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第11回アイドルシンガーコレクション ライブレポート

2017/04/15 に公開

4月11日(火)第11回アイドルシンガーコレクションが、渋谷Gee-geにて開催された。 この日の出演者は、志村まゆ(じゅっせんち)、今井宏美、石川彩楓(はちきんガールズ)。



トップを飾るのはこのイベントには初登場となる【志村まゆ(じゅっせんち)】。
16歳の高校2年生。普段はギターデュオとして活動しているのだが、この日はソロで弾き語りでの登場。かなり緊張しながらも小さな体から美しく力強い声が響いてくる。 ギターを置いて歌った『ずっきゅん』では、会場にずっきゅんの振り付けも指導。会場と一体となって楽しそうに歌っている姿が可愛らしい。
「最近、ボケてきたんですよ~」から始まるMCでは、気づかずに洗顔フォームでハミガキしてしまったというエピソードでうけを狙うも、ちょっとシュールな感じになってしまったのはご愛嬌か。
この日が初披露となる曲『好きな人』の紹介では「高校2年生になり好きな人もできたりできなかったり」の発言に会場がざわつくと、「でも今は皆さんが好きな人ですよ!」とまたまた可愛らしいフォロー。
この日披露した3曲が4/30 にレコ発となり、またその中の『おもいオモイ』はカラオケ配信もされるそうだ。



次の登場は、映画『スイングガールズ』のモデルとなったブラス・ロックバンド「12.ヒトエ」のボーカルとして活躍していた【今井宏美】。
魚の小骨が喉に刺さったままで、しかも行った病院がことごとく休みと散々な目に。しかし、そこは流石に実力派の歌声を会場に響かせた。
4月、出会いと別れの季節ということで、出会いのエピソードトーク。 普段から人に声をかけられやすい彼女がセンター街で友人と待ち合わせしたある日。
黄色のロングTシャツを着ていた彼女に男性が声を掛けた。ナンパか(嬉)と思ったら「黄色いインコみたいだね」とポツリと言われたというショックなエピソードから出来たという曲「黄色いインコ」。
事務所の社長から大笑いされたエピソードが彼女のソロとしてのデビュー曲のタイトルになってしまったのだとか。
ラストに披露したのは、「雪の華」の作曲者である松本良喜氏との共作曲である「星の声」は何度聴いても見事な名曲だ。



トリを飾るのは【石川彩楓(はちきんガールズ)】。
この日は前日までの春の陽気から一転、雨も降り寒い日だった。MCで「今日のようなゲリラ豪雨にぴったり」と紹介された「雨のスクリーン」・・・ちょっと違う。
続いて、石川彩楓いわく「変な歌」という、高知の特産が歌詞に散りばめられた元気な2曲も含めて、いつもより長めの持ち時間で9曲を披露してくれた。
そして、ラストにはピアノバージョンの『負けないチカラ』は素敵なバラードにアレンジされて歌詞の世界がゆっくりゆっくり深く沁みこんでいく。これは「gee-ge」ならではだ。
元気な曲ではキレキレのダンスパフォーマンスで、バラードでは圧倒的な歌唱力で魅せてくれる彼女。その振り幅の広さ・実力には本当に感心させられる。

次回は5月9日に同じ渋谷Gee-geにて開催される。 出演は「北島彩夏:乙女の純情」「石川彩楓:はちきんガールズ」他

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