吉川友『吉川友ライブツアー2017 〜YOU!友!酉!〜』公式レポート

吉川友

2017/01/31 に公開

1月28日（土）東京・原宿アストロホール

ソロアイドル吉川友が、東名阪ツアー『吉川友ライブツアー2017 〜YOU!友!酉!〜』を開催し、そのツアーファイナル公演が1 月28 日（土）東京・原宿アストロホールにて行われた。
本公演では、ロックをテーマに全編バンドを従えての白熱のライブが繰り広げられた。

ライダースの革ジャンを着た吉川は、デビュー曲の「きっかけはYOU!」から勢いよくライブをスタート。吉川が、「今日の東京は、全編生バンド演奏ということで、吉川友ときっかバンドで、最高の時間をみなさんと過ごしたいと思います！」と声をあげると、観客も大歓声。続けて「こんな私でよかったら」「歯をくいしばれっっ!」とシングルチューンを続々と披露。熱気あふれるバンドサウンドで、吉川もいつもとひと味違う迫力のあるボーカルで歌っていく。序盤戦から会場はハイボルテージとなった。

MC で吉川は「バンドさんとのライブを何度かやっていく中で、何か楽器を弾けるようになりたいと思ったんです。ドラムがやりたいです」と語ると、いきなりドラムセットに座り、きっか流のリズムを叩く。
「こうやって今年は挑戦する年にしたいと思ってます。次の曲でも、新たなチャレンジをしたいです」と語った吉川は、森高千里の「渡良瀬橋」をカバー。きれいなメロディのバラードをやさしい声で歌う彼女は、間奏で初挑戦のリコーダーを奏でる。歌だけでなく楽器でも曲に華を添えた。そして「あまいメロディー」では、ミディアムアレンジで抑揚の効いたボーカルで聴かせる。吉川は、歌唱力の高さを存分に発揮した。

ライブ後半戦は、「チャーミング勝負世代」で一気にワイルドに盛り上げていく。ダンサブルな「URAHARAテンプテーション」は、バンドアレンジでグルーヴ感が増し、彼女のパワフルなボーカルとともに強烈なエナジーがフロアを包む。
さらに、「水色」「ダーリンとマドンナ」といったアップチューンで、会場のテンションはグングン上昇。ソウル感のアップした「アカネディスコ」では、観客とコールアンドレスポンス。“お正月”“食べ過ぎて”“太る”とユ
ーモアたっぷりな掛け合いで沸かせる。

そして、盛り上がり必至の「ずっとずっとずっと君がスキだ」を披露する。観客と一体となって“ラララ”の大合唱を巻き起こしライブ本編は終了。
アンコールに応えて、黄色のT シャツ姿でステージ戻った吉川は、キャッチーなポップチューン「Time to zone」を歌唱する。

MC で吉川は、「久しぶりのツアーで、歌ももちろん、歌詞、MC とか不安でいっぱいだったんですが、みなさんのおかげで、ありのままの吉川友を出すことができて楽しいライブができました」と観客への感謝を口にする。続けて、「今年の春には、11 枚目のニューシングルが発売決定となりました。リリースイベントや発売記念ツアーとかもやっていきたいですし、今度は全国ツアー、47 都道府県回れるように今年も全力で突っ走っていきたいと思います」と語る。

さらに、茨城出身の彼女は、「ちなみに最近、茨城がきております。鹿島アントラーズ優勝、稀勢の里さん横綱入り。吉川友も茨城ブームに乗っていけるように、そしてアイドル界の横綱になれるようにがんばりますので、みなさんよろしくお願いします！」と声をあげ、観客から大歓声が沸き起こった。

そしてラストは、駆け上がっていく思いを歌ったアップチューン「Stairways」を歌唱し、熱量たっぷりのロックな吉川友のライブは締めくくられた。

▼吉川友＿公式サイト
http://www.kikkawayou.com/

▼吉川友＿公式Twitter
https://twitter.com/kikkawa_you