2016/12/20 に公開
第6回「idol singer collection(アイドルシンガーコレクション)ふたりの歌姫 テレジア:鈴木花純、はちきんガールズ:石川彩楓」が11月21日(月)に渋谷gee-geで開催された。
この日はふたりのたっての希望が実現し、本イベントでは初となるツーマンライブとなった。
オープニングでは、二人合わせて「テレきんガールズ」ですという自己紹介のあと、さっそくふたりでの「花のテレジア」のコラボからスタートした。
この日が楽しみで仕方なかったという鈴木花純は、「気合を入れた」といういつもと雰囲気とは違った衣装。
「花のテレジア」のコラボが終わると二人の爆笑MCが始まる。しかし、これがいつまでも終わらない。結局、ジャンケンで勝った鈴木花純からソロコーナーに突入することに。
■鈴木花純
一曲一曲を非常に丁寧に歌うのが彼女の大きな特徴だ。特に高音の声の伸びを活かした歌声は素晴らしい。
荘厳な組曲のようなバックトラックの「かすみ、そう」や転拍子なども難なくこなす様子は、ポテンシャルの高さを感じさせる。
■石川彩楓
鈴木花純の楽曲を意識してか、この日のセットリストはgee-geでは珍しくアッパーなナンバーも多めに披露された。
また、鈴木花純の歌唱力に刺激されたように彼女も一曲一曲を丁寧に力強く歌い上げる。まさに歌姫の共演の相乗効果だ。
そして、再び鈴木花純を呼び込み二人の歌のコラボコーナーへ突入のはずなのだが、「これはトークショーなのだろうか」と疑うほど楽しいMCが続く。
実はこの二人はつい数ヶ月前に知り合ったばかりであり、対バンも5回程というのだが、これには全くの驚きだ。
古くからの友人で、念入りにネタ準備をして来たのではないかと思うほど、テンポの良いトークが弾んで行く。二人の相性の良さや楽しくてたまらない様子が会場を暖かい空気でつつんでいく。
そして、コラボ曲は冒頭の「花のテレジア」の他、この記念コラボCDに収録されている「はちきん地鶏 Hyper ver.」や「歓喜の歌」も披露された。
共に現在一人での活動となっていることもあり、久しぶりのユニット活動のようなコラボに嬉しさを噛み締めていることが、誰も目にも見てとれ、会場全体がなんとも多幸感に満ち溢れていた。
また、「土佐ジロー」コラボでは、ソロでは決して見ることのできない壊れる鈴木花純が見られたことも、この日の来場者しか味わえなかった収穫だろう。
この日は石川彩楓曰く「今日が二人の記念日」を象徴する記念コラボCDが「鈴木花純サイド」と「石川彩楓サイド」の2パターンで発売された。その完成度の高い内容とセンスあるジャケット写真から、来場者はほぼ全員両パターンを手していたようだ。
また、会場には「南波一海」氏や「田中秀臣」氏の姿も見られ、このイベントの業界での注目度もうかがえた。
さて、忘れてならない毎回不思議な発言が恒例となっている本日の石川彩楓語録。
・一家に一台(一致団結)
・バラが出てくる(ボロが出てくる)
・アッピングな曲(アッパーな曲)
「こんなでもラジオのパーソナリティやってるんですよ」・・・石川彩楓の主張。
なお、第7回「idol singer collection(アイドルシンガーコレクション)は12月21日(水)に開催される。会場は同じく渋谷gee-gee、出演は小林清美、鈴木花純(テレジア)、石川彩楓(はちきんガールズ)のツリーマンとなる。
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