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乃木坂46『じょしらく弐』徹底レビュー:アイドル×演劇が表現する“いつか終わる生の愛おしさ”

2016/06/09 に公開

 昨年、『じょしらく』『すべての犬は天国へ行く』の二つの舞台作品を経て、舞台演劇を自らの武器にする姿勢を一段深化させた乃木坂46。その志向を継続させるべく企画された昨年からの続編『じょしらく弐~時かけそば~』が、5月12~22日にかけて、渋谷・AiiA 2.5 Theater Tokyoで上演された。昨年の『じょしらく』に比してまず目を引くのは、トリプルキャストで上演された3チームそれぞれの、集団としての凝集力の高さだった。前回の『じょしらく』も川尻恵太の優れた脚本・演出によって、「アイドルが演じる」ことでしか成し得ない問いかけを示したが、グループとして本格的な舞台企画に進出した初年ということもあり、キャストとしてのメンバーたちは、まだいくぶん試行段階でもあった。

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