第13回オールジャパン・エンタテインメント・コレクションレポート

2017/02/28 に公開

2月24日（金曜日）心の中で大切に守っている「街（地域）」。その「街」の応援・活性化のために日々頑張っている日本全国のアーティストが集うイベント、第13回オールジャパン・エンタテインメント・コレクションが、池袋mismatchにて開催された。この日の出演者は、「Girls Fatasy（東京蒲田）「猫屋敷ひらり（愛媛）」「はちきんガールズ：石川彩楓（高知）」「PrismBell（栃木）」。

トップバッターで登場は【Girls Fatasy】。結成して4ヶ月でこの日はトータルでもまだ6回目のステージ。先月の本イベントは2回目のライブだったことから緊張していたとのことだが、この日もまだまだ緊張は続いている様子。やはり経験不足からか、歌もパフォーマンスもまだぎこちないが、今後多くのステージを体験し、先輩アイドルのステージを参考にしレッスンを積むことでの大きな成長が期待できるグループだ。

2番目は【猫屋敷ひらり】。上京して2ヶ月。所属レーベルイベント以外でのライブはこの日が初という、まだまだ初々しい猫が大好きな19歳。客席に降り所狭しと走り回りながらのパフォーマンスと、可愛らしい方言はまさに「愛媛の猫」。長崎のちゃんぽんと比べてあっさりしてらしい愛媛県八幡浜市のご当地グルメ「八幡浜ちゃんぽん」を紹介した「八幡浜ちゃんぽん物語」は昭和歌謡の雰囲気も漂い、彼女の歌唱力
を際立たせる。

いきなりコタツのセットに伊予柑とポンジュースを広げて語り出すMCも、愛媛の猫の不思議な世界観を醸し出している。とても緊張していたことをライブ終盤に明かしていたが、これから数多くのステージを経験し「猫の一匹立ち」を加速させていくだろう。

3番目に登場したのは【PrismBell】。那須りんどう湖公認の、歌って踊って働くアイドル。日頃のりんどう湖でのステージで鍛えられているため、歌もパフォーマンスも素晴らしい。しかしMCではいつもの元気で淀みない調子がなぜか落ち着かない。その理由は「TOKYO IDOL FESTIVAL 2017」への出場権をかけた一次選考を通過し、現在ニ次選考で「SHOWROOM」配信を頑張っており、「ぜひ皆さんにも応援していただきた
い」という気持ちが先走っていたとのこと（笑）。

「SHOWROOM」では、この日も「ゆきな」がチラッと披露していたミニドラマなど、普段のステージでは見られないような彼女達の素顔が見れるようなのでぜひご覧になってみてはどうだろうか。

そして、トリを務めるのは【はちきんガールズ：石川彩楓】。石川彩楓いわく「変な歌」・・・高知の名産品を歌った曲が続いた前半戦は元気なはちきんガールズ。「雨のスクリーン」からの後半戦はしっとりとした歌が聴けたこの日のステージだが、どちらにも彼女にはウィークポイントはない。聴かせる歌唱力と元気でキレキレのダンスパフォーマンスとどちらでもファンを魅了できるのが彼女の大きな武器だ。

さらにもうひとつ。歌う姿とのギャップが大きい土佐弁バリバリのMC。この日は新たにスタートしたプレミアムフライデーの話題に。しかしとても内容を理解しているとは思えないトークはおそらく単に単語を使いたいだけだったのかもしれない（笑）。しかしその可愛らしく微笑ましい姿がファンを魅了する。

3/4には約1年ぶりとなる高知でのワンマンライブが控えているという。一人で活動している石川彩楓に「ズ」と呼ばれているファン達も、彼女の魅力に惹かれて、高知に大勢が訪れるだろう。

ラストはこのイベントの恒例、ご当地カレーの抽選会。この日は豪華に7種類のカレーがプレゼントされた。終演後の物販では、各アーティストが用意した地元名産の物販も人気をよんでいた。

次回は、3月24日(金) 同じ池袋mismatchにて開催される。出演は「はちきんガールズ：石川彩楓（高知）」他