アプガ新体制によるツアー開幕。「これからもっともっと上を目指していけると確信しました」

2017/11/16 に公開

2017年9月にZepp Tokyoで7人体制でのラストライブを行ったアップアップガールズ（仮）（通称：アプガ）の新体制によるツアーが、11月5日（日）東京・Shibuya Club QUATTROよりスタートした。

7人によるラストライブが9月15日（金）で、わずか1ヶ月半で新体制によるツアー初日を迎える事となった。

オープニングアクトとして、アップアップガールズ（プロレス）と、アップアップガールズ（2）の2組がパフォーマンスを披露し、ライブ初日を盛り上げた。

続いて、アプガの楽曲を手がけているPandaBoY氏によるDJパフォーマンスがスタート。この日初披露となる5人バージョンとなった『overture（仮）NEO』へとつなぎ、アプガメンバーがステージに登場。新生アプガの登場を会場は大きな拍手と歓声で受け入れた。

ツアー1曲目はライブ初披露となる新曲『Be a Girl』からスタートした。2曲目は『イチバンガールズ！』のアレンジが加わった2017年バージョン、『イチバンガールズ！2017』。こちらもライブ初披露となった。

2曲を歌い終えたメンバーは緊張した表情から、ライブを楽しむ表情に一変。古川小夏さんが集まったアプガファミリー（＝アプガファンの総称）に向かって、「イェーーーーイ！！！！」と叫び、これに応じるように会場から大きな歓声がステージに並ぶアプガメンバーに向けられ、それに応えるようにメンバーからのメッセージがアプガファミリーに向けて発信された。

新井愛瞳さんより、「本当に人が居て良かったぁ！だって、皆さんも同じ気持ちだよ。だって、1ヶ月半も（ライブ）が空いたんだから！」と新体制のアプガの為に来てくれた人を見て不安の気持ちが一気に吹き飛んだ、心からの言葉であった。

森咲樹さんからは、「私が一番大事にしている感謝の気持ちをパフォーマンスに込めて、初日楽しみたいと思います！」とライブ初日を迎えての今の気持ちを語ってくれた。

関根梓さんは、「みなさん！お久しぶりー！！関根も元気しすぎて、ちょっと太った！！！イェーイ！健康体を作ってきました！」と万遍の笑顔で、溢れんばかりのパワーをアプガファミリーに向けて発信してくれた。

佐保明梨さんは、「本当にテンションが上がってて、言葉に出来ないので、今の気持ちを体で表現したいと思います！」と、空手の型を披露。型が決まった時、アプガファミリーから大きな歓声が上がった。

古川小夏さんは「アプガ最年長の、古川小夏でーす！！！」と明るい笑顔で、最年長メンバー自己紹介を披露してくれた。

アプガメンバーもアプガファミリーも明るい表情になった状態でライブは再開。今回のツアーでは、DJにPandaBoY氏を迎え、アプガ曲をミックスしたDJパフォーマンスコラボや、年上組（古川・森）と、年下組（佐保・関根・新井）に分かれたラップバトルを披露するなど、これまでに無いアプガのライブを魅せ、時間が経つにつれ会場の熱気はぐんぐん上昇した。

ライブも終盤に入り、ラストスパートモードに突入。ここで新曲『上々ド根性』を披露。明るくノリノリの曲で会場に集まったアプガファミリーの熱気は更にヒートアップ。アプガメンバーの勢いも最高潮に達した状態でライブの本編は無事に終えることが出来た。

会場にアンコールが響きわたり、ステージ上に再びアプガメンバーが登場。

古川さんより「新しいアプガ、楽しんでいただけましたか？」と呼びかけ、アプガファミリーからの止まない声援を全身で感じながら、古川さんは今の気持ちを語ってくれた。

「9月15日がラストライブで、翌16日に仙石みなみと佐藤綾乃の2人が卒業して、7年間、ずっとメンバー変わらずでやって来たアップアップガールズ（仮）が5人になって、新しく歩き始め、今日こうやってみなさんに温かく迎えていただきながら、新しいツアーをスタートする事が出来ました。

今日を迎えるまで、みなさんをたくさん不安にさせたりしたと思うし、私達自身もここまでずっと7人でやって来たので、ひとりひとりのプレッシャーが大きくて、「これから5人で前に進んでいけるのかな？」とか、すごく不安に思う部分がありました。でもすごく素直な気持ちとして、新しい体制での活動準備期間がほぼ2か月で、新しいグループを活動していくのに、「2か月の準備期間って短くね？」って思ったの。

「絶対にムリでしょ！ずーっと7人でやって来たのに一瞬で5人で出来るかな？」って正直思ってたけど、あのね、2か月ライブ無いの超辛かった。だから、皆さんにとって急な変化で心が追いつかない方もいるかも知れませんが、これに付いてきてもらわないと、私達の精神がどうにかなってしまう(笑)！正直、不安なままでこのステージに立った部分もありますが、皆さんも一緒に盛り上がってくれて、熱い声を聴かせてくれて、この5人でこれから突っ走っていけると、これからもっともっと上を目指していけると確信しました。

