力をつけてきて、黙っていてもTIFに呼ばれると思いますよ。
森さん (全員で首を横にふりながら)、そんなことないです。怖いです。
-- ロピロピでもNPP(New Year Premium Party)でのステージや、定期的にイベントを開催しているので、是非ご一緒させてください。
全員 ありがとうございます!
-- それでは、ワンマンライブに向けての想いを聞かせてください。
森さん ワンマンライブでは、2周年の私たちを見せたいと思っています。デビュー当時の私たちは未経験の子たちばかりで始めたユニットだったんです。その頃はスタッフさんも、プロデューサーさんも居なかったので、今こうして竹森さん(振付師・演出家の竹森徳芳氏)に演出に入って頂いたことも本当に有難いです。この2年間、支えてくれる人達を大切にしていこう、一つ一つ爪痕を残していこうと思ってここまで走ってきました。その気持ちを今回ワンマンライブで見せることが出来たらいいなと思っています。私たちだけでは出来なかったけど、いろんな方たちが協力してくれて出来たワンマンライブという姿を見せたいなと思います。
柚月さん 私たちは、デビューしてから毎月定期公演をやってきたんですけど、ファンの方から「定期公演をワンマンライブってどう違うの?」って聞かれたんです。ワンマンライブを観て帰ってきた時に「全然違うじゃん」って思ってもらえるようなものを見せられるかなって思います。私たちが初めてやることもあって、竹森さんとも「ちょっとカオスなものをやろう」と話していたり。2年間やってきた純ラテの今までとこれからを見せれる場になると思います。ワンマンライブで初めて純ラテを見る方にも、純ラテのことをずっと見てくださっている方にも楽しんでもらえるようなワンマンライブに絶対したいと思ってます。7人で集大成を見せたいと思います。
-- 柚月さん、本当に立派ですね。コメントがしっかりしてる。
飯田さん 本当は学校に通ってると言いながら、会社に行ってるか経営してるかも(笑)
柚月さん ちゃんと18です。純ラテの中では若いので、頑張っていきたいと思います!
-- では、羽生さん、どうぞ。
羽生さん 私は唯一、途中から加入したメンバーなんですけど、このワンマンライブで、「加入して良かったな」、「この7人で良かったな」って改めて思ってもらいたいです。初めて見に来て下さる方も、今まで来てくださった方も、みんなが来てよかった、楽しかったって思えるライブにしたいです。それから「ナナイロShining Ray」という曲のMVのお披露目があるので、楽しみにしていてください。
-- それでは、最後に飯田さん。
飯田さん ワンマンライブでは、今の私たちを見てほしいです。初めてのワンマンライブだからこそ出来る演出もあって、それは今回だけですし、その中で私たちもいろいろと挑戦していくことがあります。今までこの7人で走ってこれた、というのをみんなで噛みしめたい、この一瞬一瞬をみんなで噛みしめたいです。逆に、来なかったら損するぞっていうくらいの気持ちで臨んでいるので、ぜひ来てほしいです。
インタビューを通して感じたのは、メンバーのみんなが同じ方向を向いている、ということ。そしてメンバー同士の仲の良さ。それをメンバーに伝えると、飯田さんは「ふうちゃんが集めたからっていうのもあるよね」と。それに対して、森さんは微笑みながら「第一印象が良い子を選びました」とコメント。そして「チームプレーで勝ってきたユニットだと思っています」と話していた。
インタビューが終わった後、年末に桜丘町に移転したライブハウス「DESEO mini with VILLAGE VANGUARD」へ。
この日メンバーは「猫の日」ということもあって、猫耳を付けた衣装でステージに登場した。平日にもかかわらず、会場には多くのファンが駆け付け、熱い声援が送られていた。グループ初のワンマンライブ開催まで、もう少し。メンバーそれぞれに努力して最高のステージを魅せようという気持ちが、この日のインタビューやライブでも伝わってきた。これまでずっと応援してきたファンの方ばかりでなく、これまでちょっと気になっていたけどなかなかライブには行けなかったという方も、純ラテの「はじめて」でもあり2年間の集大成を見逃さずにいてほしい。
【記事・撮影:矢口】
純粋カフェ・ラッテ1stワンマンライブ「latte macchiato」
日 程 2019/3/9(土)
開場 16:00 開演日時 17:00 物販開始 18:30
会 場 Star Pine's Cafe (東京都)
チケット 前売 3000円+1D
当日 3500円+1D
特別前売 6000円+1D ※特別チケットは限定Tシャツ付、100枚限定。
詳細・チケット購入はこちら。
http://t.livepocket.jp/e/we5hr
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