2017/05/07 に公開
2017年4月30日(日)、東京・渋谷WWWにてアップアップガールズ(仮)(通称:アプガ)の仙石みなみさん生誕公演が行われた。
今回の生誕は2部構成となっており、1部は「仙石みなみ26thアニバーサリーパーティー~仙石まだまだ成長中~」、2部は「仙石みなみ26thアニバーサリーパーティー~みーこと赤い仲間達~」というタイトル。
1部では仙石さんとアプガメンバーによる1対1の対談。2部では仙石さんとアップアップガールズ(2)(通称:アプガ(2))メンバーとの仲を近づけるという内容であった。
アプガファミリーからのスタンドフラワー
1部の開演前には、4月28日(金)にオフィシャルブログで卒業発表をした仙石さんと佐藤綾乃さんがステージ上に登場。本人の口から直接、卒業の報告がアプガファミリー(ファンの呼称)に向けて行われた。
仙石さんより「先日、発表させていただいたんですけど、私、仙石みなみと佐藤綾乃はアップアップガールズ(仮)を卒業する事を決めました。」と挨拶があり、続いて佐藤さんより「卒業後は自分たちの夢に向かってアップアップしていきたいと思います。そして卒業まではアップアップガールズ(仮)の一員として今まで以上に更にアップアップしていきたいと思いますので、みなさん応援よろしくお願いします。」と卒業までの期間を全力で駆け抜ける決意を改めてアプガファミリーに向かって宣言した。
佐藤さんが「それじゃ、みなさん、みーこの生誕祭、盛り上がっていきましょー!!盛り上がる準備はできてますかーーーっ!!!皆さんで楽しい生誕祭作っていきましょう!!!」と大きな声でアプガファミリーに呼びかけ、それに応える形でアプガファミリーから大きな声援が上がった。
仙石さんと佐藤さんがステージから捌け、ステージが暗転し『overture(仮)』が会場に響いた。そしてアプガメンバー7人が登場。会場全体が仙石さんのカラーである赤いサイリウムに包まれていた。
1曲目はアプガ初のオリジナル曲『Going my ↑』からスタート。続けて『アッパーカット!』で一気にヒートアップし、アプガファミリーからの声援も最高潮に達した。『青春の涙』では魅せるアプガを堪能させ、『サバイバルガールズ』では再び大きな声援が会場に響き、『このメロディを君と』では、アプガメンバーとアプガファミリーが一体となった。盛り上がるアプガと魅せるアプガで序盤から大いに盛り上げてくれた。
一気に5曲を歌い上げ、ステージには仙石さんのみが残った。集まったアプガファミリーを見渡し、改めて挨拶をした。
「改めまして、“仙石みなみアニバーサリーパーティー~仙石まだまだ成長期~”へお集まりいただき、ありがとうございます。まだまだ成長期と言う事で、実際に4月には健康診断で150cmの壁も越えて、今日はそんな『仙石成長してるなっ。』って思ってもらえるような、新たな一面を見ていただけるように、頑張りたいと思います。いつもは変な事を言ってる”いじられ役”が多いんですけど、今日は”大人の仙石さんを見せる”という事で、トークをしていきたいと思います!」と、これから始まる企画の説明をしアプガメンバー1人ずつと対談する「みーこの部屋へようこそ」コーナーがスタートした。
仙石みなみ
このコーナーは、テレビ番組”○○の部屋”を意識したコーナーで、アプガメンバー1人ずつと4分という制限時間の中で1対1の対談をする企画である。
まず始めに新井愛瞳さんが登場。最年長(仙石さん)と最年少(新井さん)メンバーの対談からスタート。仙石さんが冒頭「4分間もまあなと喋った事、今まで...」と言ったところで、すかさず新井さんが「あるよ!ふたりでメシ行くだろっ!!!どんだけ早飯なんだよっ!!!」とバッサリ切り返して笑いを誘っていた。
新井さんは卒業後の仙石さんが心配のようで「今は7人で活動しててみんながフォローしてくれてるから良いものの、一人になったときに大丈夫かなぁ。て最年少ながら思って。26歳で、大人になってなくて大丈夫???」とコメント。これに対し仙石さんは自信なさげな声で「一応、大人にはなってるんですよ。」と反論していたが、新井さんの不安はまだまだ続く。