ここまでアップアップガールズ（仮）を7年間支えてきてくれた皆さんに、これからの5人でもっともっと恩返し出来るように、恩返ししていけるように、最高の景色を見せていけるように、これからも突っ走って行きたいと思いますので、新しいアップアップガールズ（仮）の応援をよろしくお願いします！」

古川さんの挨拶が終わると、会場から大きな拍手が送られた。

古川さんが思わず「この状況で、この曲は非常にマズいんだが･･･」と本音をもらしつつ「これからの決意を届けていきたいと思います」と語り、『スタートライン』が披露された。この曲は9月に卒業した佐藤綾乃さんが作詞を手がけた楽曲である。佐藤さんは卒業前のイベントで「アプガにこの曲を歌い継いでいって欲しい」と語っていた曲であり、ステージ上でパフォーマンスする5人の姿をアプガファミリーと同じ客席エリアから9月に卒業した仙石みなみさんも見守っていた。

『スタートライン』を歌い終えたアプガメンバーは涙を浮かべていた。新井さんからは
「本当に不安でいっぱいだったんだよぉ。でも、みなさんと一緒ならまだまだ上に行けるなって確信する事が出来ました。私達はまだまだ上を目指して、（仮）が付いたままだけど、（仮）付いているからこそ、色んな事にチャレンジして上を目指していきます。ばあちゃんになろうが夢を追い続けて、腰が曲がろうと、もっともっと明るい未来に向かって、まだまだ上を目指して走り続けていきます！もう、私達は失うものは何も無いので！何でも挑戦していきます！」
と、５人体制でのライブを完走した今の熱い想いを語ってくれた。

最後の楽曲は、「新しい道を進んでいこう」というメッセージが込められた『FOREVER YOUNG』を披露。その後、古川さん音頭による気合い入れの円陣がステージ上で行われ、約２時間の熱いライブは大団円で幕を閉じた。

ライブの最後には「アップアップガールズ（仮） KARI The LIVE Straight Up!!」を12月8日（金）に東京・初台 THE DOORSにて行う事が発表された。
新曲リリースも11月末に控え、12月2日に大阪、翌3日に名古屋とツアーが続く、1ヶ月半の充電期間を終えたアプガは休む事なく走っていく。

リリース情報

2017 年11月28日(火)発売
『上々ド根性／Be a Girl』

【通常盤 A】￥1,000+税
TPRC-0191
1. 上々ド根性作詞：児玉雨子作曲・編曲：michitomo
2. Be a Girl 作詞：ヒワタリスツカ作曲・編曲：Ryuichi Kawasaki
3. スタートライン作詞：佐藤綾乃作曲：michitomo 編曲：かずぼーい
4. 上々ド根性(Instrumental)
5. Be a Girl(Instrumental)

【通常盤 B】￥1,000+税
TPRC-0192
1. 上々ド根性作詞：児玉雨子作曲・編曲：michitomo
2. Be a Girl 作詞：ヒワタリスツカ作曲・編曲：Ryuichi Kawasaki
3. イチバンガールズ！ 2017 作詞・作曲・編曲：michitomo
4. 上々ド根性(Instrumental)
5. Be a Girl(Instrumental)

【通常盤 C】￥1,000+税
TPRC-0193
1. 上々ド根性作詞：児玉雨子作曲・編曲：michitomo
2. Be a Girl 作詞：ヒワタリスツカ作曲・編曲：Ryuichi Kawasaki
3. Be a Girl Remix ver.
4. 上々ド根性(Instrumental)
5. Be a Girl(Instrumental)

◆リリースイベント日程予定
・2017年11月25日（土）
・2017年11月27日（月）
・2017年11月28日（火）
・2017年11月29日（水）
・2017年11月30日（木）
・2017年12月01日（金）
・2017年12月10日（日）
※いずれも関東近郊での開催
※日程は変更、追加される事もございます。

◆リリース記念ライブ
「上々ド根性/Be a Girl」リリース記念ライブ KARI The LIVE Straight Up!!
・2017年12月8日（金）東京初台THE DOORS 開場 18:30 / 開演 19:00

ツアー情報

アップアップガールズ（仮）ライブハウスツアー KA-Re:START
・2017年12月02日（土）大阪 AMERICAMURA FANJ twice　　開場 18:00 / 開演 18:30
・2017年12月03日（日）愛知 NAGOYA ReNY limited　　開場 16:30 / 開演 17:00
全自由／4,500 円(税込)
※各会場とも、入場時に別途ドリンク代必要

企画・制作 YU-M エンターテインメント / オデッセー
問合せオデッセー 03-5444-6966（平日11～18時）