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ミライスカート3日連続ロングレポート第三弾!ライブ直後のミライスカートへ特別インタヴュー

2016/07/16 に公開

  7月10日(日)、TSUTAYA O-nestを舞台にミライスカートは東京初ワンマンライブ「京より舞うは山百合の音」を、「京の部」「都の部」と一日二回のワンマン公演として実施。これはミライスカートにとっても初の挑戦。2公演ともチケットは完売。2本のライブを終えた直後のミライスカートへ取材を敢行。4人のリアルな心情を、ここにお届けしよう。

▼京の部(昼の部)の模様はこちら
ミライスカート3日連続ロングレポート第一弾!「京の部」と題した昼公演レポート

▼京の部(夜の部)の模様はこちら
ミライスカート3日連続ロングレポート第二弾!「都の部」では華やかで熱くてスタイリッシュ?!なミライスカートを提示!!



関東のファンに強烈なインパクトを与えた!?『ミーゴ!ゴミーゴ!』!!


――ついに、東京での初ワンマンを行うまでになりましたね。

相谷 これまでにもAKIBAカルチャーズ劇場さんでの定期公演は経験してきたんですけど、今回は、東京での初ワンマンライブということで「1から頑張ろう」という気持ちで臨みました。「今まで培った経験をしっかり見せられたら」という気持ちは届いてましたか??

――しっかり届いてましたよ。関西では支持の高い『ミーゴ!ゴミーゴ!』も、「京の部」では物語仕立てで楽しく味わうことも出来ましたからね。

橋本 真理ちゃんが掃除のおばちゃんの恰好をしたりね。

児島 ミーティングのときに、ふっと「『ミーゴ!ゴミーゴ!』でお掃除をしたい」と言ったら、まさか今回のような形で実現するとは…。あんな愉快な展開で『ミーゴ!ゴミーゴ!』を届けることはなかなかなければ、お客さんも笑って楽しんでくれてたように、しっかり『ミーゴ!ゴミーゴ!』の魅力を出せてたのなら成功かなと思います。

――『ミーゴ!ゴミーゴ!』から『1秒前のシンデレラ』に流れるドラマチック!?な展開も、観てて楽しめました。

相谷 舞台を綺麗に掃除したあとは、(シンデレラになって)舞踏会へ行きましょうという流れでね。

橋本 『1秒前のシンデレラ』って、東京では昨年夏にAKIBAカルチャーズ劇場で行った新人公演でズッと歌ってきた楽曲だったせいか、すごく盛り上がってくれたのも嬉しかった。

林 あのときの定期公演でミライスカートと出逢った関東のファンの方々も多かったように、私たちにとっても、足を運んでくださるみなさんにとっても大切な曲に成長してきたんだなと感じました。

――逆に、『ミーゴ!ゴミーゴ!』は関西支持の高い楽曲ですからね。

林 だけど、今回のワンマン公演で披露したことで、関東でも『ミーゴ!ゴミーゴ!』の印象は変わったんじゃないかな!?

児島 今回のワンマン公演を通し、初めてミライスカートのライブを観た方も多かったんですけど。初めて観た方々には、だいぶ刺激の強いインパクトを与えたみたいでした。

林 とくに今回の『ミーゴ!ゴミーゴ!』は、スペシャルなバージョンで届けたからね。

児島 今度は、スタンダードなスタイルの『ミーゴ!ゴミーゴ!』も、関東の人たちにはお届けしたいなと思っていますし、初めてミライスカートを観た方には、『ミーゴ!ゴミーゴ!』も『1秒前のシンデレラ』も同じようなインパクトを与えられたんじゃないかと思います。


「京の部」と「都の部」での異なる演出の理由とは!?

――今回は、「京の部」「都の部」で異なるテーマ性を打ち出しました。

相谷 「京の部」は京都の風情を感じさせるメニューを並べれば、「都の部」ではシティ(都会)を感じさせる歌をと分けて構成をしました。だから「京の部」の一番最初に"はんなり&ポップ"な京都感を持った『ハンナリスター』を持ってきてたんです。

――「京の部」を『Beautiful days』で終え、「都の部」を『Beautiful days』で始める展開にもインパクトを感じました。

相谷 今回の公演って1日2公演だったじゃないですか。どちらか片方だけ来ても満足させられるセットリストにしたのはもちろんですけど、両方観た人たちにも「同じじゃない??」とならないよう、そこは後悔させたくなかったから、両方観ても楽しめる流れを持った構成を考えました。実際、「最初は二部構成にする意味がわからなかったけど、実際に2公演を観て、その意味がすごくわかった」と言ってくださる方々が多かったのも嬉しかったんです。

――「京の部」と「都の部」では異なる演出をしていましたからね。「都の部」で麗菜さんの奏でるピアノの旋律に乗せ、3人が『Rocket Love』を美しいハーモニーを響かせながら歌ったのにも、嬉しい感動を覚えました。しかも、アレンジまでガラッと変わっていましたからね。

相谷 そう感じてもらえたのなら、やって良かったなと思います。じつは、あの曲を演奏する前までの3曲を歌っているとき、私、ズッと(緊張で)お腹が痛くって。最初の時点では、「このままズッとお腹が痛いままだったらどうしよう??」と心配してたんですけど、ピアノ演奏が終わったら、憑き物が落ちるように痛みがケロッと無くなって(笑)。あれも一つの挑戦でしたし、関西では披露していた楽器演奏を東京でも披露できたことも、ホント嬉しかったことでした。

