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熱狂と興奮が廻る!廻る!!まなみのりさ、新宿ReNYを舞台にワンマンライブを実施!

2016/03/29 に公開

 2016年3月26日(土)、新宿ReNYを舞台に、まなみのりさ(通称:まみり)通算5回目となるワンマンライブ「まなみのりさ5th ワンマンライブ~M M R esults〜まみりざるつ〜」が行われた。
 彼女たちは、昨年9月より「ブレイクするー」と題したマンスリーミニワンマンライブを実施。すべては、この日へ繋げるためのもの。その成果は…以下へお伝えしよう。

開演前から臨戦態勢!

 開演前から場内では、BGMとして流れるまなみのりさの楽曲の数々に合わせ、詰めかけた観客たちがライブと同じノリを描きながら騒ぎ立てていた。開演前から、場内にはしっかり熱狂描くための臨戦態勢が整っていた。さすが、まみりのファンたちだ。


まさかまさか『逆襲のポラリス』のアカペラからライブはスタート    
    
 ライブは、この日を迎えるまでの彼女たちの様子も映し出したVTRからスタート。期待を煽るダンスビートに乗せ、3人が舞台へ登場。一瞬のブレイク。そして幕開けを飾ったのが…なんと、3人は『逆襲のポラリス』のサビを凛々しくアカペラで歌いだした。バックライトに照らされ、シルエット姿として飛び込んできた3人の姿。なんて胸に嬉しく緊張感と期待感を与えてゆく始まりだ。

 その流れを受けた『ポラリス Episode Zero』の始まりを、雄叫び上げて迎えゆくファンたち。3人も観客たちの目の前まで飛び出し、昂揚した人たちの感情へさらに熱を注ぎ込んでゆく。間奏での切れ味鋭いダンス、サビでは誰もが大きく手を振りまわし、3人の気持ちとがっちりシンクロしていた。嬉しいくらいに身体が震え立ってゆく。そう、これから始まる熱狂の物語に参加し始めた喜びが、身体を震わせていた。

 クールなモードと哀切な声色を重ね合わせ、観客たちへ艶めいた魅力を3人は降り注ぎ出した。『どうしよ?!』を通して魅せた、影を背負った大人の女性の魅力。哀切なのに妖艶な様が、今のまなみのりさにはとても似合う歌のコスチュームだ。いつも以上にキリリッとした3人の歌声も、気持ちへ真っ直ぐ突き刺さってきた。

 キラキラとしたオリエンタルなダンスビートが炸裂。艶っぽさと和心抱いた歌が、女性の心の中に潜む強い情念を表出させてゆく。とても情熱的な歌を、艶めいた歌声を通し突き付けてきた3人。『花魁サンダー』に熱狂しながらも、心は3人を抱きしめたい想いに胸焦がれていた。途中飛び出したまなみの激しく攻めてゆくラップも、そのラップを受けて歌いあげる2人の歌声も嬉しいインパクトだった。


どきどきのボーダーラインを超えた、胸をキュンとときめかせるアイドル然とした姿
 「ここに集まったみんなが仲間じゃけ!一緒に最高の時間を作っていきましょう!!」

 キュートでカラフルな装いまぶしたエレクトロダンスナンバー『キライじゃないのぉ』に合わせ、3人はコケティッシュな振りや表情を見せながら、観客たちにハートフルな魅力をアピール。その仕種や歌声にくらくらと、そしてわくわくな気分に。可愛さのエナジー注ぎ込んだポップナンバーへ、彼女たちのアイドルらしい「可愛い要素」を実感。アーティスト然としている最近の彼女たちだからこそ、その姿勢で可愛いポップな楽曲を歌うと、こんなにも胸をキュンと締めつける姿として心へ飛び込んでくるとは…。

 可愛さモードをさらに加速するように歌ったのが、キラキラとしたファンタジックでエレクトロ&ダンスな『WALKING MARMAID』。次々と歌のバトンをリレーしながら、触れた人たちの脳裏へときめきの物語を映し出してゆく。何処までもノンストップで、3人のハートフルでラブリーな姿や歌に酔い続けていたい。そんな気分だ。

 キラキラとした輝き振りまきながら、まるで天へ駆けだすようにポジティブな想いを、まなみのりさは『BLISTER』を通してプレゼント。3人の歌に触れていると、躍動する楽曲に惚れていると、わくわくがどんどん沸き上がってくる。頬がどんどんにやけ、笑顔のまま騒ぎ続けていたくなる。このときめき、ずっとずっと触れていたい…。ドキドキのボーダーラインは、とっくに越えてしまった気分だ!!


