オールジャパン・エンターテインメントコレクション Volume 7 レポート！

2016/08/20 に公開

心の中で大切に守っている「街（地域）」その応援・活性化のために日々頑張っている日本全国のアーティストが池袋に集結。
7回目を数えるオールジャパン・エンタテインメントコレクションが池袋mismtchにて開催された。

冒頭の出演者紹介はこのイベント好例の各県方言トークでスタート。ＭＣ石川彩楓のムチャブリと各アーティストがおろおろする姿も好例となってきた。
この日の出演は：「チャーマンズ（岩手）」「アイくるガールズ（福島）」「はちきんガールズ：石川彩楓（高知）」「乙女の純情：北島彩夏（福岡）」

トップバッターは、「乙女の純情(北島彩夏)」。イベントの空気にも少し慣れてきたのかリラックスした様子。ステージも落ち着いた様子で、手拍子で会場の一体感を醸し出すなど観客とのコミュニケーションも活発におこなっていた。東京に出てきてまだ３ケ月。この日は新宿に買い物に出かけて迷子になったという上京あるある話しを、焦るとでるという宮崎弁を交えながら紹介するなど微笑ましいＭＣもリラックスしてきた証拠か。そして、素晴らしい歌唱力は相変わらず。観客が体を揺らしながら聞き惚れている様子が印象的だった。

二組目は本イベント２回目となる「アイくるガールズ」が登場。フルメンバーでのステージ狭しのパフォーマンスは「これぞアイドル現場」。会場も一体となって舞い、踊り、大盛り上がり。アイドルがいかに人を勇気付け元気にするかを実感させるステージとなった。方言トークでは「いじくりこんにゃく」なる小さな子供の頬をくしゃくしゃにするような仕草を紹介。その福島弁独特のイントネーションも実に可愛らしい。

三組目は震災後に被災地支援ユニットとして結成された「チャーマンズ」。関東でのライブ数は少ないが根強い人気を誇る彼女らの実力は本物だ。
普段は3人での活動だがこの日は「なっつ」と「RIHO」2人でのパフォーマンスとなってしまった。しかし、小気味良い曲に乗せたしっかりとした歌とダンスは、会場を手拍子とコールのシャワーに包みこんだ。印象的な岩手の名物麺「冷麺じゃじゃ麺わんこそば」を盛り込んだ曲で会場は岩手一色。ちなみに「なっつ」はNegiccoの大ファン！特にKAEDE推しとのこと。

最後は「はちきんガールズ(石川彩楓)」が登場。ステージから観客へのダンス指導おこなうなど和気あいあいとしたムードを作り上げるのも彼女の強みだ。
この日のセットリストは対バンアイドルを意識してかバラード少なめでノリノリの曲が多い。最後は会場全員でのスクワット＆ジャンプもいつもの爽快感を醸し出していた。最後は口上「土佐の荒波打ち砕き、熱き血潮をみなぎらせ、全身全霊全力前進、煌めけ我等がはちきんガールズ」で締まった！

イベントの最後は恒例のご当地カレーの来場者抽選会。この日は「博多明太子カレー（福岡）」「フラガールカレー（福島）」「そりゃあもうたんまげるぐりゃあうんみゃあカレーだぞ（岩手）」「土佐のはちきん地鶏ミンチカレー（高知）」が各グループから当選者に手渡された。

次回、「オールジャパン・エンターテインメントコレクション Volume 8」は９月２日（金）。同じく池袋ミスマッチで開催される。出演者は「羽山みずき（山形）」「ひなたせり（群馬）」「高岡奈央（新潟）」「はちきんガールズ（高知）」。演歌、ＪＡＺＺシンガー、アイドルとカオスの競演となる。