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【ライブレポート】11月10日アップアップガールズ(仮) イベントレポート

2018/11/12 に公開

5人組アイドルグループ、アップアップガールズ(仮)(以降アプガ)が、11月6日にリリースされたニューシングル「愛愛ファイヤー!!/私達(with friend)」の発売記念リリースイベントを、11月10日(土)東京・池袋 PARCO 本館屋上イベントスペースにて開催した。

イベントにはサプライズゲストで、公私ともに付き合いの深い、元チャオ ベッラ チンクエッティの岡田ロビン翔子、元PASSPO☆の森詩織、元アイドルネッサンスの比嘉菜々子が登場。アイドルの解散、卒業が多い中、まだまだ戦い続けるアプガへ3人から激励のメッセージが贈られた。

晴れ渡る秋空のもと、アプガはニューシングル「愛愛ファイヤー!!」を歌唱しリリースイベントをスタートする。「アッパーディスコ」「Next Stage」「このメロディを君と」といった楽曲を披露し、詰めかけた多くのファンとともに熱い空間を作っていった。

イベントの最後の曲が始まろうとした瞬間、ステージに岡田ロビン翔子、森詩織、比嘉菜々子が現われる。突然の仲間の来訪にアプガメンバーは歓喜。岡田は、2004年のハロプロエッグ(現・研修生)オーディション以来の、長きに渡る盟友。森詩織は、PASSPO☆の初期から対バンなどでアイドルシーンを戦ってきた戦友。比嘉は、アイドルネッサンスのメンバーとして、T-Palette Recordsに所属していたレーベルメイトであり後輩といった間柄。

それぞれが所属していたグループ、チャオ ベッラ チンクエッティ、PASSPO☆、アイドルネッサンスは今年解散し、3人は新たなステージに向かって進んでいる。そんな彼女たちから、まだまだグループアイドルとしてがんばっていくアプガへ激励のメッセージが贈られることとなった。
岡田は、「先日、初めて俯瞰でアプガのライブを見たらほんとにキラキラしてたんです。アイドルの卒業が多くてみんなの心境とかどうなのかなって心配もあってたけど、みんなすごくがんばってて、すごくいい曲たくさんあるし、アプガ心配する必要ないなと思いました。がんばってる人にはご褒美もあると思うから、これからも5人で突き進んでいってほしいです」と、同期として愛情のこもった言葉を贈った。

比嘉は、「アプガさんとの一番の思い出は、アプガさんの武道館公演のオープニングアクトを(アイドルネッサンスが)させていただいたことです。私たちは、このステージを最初で最後にしたくないと思っていたんですが、それを叶えることができませんでした。私たちが今思うことは、アプガさんは、私たちの希望だしいつまでもずっと尊敬するお姉さんです。“この日々にこの瞬間にアプガさんに出会えたこと”が、ほんとにほんとにうれしいです。がむしゃらにがんばるアプガさんをずっと応援してます。大好きです」と、「私達」の歌詞を引用して、アプガへの感謝とリスペクトの言葉を手紙にして贈った。

森詩織は、「女の子のアイドルって永遠じゃないと言われてたから、そんなことにしたくないって私たちもがんばったんですが、解散ということになってしまいました。久々にライブを見たら、迫力あるし、やっぱすごいなって思いました。毎回、全力でがんばってるのがほんとに素敵です。アプガには永遠に続けてほしいなって気持ちがあります」と、アプガの全力感への惜しみない賛辞を贈った。

3人の言葉を聞きながら、アプガのメンバーは涙を流す場面も見られた。仲間からのエールをもらい、アプガのメンバーを代表して森咲樹が今の思いを口にする。

「それぞれのグループは解散してしまったけど、いつまでも私たちの戦友っていうのは変わらないし、3人が応援に駆けつけてくれてうれしいです。正直アプガも不安なところはいっぱいありますが(泣)、でも、こうやって3人も応援してくれてるし、目の前にはたくさんのファンの方がいてくれて心強いなと思います。これからも大きな壁はあると思うけど、アプガらしく、ぶち壊しながら突き進んでいきたいなと思います。お母さんになっても、子供抱えながらアイドルをできたらと思うので(笑)、これからも応援よろしくお願いします!」
森咲樹の前向きなメッセージに、会場全体が大きな拍手に包まれた。