メロウなミディアムラブソングの数々に胸もキュッと高鳴る気分。

 「昨年まなみのりさは上野公園でお花見のお客さんへ向けて路上ライブをしたの」(りさ)
 「この季節は出会いもあり、別れもあり。また4月からも頑張ろうと思ってもらえたら嬉しいなと思います」(みのり)
 と思い出を語りつつ歌ったのが…。

 哀愁や郷愁な想いを呼び起こす和心抱いた旋律に乗せ、3人が切々とした心模様も込めて歌いかけたのが、ミッドバラードの『桜エトランゼ』。この季節を彩るに相応しい、秘めた熱い想いを3人は込み上げるように歌いかけてきた。はらりはらりとした歌、でも、そこには確かな力がみなぎっている。その秘めた力強さが、触れた人たちにも哀愁と同時に小さな勇気や希望を与えてくれた。

 季節は夏へ。でも、ギラギラとした灼熱の風景ではない。3人はスタンドマイクを前に歌ったよう、まなみのりさが届けたのは、夏の雨降る景色の中に描いた哀切な心模様。50'S系メロウバラードの『レモンサイダーと夏休み』が、切ない乙女心を、3人の哀愁浪漫な姿を通して心のスクリーンへ映してくれた。その映像は、どこか少しだけセピアがかっていたのは、どうして??

 みのりのソロからの幕開け。その歌声は、りさへバトンタッチ。さらに、まなみへと歌のリレーは続いてゆく。哀切さと少しの影を背負ったバラードの『きっとここで逢える』が、いつまでも忘れられない悲しい恋の物語を綴れ織ってゆく。悲しい歌なのに、3人の歌声に心をキュッと締めつけながらも哀愁浪漫な香りを覚えてしまうのは、悲しい想いさえも3人は愛しく受け止めているから!?その歌からは、確かな光も感じていた。それが、さらに胸をキュッと締めつけていった。

 切ない想いを、情熱的に歌いあげたのが『センチメンタルライオット』だ。確かな力強さを持った歌声に触れていると、痛い哀切な気持ちも、叫びを上げ泣いていた感情さえも、光へ昇華していける気分になれる。そんな勇気と未来を、3人は歌を通して届けてくれた。触れた人たちの心に勇気の種を植えつけてくれた。

 CQCQの叫びを綴った想いの数々を、3人は躍動する『CQCQ…~横浜エディション~』に乗せ吹き飛ばそうとしていった。クールな歌だけど、でも、そこには確かな情熱が詰め込まれていた。マイナス273度の夜だろうが、高ぶる勇気と熱気で乗り越えてくように…。


廻る廻る、『ポラリス』を通した熱狂が廻る!!

 スクリーンに映し出されたのは、ポラリスにまつわる物語。最新衣装に着替えた3人が歌ったのは、3人の関係性を星に投影させ歌にした、まなみのりさの代表曲『ポラリス』。サビでは、会場中の人たちが大きな輪を描きながらくるくる廻り続けてゆく。むしろサビが重なるたびに、その輪は大きく膨らんでいた。胸をキュンとくすぐるポジティブな歌に触れていると、自然と気持ちが高ぶってゆく。会場中の人たちが雄叫び上げ続けていたのも、納得だ。

 熱狂を受け継ぐ形で歌ったのが、明るく開放的に弾けた『ポラリスB』だ。気持ちにドキドキな熱を注ぎ込んでゆく歌に触発された観客たちは、誰もが雄叫び上げ大はしゃぎ。3人の名前をコールする熱狂の声声声。舞台上の3人も、ダイナミックな動きを通し客席へ興奮の熱を注ぎ込んでいた。

 流れだした『PUNKISH PRINCESS』に合わせ、メンバーも会場中の人たちも一斉にタオルをまわし飛び跳ねだした。熱気の風がタオルの旋風を通して場内へ渦巻いてゆく。でも、それがすっごく心地好い風なんだ。会場の床がバウンドしていたのも、誰もが騒がずに気持ちの躍動を抑え切れなかったから。そう、これがまなみのりさ流のワンナイトパーティだ。ずっと忘れたくない夜になる最高のパーティだ。

 本編最後は、ときめき与える青春ラブリーポップチューン『OH!PLEASE』をプレゼント。メンバーと一緒に誰もが叫びながら、互いに好きな想いを熱狂を通して告白し合っていた。途中、メンバーが自撮りする場面も挿入。この手の遊び心が素敵じゃないか。終始、突き上がり続けていた拳が、熱狂の様を物語っていた。


廻る!廻る!!みんなで一緒に輝く事で、世の中にポラリス(まなみのりさ)の存在を輝かせてゆくように…。

 止まない「まみり」コールを受け、3人は舞台上に姿を現した。スタンドマイクを前に届けたのが、メロウチューンの『Home Again ~愛のみそ汁~』。心疲れた人を優しく受け止め抱きしめるように、3人が温かい想いを歌声に乗せ、たっぷりの愛情と一緒に届けてきた。歌に心をギュッと抱かれる。それが、すっごく嬉しいんだ。いつも、こんなエールを3人に送ってもらえたら、きっと明日も輝きを胸に戦えるだろうなぁ。