「結婚したときに、子育て出来るの??」という質問に対して、仙石さんは「大丈夫!ハムスター育てた事あるから!」とすかさず反論。新井さんから「あなたは赤ちゃんをゲージの中で飼うんですか????」とツッコミが入るものの、仙石さんが「大丈夫!!!」と回答したところで、4分の終わりを告げるメロディが会場に響いた。
仙石みなみと新井愛瞳
1人目から仙石さんの適当トークが炸裂。仙石さん主導でコーナーを仕切るはずが、新井さんの鋭いツッコミに出鼻を挫かれていた。仙石さんは「痛いところ突かれないように回しを変えよう…。」と新井さんとの対談で学んだ教訓を一人でブツブツ言っていた。この仙石さんの姿にアプガファミリーから笑いが起こっていた。
2人目は関根梓さんが登場。
関根さんからは「ツアー初日に『身長を頑張って伸ばします』って言ってたけど、あなたは身長を伸ばす気ありますか?」というさっそく鋭い質問が投げられた。
仙石さんは気まずい表情になりつつも「はいっ!」とすかさず返事し「乳製品も摂りますし、納豆も食べますし、たぶん伸びるでしょ、骨が。」と、あたふたしながら答えていた。
関根さんからは「毎日、楽屋でぶら下がってる動画をTwitterでアップする」と提案があったが、仙石さんは「やだ。」と拒否。更に「森と佐保から引っぱってもらうのはどう?」という提案にも「無理だよ!マッチョと破壊王に引っぱられたら壊れるよぉ」と全力で拒否。このやりとりの間に4分の終わりを告げるメロディが会場に響いた。
仙石みなみと関根梓
やはりここでも仙石さんのペースにはならず「疲れた... 1人ずつと話すと疲れるんだね。ホント回しって大変だなぁ」とボヤいていた。この段階で、“仙石さんのペースで話しをする”という当初の目的はどっかにいってしまった感があり、アプガファミリーからの笑いが起こる中、3人目の佐保明梨さんが登場。
佐保さんはさっそく「脚、引っぱろうか????」とニヤニヤした表情で仙石さんに向かって言うものの、仙石さんは「壊れちゃう!」と全力で拒否していた。
落ち着いたところで佐保さんより「ずっと気になっている事があるんですけど、お仕事とお仕事の間に時間ができたとき、みーこは『ちょっと薬局行ってくる』って行って消えていくんですけど、いっつもいっつも薬局でなにを買っているんだろう?ホントに薬局に行ってるんだろうか?という疑惑があって、メンバーの中では裏では”薬局おばさん”って言われてるんですよ。」と、長年の疑惑とメンバー内でのあだ名の暴露が同時に仙石さんに投げかけられた。
仙石さんはあだ名の件は気付いているようで、薬局に駆け込む理由を「ファンデーションをよく落として粉々にする」と説明したが佐保さんに問い詰められ、「薬局が第一目的なの。その後に、ゆっくりカフェで落ち着きたいな~という事もあります…。(小声)」と薬局おばさんのエピソードを語っているうちに4分の終わりを告げるメロディが会場に響いた。
佐保さんも長年の疑惑が晴れたようで「良かった。”ほぼ”薬局に行ってる事が分かって。」と満足した表情でステージを後にした。
仙石みなみと佐保明梨
再び一人になった仙石さんは今回の対談でもすっかり佐保さんペースになってしまったため、次のメンバーでは自分のペースに持っていく決意を新たにしていた。
次に登場したのは、古川小夏さん。
古川さんからは最年長の仙石さんに対し「ここだけは私が一番大人だわって思ってる事ってあるのかな?」という質問が投げかけられた。
仙石さんは「…あるよ!」と目が泳ぎながら答え、絞りに絞って出した“大人だわ”は「寝る前に一人で反省会する。こうした方がもっと良くなるなぁってのを留めておくために携帯にメモする。」と説明。が、古川さんの「(メモを)読み返す?」には「ぃゃぁ...。」と反応。どうも読み返していないらしい。
