2016/11/08 に公開
心の中で大切に守っている「街(地域)」 その応援・活性化のために日々頑張っている日本全国のアーティストが池袋に集結。『オールジャパン・エンタメコレクション Volume 10』が池袋mismatchにて開催された。この日の出演者は、今井宏美(埼玉)乙女の純情:北島彩夏(宮崎) はちきんガールズ:石川彩楓(高知) PrismBell(栃木)の4組。
【今井宏美】
共演者に肌が綺麗と言われて照れていた彼女は、映画スイングガールズのモデルとなった「12.ヒトエ」という12人のブラス・ロックバンドのボーカルとしての活動暦を持つシンガー。8月に初のアルバムを発売。その作成時に「雪の華」の作曲者である松本良喜氏から楽曲提供受けることとなり、氏から「歌詞を書いたら」と薦められるも断念。代わりに「家族愛をテーマにした作文」を提出したという曲「星の声」は、大人な雰囲気のドラマティックなバラードナンバー。
壮大な世界観は、まさに中島美嘉のような雰囲気が醸し出された名曲だ。この曲は「映画 土佐の一本釣り」http://tosaichi.net/ のエンディング曲となっている。実はこの作品に前はちきんガールズのリーダー平田伊梨亜が出演しているのも不思議な縁を感じさせる。
【乙女の純情:北島彩夏】
オープニングトークで石川彩楓から指摘された少し伸びた前髪は、1月の舞台(1/6~8 月讀~TSUKUYOMI@シブゲキ)を控えて伸ばしているそうだ。「乙女の純情」では博多のご当地アイドルとして活動しているが出身が宮崎ということで、最近はどちらで自己紹介するか迷っているという。ちなみに、この日の物販には宮崎の青島せんべいが用意されていた。
最近、共演が多い石川彩楓と、この日の楽屋での「PrismBell」のワチャワチャ感を見て「やっぱり一人は寂しいよね」と話していた様子。しかし、ひとりでも観客を酔わせる歌唱力は絶品。しばらくは舞台に専念するためライブは少なくなるが、機会があればぜひ聴くべきアイドルだ。
【PrismBell】
このイベントには3回目の出演。まだまだ緊張すると言っていたが、「那須りんどう湖レイクビュー」で鍛えられたMCは非常に小気味が良い。なお、この日の出演は4人(通常は5人)。元気が自慢のリーダー 「はなこ」、ゆるキャラ担当の「ゆきな」、書道が得意な「さとえ」、和風好きの中でも特にあんこが好きな「みはる」。構成が変わってもすぐに対応出来る歌唱やダンスパフォーマンスはレベルが高くしっかりとレッスンを重ねていることがうかがえる。10/2発売の新曲「お願い神様」では真似しやすい振り付けとのことから、会場も一緒に踊っていたのが印象的だった。
12/2~12/4に日比谷公園で開催される『ご当地「鍋」フェスティバル』へ参加するとのこと。ご当地アイドル鍋も出すそうなので、こちらもぜひ味わってみたい。
【はちきんガールズ:石川彩楓】
いつにも増してキレキレのダンスとパワフルで伸びのある歌声が、会場の盛り上がりとあいまって素晴らしいステージングだった。あれだけのキレのあるダンスを踊りながら、全くブレのない歌唱を披露する彼女を見ていると、過去からの努力の積み重ねが確実にスキルアップに繋がるんだと確信する。石川彩楓の魅力に魅せられて、日々集う「界隈」達が、会場で一体となった振りもコールも含めてが、はちきんガール「ズ」なんだとつくづく感じさせられるライブだった。
毎回不思議な発言が恒例となっているが、本日の彩楓語録は、一緒にスクワットの振り付けを合わせてくれた観客へ向けられた賞賛の言葉「 レベルパワーアップ」。何となく分からなくもないのだが・・・汗
エンディングはこのイベント恒例の、「カレーの激戦」と石川彩楓が表現するご当地カレーの抽選プレゼント会。「宮崎牛カレー(宮崎)」「トマトカレー(高知)」「北本トマトカレー(埼玉)」「いちごのカレー(栃木)」がプレゼントされた。PrismBellからのプレゼント栃木のいちごのカレーが当たったのは、なんと栃木在住のお客様というなんともこのイベントらしいオチがつき幕を閉じた。
次回「Volume 11」の開催は12月16日(金)場所は同じく池袋ミスマッチ 出演;はちきんガールズ:石川彩楓 他
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