――アッパーな楽曲をしっとりめのアレンジにガラッと変え、熱狂ではなく感動を呼び起こした面も、さすがだと思いました。

相谷 じつはですね、私、昔から大好きな歌を自分なりに耳コピをしてはピアノで弾くのが趣味で、今でも一人部屋で、自分なりにアレンジしながら弾いてるんですね。まさか一人、趣味でやっていた楽しみを、今回、こんな大勢の人たちに聴いてもらえるなんて。それも、すごく感動したことでした。

――麗菜さんは「京の部」「都の部」ともに、『おねがい』を歌う前にファンの方々へいろんなお願いもしていました。

相谷 お願いしてばかりですみません。じつは、先日AKIBAカルチャーズ劇場での定期公演の中、「ミライスカートの好きな歌」を投票してもらう企画を行ったんですけど。そのとき1位になったのが『おねがい』でした。それくらい、みなさんにとっても『おねがい』は大切な歌だからこそ、歌に入る前の振りも、毎回思いを強く込めてやりました。


次の目標は、未音源化をアルバムにして出すことです。今は、まったく未定だからこそ…ね。

――ライブを終えた今、素直に感じている今日の2公演に対する感想をお願いしても良いですか??

橋本 ミライスカートには『ナモナイオト』という活動初期から歌っている楽曲があるんですけど、今回「京の部」「都の部」ともに、サビの部分をみんなに歌ってもらったんですね。あのとき、みなさんがすごく大きな声で歌ってくれてるのを聴いたときに、胸がギューッと鳴って「幸せやなぁ」と感じてました。あど「都の部」で『おねがい』を歌ったときに、隣にいた真理ちゃんが私の肩をギューッと抱いてくれたんですね。その瞬間、「ついていきます」と気持ちになったように、じつは感動も覚えてました。

児島 えーっ、知らんかったぁ!!

橋本 それと、今回のステージではメンバーどうしのアイコンタクトも普段よりも多く交わしていたように、そこでの一体感を作れたことも嬉しかったです。あっ、東京での初ワンマンにも関わらず、2公演ともソールドアウトさせていただけたことも凄く嬉しかったです。次はもっと大きな会場でワンマン公演を行いたい夢も生まれたように、すこく幸せな時間を過ごせました。

相谷 「京の部」で『メグリメグル』を歌ったとき、何時もみんなに歌ってもらうパートが、この日は一段と声が揃っていれば、みなさんめっちゃ上手くてすごく感動しました。

私、ワンマンライブ前は何時も変に気負っちゃうんですけど、今日2公演を終えて、「この4人ならもっと上へ行ける」って思いました。ワンマン公演って、自分たちの気持ちを改めて確かめられる機会にもなるように、またワンマンをしたい気持ちにもなったし。何より、応援してくださる方々がいるからこそワンマンライブが出来るように、改めてみなさんへの感謝の想いも感じてました。次はぜひ、Zepp公演の夢を叶えたいです。でもその前に、東京ではTSUTAYA O-WESTやTSUTAYA O-EASTも制覇したいです!!

児島 今回は二部制ということで「体力もたへんかったらどうしよう??」「疲れちゃったらどうなるんだろう??」と心配してたんですね。実際、「京の部」を終えたときには心地好い疲労感はあったんですけど。「都の部」でステージに上がり、みんなの声援を聴いた瞬間に疲れなどどっかへ吹っ飛んじゃうどころか、どんどん元気が沸いてきて、最後まで完全燃焼する形で進むことが出来ました。今回の公演を通し、ちょっとでもミライスカートの魅力が伝わってから嬉しいなぁと思います。

それと、関西で定期的に行っているミライスカートの主催フェスを関東の人たちにも観て欲しい気持ちはもちろん、今度は東京でも開催したい気持ちにもりました。

林 1日に2公演をやると決まったとき、「えっ、1日2公演も出来るの??」と思ったんですけど。公演に向けて作業を進めていく中、2公演のセットリストにしても、メンバーみんなとスタッフさんたちとの息もぴったりと合っていれば、実際の2公演もあっと言う間でした。これも、2年間という経験を重ねてきた成果なんだと思います。だからこそ、もっともっといろんなことへ挑戦していきたい意欲が強くなったし、もっともっと大きい会場でワンマン公演が出来るようになりたい想いも強くなりました。それと、普段は汗をかかない真理ちゃんがこの日は汗をかいてたように、今年の夏は、メンバー全員汗を流し、勝負の夏を乗り切りながら、次へ繋がる結果を出したいなと思っています。

相谷 そのためにも、そろそろ新曲も欲しいよね。むしろ、ライブで歌いながらも音源になっていない楽曲がたくさんあるように、早く新しい音源を作って、今ある歌たちをみなさんに届けたいです!!

児島 アルバムを作りたいよね。アルバムを作れるくらい未音源化の曲も増えてきてるし。『ミーゴ!ゴミーゴ!』も『1秒前のシンデレラ』も、まだ音源化されてないですからね。

相谷 ファンのみなさんから人気の高い『Beautiful days』もね。なので、目の前の目標は…。

橋本 新しい音源を出したいなってことです。

林 関係者の皆様、お願いします!!(笑)


PHOTO:6notes
TEXT:長澤智典


ミライスカート Web
http://www.miraiskirt.com/


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