古川さんは「毎日読み返さないとさ!」「毎日リセットされてるって事でしょ!ただのハッピーな人じゃん!」とツッコミ。最後は「アラサー頑張って!これからもっと忘れっぽくなると思うからさ!」とアドバイスしステージを後にした。
仙石みなみと古川小夏
仙石さんはぐったり疲れ、「心臓が痛い」とぼやきながら次のメンバー、森咲樹さんが登場。森さんは「みーこたーん♪」と元気よく駆け寄り、仙石さんは「まじかよ...。」とぼやきながら逃げるものの、腕を掴まれステージ中央に引き戻された。
森さんは満面の笑みで「やっと喋れる~♪」とラブコールするものの、仙石さんの素っ気ない反応に「なんで私に対していつもそうなの???」と仙石さんの態度に不満を漏らしていた。
森さんからは「吉川友と森咲樹、どっちの方が大好きなんですか?」と質問があり、仙石さんはすかさず「どっちもなんか...。(小声)」と答えていた。「この際ハッキリしたいなぁって思って。私めんどくさい女なんだからっ!」と自虐混じりに迫る森さんに仙石さんは笑いながら「重い系だね...。」とバッサリ切り捨てていた。森さんは負けじと更にガツガツ迫っていき、「彼女面させてよ!!!!」と叫んだところで4分の終わりを告げるメロディが会場に響いた。別れ惜しみながらステージを後にする森さんとは対照的に、やれやれな感じで仙石さんは見送っていた。
仙石みなみと森咲樹
「どっちって聞かれてもさ…。」と再びぼやく仙石さん。そして最後に登場したのは佐藤さん。佐藤さんが冒頭「みーこさ、色んな女に囲まれて大変だね。」と仙石さんの心境を察したひと言を語った。
佐藤さんより「二人で(卒業の)発表したじゃない?それ以降、エゴサしてます?検索ワードなんですか?」という質問が投げられた。
※エゴサ(エゴサーチ):インターネット上で自分の名前などを検索し、自身の評価を確認する行為。
仙石さんは検索ワードを”アプガ 仙石みなみ“にした事を明かし、「こんな風に思われてるんだって、ちゃんと見て知りたいんですよ。」と周りの反応をすごく気に掛けていたエピソードを語った。実際の反応については「思った以上に、”頑張ってね。応援しているよ。応援していくから。“というコメントがすごく多くてウルッときちゃったなぁ」と回答。
佐藤さんは「Twitterのリプとかブログのコメント以外はなるだけ見ないようにしています」
と仙石さんとは違った考えを語り、最後は代表して仙石さんより「(活動は)まだ続きますしアプガの夏も激しいし、アップアップで駆け抜けたいと思います」と、卒業時期が秋と発表されているため、この夏をアップアップで駆け抜けていこうという二人の想いが語られた。
仙石みなみと佐藤綾乃
6人との対談を終えた仙石さんは「改めてこうやって一人ずつとじっくり話したりとか、特に最後は、のんさんと真面目な話しとか今の想いとか話せて良かったと思います。今日の仕切りはどうだったか分かりませんが、身長もまだまだ伸ばしていきたいと思いますので、これからの成長する私をどうぞ見ていてください。よろしくお願いします」と締めくくった。
最後に、仙石さんのソロ曲である『サムライドル』と、仙石さんソロによる『ストレラ!~Straight Up!~』が披露され、1公演目は終演した。
1公演目を振り返ってみると「みーこの部屋へようこそ!」では、あえてステージ上で話す事で、プライベートや楽屋などでも中々話す機会がない“ホンネ”をメンバーが仙石さんから引き出していたようであった。集まったアプガファミリーも、仙石さんとアプガメンバーとの関係性や普段の行動を知る事ができ、笑いが起こりながらもメンバーとの温かい関係を同じ空間で感じる事が出来た。
▽第2部の公演レポートはこちら
アプガ・仙石みなみ、卒業発表直後の誕生日当日に最後の生誕祭開催【~みーこと赤い仲間達~編】
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