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心のジュリ扇をびんびん物語に感じる! 何が起こるかわからないベッド・インのツアーが開膜!

2016/11/12 に公開

心のジュリ扇をびんびん物語に感じる!
何が起こるかわからないベッド・インのツアーが開膜!


2016年11月3日(木・祝) 札幌COLONYにて筆下ろ・・・いや、ツアー初日を飾ったベッド・インの『祝!“RICH”発射記念ツアー ~そこのけ そこのけ バブルが通る~』。
今年7月にメジャーデビューを果たし、メジャー1stアルバム「RICH」も好調な彼女たちの勢いを物語るように、札幌公演のパー券、ではなくチケットはソールドアウト。そのゴイスーなパフォーマンスを「欲しがる」多くのファンが詰めかけた。

この日は、札幌を拠点に活動する女性5人組のロックバンドDrop'sがゲストとして出演。ベッド・インを後に控え、一体どんなバンドが出てくるのかという期待と不安の中で登場したのは、なんとも清々しいキュートな女の子たち。
途端に、1曲目「STRANGE BIRD」の渋すぎるイントロがざわつく観客を一気に黙らせた。一見、小柄で可愛らしい印象のボーカル中野ミホによる力強い歌声に、会場全体がピリッとした緊張感に包まれる。すげえ、カッコイイ。あと、カワイイ。
こんな凄いバンドが札幌にいたとは。その後も確かなライブパフォーマンスで、ブルージーなロック・チューン全6曲を演奏。大きな拍手と共にステージを後にした。



日本のロックシーンの爽やかな未来をじっくりと堪能したのも束の間、会場は瞬く間に80年代後半~90年代前半にタイムスリップ。この振り幅なんなの?ディスコなBGMに「それそれ~!」と掛け声が入り、まわるミラーボール、舞うジュリ扇。世界観が極端過ぎてクラクラしてくる。
すっかりジュリアナ化した会場のステージに、冗談みたいな肩パットのバブルスーツに身を包んだベッド・インこと益子寺かおり(Vo)と中尊寺まい(G,Vo)が登場し「GOLDの快感」でライブがスタート。

これほどまでにミラーボールが映えるライブが今まであっただろうか。カラフルなジュリ扇を持った多くの観客を前に「絶景だねぇ~」と感嘆の声をあげるまい。かおりが「やまだかつてない心のジュリ扇びんびん物語に感じてるよ!サンクスモニカ~!!」と叫びオーディエンスを盛り上げていたが、改めて文字にしたらもう意味かぜんぜんわからなくて驚く。

そこから立て続けに「GIVE ME ! ~哀・してる~」「Summer Dream」「太陽を信じて...」とアルバム収録曲で会場を盛り上げ、合間のMCでは、ギリギリアウトな下ネタを散りばめたバブルジョークを連発。
その完成度はもはや「バブル漫談」の域にまで昇華され感動的ですらあった。



その後、アン・ルイス「六本木心中」、中原めいこ「鏡の中のアクトレス」といった絶妙すぎるカバー曲を熱唱し、ライブはいったん休憩時間へ。
ベッド・インの担当スタッフ・スペネット北岡氏による面白すぎるグッズコマーシャルのステージを経て後半戦がスタート。まずは、キュートなワンピース姿で登場したまいがソロ曲 「V.H.S.」を披露。
いままでのイメージとは違う当時のWinkを彷彿とさせる乙女チックな姿と楽曲に、会場からも「可愛い!」という声援が飛ぶ。
一方のかおりは、情熱的な赤いドレスに身を包み、バラを咥えながらフラメンコのように舞い、ロックなソロ曲「魅惑のバリライト」を熱唱。
バックバンドのパートタイムラバーズのステージを挟み、「成りアガり VICTORY」「真夜中のディスタンス」とグルーヴィな楽曲を畳みかけ会場のボルテージは高まってゆく。