そして、ゲストの3人を交えて、「私達(with friend)」が歌唱される。がんばり続ける思いを、しっかりと歌で届けるアプガ。その場にいる全員が笑顔となり温かいバイブスに溢れる中、イベントは終了となった。

イベント後には、ゲスト3人も加わって会見が行われた。
まずニューシングルについての質問に、関根梓が「「愛愛ファイヤー!!」は、メンバーも曲作りや振り付けに意見を出させていただいた、歌いやすい覚えやすい曲になってます」と答えると、森咲樹が「「私達(with friend)」は、6月に発売させていただいた『5thアルバム(仮)』のリード曲だったんですが、曲を作っていただいたTHE イナズマ戦隊さんとセッションをしてパワーアップした形でシングルになりました」と回答する。

アイドルの解散や卒業が多い中、アプガはなぜ戦い続けていくのかという質問に、関根は、「私たちは、楽しいことだったり歌うことだったりが、ただただ好きなんです。好きの原動力でやらせてもらっていました。でも、今、解散していくグループが多い中で、私たちが受け取ってるものがたくさんあったんです。「アプガに託したよ」「がんばってほしい」って言葉をもらって、アイドルを長く続けていく上で、私たちが背負うものってすごく大きくなっているのを感じてます。それと同時に、今までだったら好きって原動力で動けてたけど、最近は、もっとたくさんの人に好きっていうのを届けていかなきゃなって思いに変わってきました。ファンの人にも「アプガは解散しないの?」とか聞かれるんですが、私たちは今、解散って言葉は1回も出てません。私たちはイノシシのように猪突猛進のように走り続けていきます!」と答える。

続けて新井愛瞳が、「関根も言った通り、私たちはライブをすることが生きがいだったりもするので、私たちからライブやアプガを取ってしまったら、何もなくなってしまう気がするんです。今は、私たちが楽しいと思うことをどんどんみなさんと共有していきたいって思いで走ってますし、まずは私たちが楽しむことが一番だと思ってます。あと、アイドルを続けたくても続けられなかった方たちもたくさんいると思うんです。私たちが続けていくことによって、その方たちの魂も生き続けていくような気がします。私たちは結成8年目なんですけど、女性アイドルの中では長い方だと言われがちなんですよ。でも、人間で言うと、まだまだ8歳の小学3年生なので、中学生高校生、10年15年20年とやっていきたいと思ってます」と力強い言葉を語った。

サプライズゲストの3人に、アプガの推しポイント、アプガのどんなところが魅力かという質問が飛ぶと、岡田は「5人それぞれキャラが違って、歌声だけでも耳が楽しいんです。あと、人間悩むことっていっぱいあると思うんですけど、そんな中でアプガががむしゃらに歌ってくれる感じが、いろんな方に届くだろうなって。アプガのがむしゃらなまっすぐな歌が魅力かなと思います」と回答。

森詩織は「圧がすごい。いつも前に出てる感じなんですよ(笑)。それがアプガのよさですね。ほんとイノシシです(笑)。めっちゃ褒めてますよ。そんなアイドルいないから。これからも前に前にの姿勢でいて欲しいです」と答えた。

比嘉は「ライブが何よりも一番楽しいです。ライブに行って、一番元気をもらえるアイドルがアプガさんなんです。日々のモヤモヤってしたものが、アプガさんのライブでフワってなるので、いつも助けてもらってます」と、それぞれの思うアプガの魅力を語った。

そして、12月27日にZepp Tokyoで行われるアプガの全曲披露ライブ『アップアップガールズ(仮)Live of All Songs ~立ち続ける事~』への意気込みを聞かれると、佐保明梨が「アプガの曲は全部で80曲あるんですけど、それを1日でフルコーラス歌い切ります。たぶん7時間越えのライブになると思うんです。そういうライブは初めてなので、どんなライブになるんだろう? 私たちはどんなテンションになるんだろう?って、未知の世界が今からすごく楽しみです。こうやってワクワクすること、まだまだやってないこともたくさんあるんです。まずは、この全曲ライブを成功させたいです。私たちの生き様を感じてもらえる1日になると思うので、倒れるなら前にって気持ちで、1曲1曲全力で魂込めて歌っていきたいと思います」とハイテンションで回答。

そして古川小夏は「このライブは、今までのまとめの全曲ライブじゃなくて、これからの意気込みを込めた全曲ライブにしたいと思っているので、私たちの突き進む姿を見に来ていただけたらうれしいです」と、さらなる未来に向けた全曲披露ライブになることを宣言した。








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