 「これからもたくさんの事を経験しながら成長していけたらなと思います」「みんな、まわるぞー!!」

 『νポラリスAb』が流れたとたん、場内中の人たちがその場で頭上に上げた両手を打ち鳴らし、一斉にくるくると廻り出した。会場中の人たちがくるくるまわる姿の、なんと圧巻なことか。メンバーも、観客たちも、この歌があるべき姿を描こうと、全力で楽しく騒ぎ続けてゆく。そう、無邪気な熱狂が歌を完成させる。まなみのりさのライブだからこそ得られる興奮と昂揚を生み出していく。歌に合わせ、様々な動きを一緒に作りながら、3人だけじゃない、ここにいるみんなで一緒に輝くことで、世の中にポラリス(まなみのりさ)の存在を輝かせてゆくように…。

 熱狂に拍車をかけるよう歌ったのが、『逆襲のポラリス』だ。場内中から沸き上がる絶叫の声、声、声。3人も、激しく躍動する楽曲に合わせ、挑発するように凛々しく歌ってゆく。どんどん上がり続ける場内の気温と湿度。一緒に情熱のゴールを切りたいからこそ、誰もが熱狂と絶叫に溺れていた。止まない雄叫びと降りることのない拳の数々が、この日のライブの答えを示していた。

 なんて気持ちをくしゃくしゃに嬉しく歪ませてくれるライブなんだ。興奮した気持ちが壊れそう。感情の血栓がすべて壊れるくらいに熱狂に溺れていたかったんだ。


最新シングルもいち早く披露!!そして、まなみのりさが出した結果とは…。
 止まない「まみり」コール。ここで、新たなシングルのリリースを発表。2回目のアンコールで披露したのは、なんと新曲ばかり。最初に披露したのが、7月5日に発売になるシングルの表題歌『真夏のエイプリルフール』だ。恒例の掛け合いから歌がスタート。

 『真夏のエイプリルフール』は、お洒落ロマンチックな四つ打ちミディアムエレクトロナンバー。歌が進むにつれ次第にテンポもアップ。耳にズドンと響く言葉もいろいろ登場。どんな歌詞なのかは、まなみのりさのライブに足を運びながら探っていただきたい。

 「この半年がすごく濃くて。MMResultsとは結果というタイトルなんですけど、世間の人は結果で判断すると思うんです。でも、自分たちが成すべき道がはっきりと3人の中で固まったら、世間の声も気にならなければ、まだまだいけると思いました。まなみのりさにとって結果は、今の自分たちだし、ここから見える景色だし、未来へ繋がる通過点。それこそが、今のまなみのりさが辿り着いた結果だと思います」(みのり)

 「私たちにとっては結果が未来へのスタートラインだと思います」(りさ)

 最後は、昨年から今年にかけての歩みの中で感じた想いを詰め込んだ、強い歌声で高らかに歌いあげたバラードの『Results』だ。胸に染み込ませる歌。でも、そこには強い強い決意と決心がみなぎっていた。3人の歌声が、触れた人たちにも同じよう決意の種を植えつけてくれた。痛みを知った歌詞だからこそ、弱さを飲み込んだうえでの強い決意が、自分の気持ちと重な励ましの言葉としてずっとずっと胸の中で叫んでいた…。

 「まなみのりさはこれからも未来へ向かって進んでいきます。これからも一緒に進んでください」(みのり)


そして、これからのまなみのりさは…。

 この日、7月2日(土)にTSUTAYA O-WESTを舞台に通算6回目となるワンマンライブの開催を発表。さらに、まなみのりさが"アイドル専門メジャーレーベル"FORCE MUSICより移籍第1弾シングル『真夏のエイプリルフール』を7月5日(火)に発売する事も発表になった。彼女たちが新たなレーベルと一緒にどんな道を描き出してゆくのかも楽しみにしていたい。


TEXT:長澤智典


―セットリスト―

『逆襲のポラリス』(サビアカペラ)
『ポラリス Episode Zero』
『どうしよ?!』
『花魁サンダー』
MC
『キライじゃないのぉ』
『WALKING MARMAID』
『BLISTER』
MC
『桜エトランゼ』
『レモンサイダーと夏休み』
『きっとここで逢える』
『センチメンタルライオット』
『CQCQ…~横浜エディション~』
VTR
『ポラリス』
『ポラリスB』
『PUNKISH PRINCESS』
『OH!PLEASE』
-ENCORE.1-
『HomeAgain』
『νポラリスAb』
『逆襲のポラリス』
-ENCORE.2-
『真夏のエイプリルフール』
『Results』


【ライブ写真】











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