2018/10/08 に公開
“あの頃”と言われ、人はどのような過去を思い出すだろう。楽しかった青春の日々、思い出したくもない苦い毎日……今を生きる人それぞれにあの頃の記憶がある。〈あのころの未来に/ぼくらは立っているのかなぁ〉とは、SMAP「夜空ノムコウ」のあまりにも有名なフレーズで、過去があったからこそ今の自分があるという考え方は、自身を肯定する最も簡単な方法の1つだ。
主演に山田裕貴、ヒロインに齋藤飛鳥を迎えた映画『あの頃、君を追いかけた』は、ある青春の1ページを“あの頃”として提示する。水島浩介(山田裕貴)、早瀬真愛(齋藤飛鳥)、どちらか一方を“君”として、過ごした・過ごせなかった、もしくはこれから訪れる恋愛を2人に投影するだろう。
ロピロピ TOP > 『あの頃、君を追いかけた』には齋藤飛鳥の“成長”が刻まれている 真愛と重なる等身大の演技