そして、ついにあの時間が。そう、スーパージョッキーを思わせるステージ上での生着替えである。この何が起こるかわからない期待感と緊張感が、ベッド・インのステージの魅力なのだ。今回、生着替え用の丸いカーテンを運んできたのは、なんと先ほどオープニングを飾ったDrop'sのメンバー。ななななんてことさせるんだ!とか思いつつドキドキも止まらない。
レーベルメイトであるというこの若者たちは、目の前のオゲレツなお姉さま方をどのように見ていたのか非常に興味深いが、無事ビキニ姿となった2人のステージはクライマックスへ突入。

「SEXY HERO」「C調び~なす!」「♂×♀×ポーカーゲーム」とアゲアゲな楽曲を立て続けに披露し、観客の熱狂も最高潮。
「みんなの欲しがる声でビションコになっちゃった」とかおりが言えば、「ほんとちゃんまいの下半身もハートカクテル状態」と返すまい。
もはや会話になっていないし、観客の中にはネタを理解できない人もいるかもしれないが、その世界観の面白さは間違いなく全員に伝わっているはずだ。



アンコールでは、「私は嵐」「限界LOVERS」とSHOW-YAの名曲を熱唱。かおりのボーカルとまいのギター、もともとはそれぞれ実力派のバンドマンである2人の、経験に裏打ちされたテクニックは本物であり、決してエロいだけのイロモノユニットではないのだ。
その証拠に、会場に訪れる客層は老若男女さまざまな世代が集まり、その幅広さが確かな実力を物語っている。最後は「またベッド・インしようね~!」というかおりの別れの挨拶のあとに「しば漬け食べたい!」でまいが締めくくる。このアホらしさがたまらない。
バブルと下ネタとロックのこだわりがいっぱいに詰まった盛りだくさんのツアーは、始まったばかりである。

【ツアー情報】
祝!“RICH”発射記念ツアー ~そこのけ そこのけ バブルが通る~

11月3日(木・祝) 札幌COLONY  (パ~券 SOLD OUT!サンクスモニカ~)
11月5日(土) 新潟GOLDEN PIGS BLACK STAGE
11月12日(土) 広島BACK BEAT
11月13日(日) 福岡DRUM SON
11月19日(土) 名古屋RAD HALL
11月20日(日) 大阪FANJ TWICE
12月4日(日) 仙台HOOK
12月18日(日) 赤坂BLITZ

【開場/開演】17:00/17:30 ※赤坂公演のみ16:45/17:30
【パ~券料金】¥3,500(D代別)※赤坂公演のみ¥4,000
【プレイガイド】
ローソンチケット http://l-tike.com/
チケットぴあ http://t.pia.jp/
イープラス http://eplus.jp/sys/main.jsp

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【ベッド・イン リリース情報】
メジャー1stアルバム「RICH」
2016/7/27(水) リリース  KICS-3404 ¥3,000+税
1.GOLDの快感 2.♂×♀×ポーカーゲーム 3.Summer Dream 4.GIVE ME!~哀・してる~ 5.成りアガりVICTORY(ベッド・イン×サイプレス上野とロベルト吉野) 6.太陽を信じて... 7.ROSA-魅惑のバリライト- 8.V.H.S. 9.SEXY HERO 10.C調び~なす! 11.真夜中のディスタンス 12.白黒つかない(ベッド・イン feat.アンジャッシュ)

<PROFILE>
益子寺かおり&中尊寺まいによる、地下セクシーアイドルユニット『ベッド・イン』。日本に再びバブルの嵐を起こすべく、80年代末~90年代初頭へのリスペクト精神により完全セルフプロデュースで活動中。
2012年、お互い別のバンドで活動していた二人が、猫も杓子もロリロリ重視の現代のアイドルシーンに殴り込みにイクかと一念勃起。バンド歴の長い二人による、ロック姐ちゃんなライブパフォーマンスと『おやじギャル』的な発言やTwitterが話題となり、日本各地を毎度おさわがせします中!
益子寺かおりの逞しいドヤ顔ヴォイスと、中尊寺まいの下心をつん裂くギタープレイによる「ボディコンロック」は健在!
弾けないバブルを貴方に・・・。

最新情報はパソコン通信&おツイで❤
◆公式サイト http://bedin1919.chu.jp/
◆Twitter https://twitter.com/bed_in1919

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