2016/09/21 に公開
2016年9月10日、東京・Tokyo Dome City Hall(通称:TDC)にて、「愛踊祭2016」が開催された。
全国のアイドルが国民的アニメソングをカバーするコンテスト、「愛踊祭」。総勢242組のアイドルグループが参加、8月から行われているエリア代表決定戦を勝ち抜いた精鋭・10組がTDCに集結。日本一の座を賭け、ライブパフォーマンスを行った。
MCは、ヒャダインさんと藤本美貴さん
アンバサダーを務めた、でんぱ組.inc
サポーターを務めた、こぶしファクトリー
ゲストにはアンバサダーとして、でんぱ組.inc。サポーターとして、こぶしファクトリー。そして決勝は審査員及びMCとして、音楽プロデューサーのヒャダインさんと、元モーニング娘。の藤本美貴さんが登壇。他にも著名な審査員が揃い豪華なラインナップの中行われた当イベントを制したのは、東北エリア代表、青森県のご当地アイドル・りんご娘。優勝の副賞として、「musicるTV」(テレビ朝日系)マンスリーゲスト出演権を獲得した。
昨年は2名体制で挑み、決勝で涙をのんだりんご娘だが、今年は4名にパワーアップ。見事、昨年の雪辱を果たした。審査員からも、「パフォーマンスが(昨年より)良くなっているだけでなく、将来性も感じるようになった」とコメントがあり、新メンバー2名がフレッシュさをプラスする、良いスパイスとなった事も勝因だったようだ。
▼受賞コメント
王林:本当に嬉しいです!!青森に生まれてよかったなって思います!!
とき:2016年一番の目標が愛踊祭の優勝だったので…まだ信じられないです。これで終わりではなく、世界に羽ばたけるように活躍の幅を広げていきます!
ジョナゴールド:りんご娘として初めて出た愛踊祭でしたが、去年(2人)より4人のほうがいいって言ってくれる人が増えたらいいなと思います!
彩香:この賞とこの景色を見れたのは、一緒に戦ってくれたアイドルさんや応援してくださった皆さんのおかげです。これからも応援してくれたら嬉しいです!
審査員からは、決勝10組には大きな実力の差はなく、今年はパフォーマンスレベルがかなり高かった事が語られた他、アイドルグループは「このメンバーでなくてはならない理由」を伝えるのが一番難しいが、りんご娘はその気持ちをパフォーマンスに乗せて伝える事ができ、それが接戦を制した要因だと称賛コメントが寄せられた。
当日は、妹分ユニット「アルプスおとめ」も青森から応援に来ており、もちろん多くのファンが会場に訪れている。こういった地元の温かいサポートも、優勝への後押しとなったのだろう。
イベント終了後に行われた囲み取材の場でも、りんご娘メンバーの興奮は収まらず、「日本全国、世界での活動を広げ、りんごのPRをしたい」と、優勝という結果に満足せず、成長を続ける事を掲げた。
また、東京でのチャンスが限られているご当地アイドルとして、どんな心境でイベントに臨んだのか聞いたところ、
「普段は青森県弘前市で活動しているので、いろんなアイドルさんとの共演や、コンテストの出演は本当に少なくて…。ご当地アイドルは、地元の良さ・温かさがあってこそだと思うので、自分たちらしさを絶対忘れないで、生まれた場所に感謝の気持ちを持ってパフォーマンスをしています。」
と、並々ならぬ想いで東京に来ている事を教えてくれた。
また、りんご娘はサポーター(ファン)からの賞である「ベストオーディエンス賞」も受賞。2冠を獲得する快挙を達成している。
審査員からは「ベストボーカルパフォーマンス賞」と「ベストダンスパフォーマンス賞」が用意され、「ベストボーカルパフォーマンス賞」にはアイドルネッサンス、ケミカル⇄リアクション、「ベストダンスパフォーマンス賞」にはROSARIO+CROSSが選出されている。
▼イベント写真
出演アイドルは客席後方から登場。各々意気込みを叫び、ステージへと上がっていった。
選手宣誓はケミカル⇄リアクション
■関西エリア代表:フルーレット
草津市の公認マスコットキャラクター「たび丸」君も応援に。
■関東Aエリア代表:木更津発 仏恥義理アイドル C-Style
突然ステージを降り、客席エリアでパフォーマンスする"ぶっ飛んだ"パフォーマンスを見せたC-Style。
■中国・四国エリア代表:SPL∞ASH
審査員からは"羊"と思われていた衣装だったが、シロ(クレヨンしんちゃんの愛犬)だったようだ。
■九州・沖縄エリア代表:Chuning Candy
■北海道エリア代表:フルーティー♥
途中で暗幕に隠れ、衣装をチェンジするなど楽しませる・驚かせる演出が多かったフルーティー♥
■東海エリア代表:ROSARIO+CROSS
■北信越エリア代表:ケミカル⇄リアクション
■関東Bエリア代表:原宿物語
■関東Cエリア代表:アイドルネッサンス
■東北エリア代表:りんご娘
イベントのフィナーレでは、課題曲である『すきすきソング』(ひみつのアッコちゃん)、『オラはにんきもの』(クレヨンしんちゃん)を出演者全員で披露した。
愛踊祭は2017年も開催される事が当日告知されている。次回はどんなアイドルたちがパフォーマンスを繰り広げてくれるのか、そしてどんな国民的アニメソングをカバーするのか、楽しみにしたい。
▼愛踊祭2016公式サイト
https://idolmatsuri.jp/
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