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AOMORI ROCK FESTIVAL’15〜夏の魔物〜レポート

2015/09/26 に公開

2015年9月12日、青森県東津軽郡にある「夜越山スキー場」にて開催された野外フェス「AOMORI ROCK FESTIVAL’15〜夏の魔物〜」にお邪魔しました。

【夏の魔物とは?】
青森県出身の成田大致さんが、2006年より地元青森で始めたフェスであり、ロック・プロレス・アイドル・DJという異色のフェス。

当初はロックフェスティバルとして始まったが、第2回より、プロレスラーのアントーニオ本多さんやみちのくプロレスも参加。ロックにプロレスが加わった異色のフェスとして、全国的に知られるようになった。

2012年の第7回から、アイドル・DJも加わってサブカル色がより強くなり、2013年の第8回では、影山ヒロノブさんや宮藤官九郎さん、DJダイノジさん、でんば組.inc、Negiccoなどが出演する、全国的にも有名なフェスになった。


【夏の魔物の魅力】
青森県の屋外フェスということで、広大なスキー場の一角にステージが組み立てられ、そのステージでロックバンドが大音量で演奏し、目の前にあるリングでプロレスの試合が始められ、アイドルがステージ際まで乗り出して観客を煽って、DJコーナーでは、DJがステージを降りてビール片手に走り回る。

一方で映画が上映され、トークショーでサブカル話が繰り広げられる。この縛られてない「自由さ」が夏の魔物の最大の魅力であり、多くの観客が憑りつかれ、毎年の開催を楽しみにしている。

アーティストも観客も、年に1度の「夏の魔物」フェスを存分に楽しむその空間がそこにある。


筆者は今年初参加で東京から足を運んだのだが、通常のライブでは禁断とされるダイブ(出演者のほうから)、モッシュがしれっと行われ、出演者と観客の距離がありえない程に近い。

ステージの1つであるバーリトゥードステージでは、出演者と観客の間に柵など遮るものがなく、さらには怖い顔で監視するお兄さんや警棒を持った厳ついお兄さんもおらず、警備大丈夫かと思わず感じてしまう。この「良い意味で無秩序」「自由」に魅力を感じた。



【ゆるめるモ!】




ゆるめるモ!の夏の魔物は、午前9時40分と早いスタート。にも関わらず、多くのファンが出番前からステージに集結し、少しでも良い位置でライブを楽しもうとスタンバイする。

前のステージは、元BiSのリーダー・プールイ率いるバンド、LUI FRONTiC 赤羽JAPAN。プールイの歌声や、骨まで響き渡る重低音を聴きながらゆるめるモ!の登場を待つという、なんとも贅沢な時間だった。

続きはこちら>>http://fandolly.jp/detail/5937/


【Maison book girl】




午前11時のバーリトゥードステージでは、”まんしゅうきつこ”さん×”山本さほ”さん・”ディスク百合おん”さんによるディープでシュールなトークが展開され、さらには”掟ポルシェ”さんが、ハロプロやNegiccoの曲を流しながら観客に襲い掛かるというパフォーマンスが行われており、状況把握不能な状態に陥っていた。

そんな中、コショージメグミさんを中心に昨年結成されたMaison book girlのステージは始まる。

続きはこちら>>http://fandolly.jp/detail/6005/


【せのしすたぁ】




筆者が夏の魔物で取材したアイドルの中で一番無秩序だったのが、せのしすたぁだった。

・せのしすたぁのライブは観客に交じって歌う事
・Tokyo Idol Festivalで煽りすぎてスタッフに怒られ、土下座ツイートをした事
など、荒れる事は想像できていたのだが、現場は想像を遥に超えていた。

続きはこちら>>http://fandolly.jp/detail/6004/


【寺嶋由芙】




ダイブ、モッシュと乱れに乱れる青森で、唯一の(?)癒しステージだったのが寺嶋由芙さん(以下、ゆっふぃー)だったのではないだろうか。

古き良き真面目なアイドルゆっふぃー。当日は「よっしゃにゃんこー!」の掛け声と猫らしいダンスが特徴な「猫になりたい!」、最新シングル「ふへへへへへへへ大作戦」のカップリング曲「YOU MAY DREAM」など全5曲を披露。

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【アップアップガールズ(仮)】




4回目の出演となるアップアップガールズ(仮)(=以下 アプガ)の夏の魔物'15は1ステージのみで、過去の出演の中でも最も少ないステージ数であった。(過去は2~3ステージ回していた)。

1ステージだけのアプガは、リングを縦横無尽に駆け巡り、ノンストップライブで息つく暇なく、歌い上げ、観客を熱くさせる。

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【ゆるめるモ!×JOJO広重】




バーリトゥードステージに登場したゆるめるモ!。このステージでは、ギタリストJOJO広重氏とコラボ。

余計なしがらみや規則のない野外ステージ、そして演者と観客の間に遮るものが一切ないバーリトゥードステージという事も重なり、異常なテンションでライブは繰り広げられた。

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【チャオ ベッラ チンクエッティ】




夏の魔物初出演となったチャオ ベッラ チンクエッティ(=以下 チャオベラ)、今年はステージと客席の間に柵がない、バーリトゥードステージでパフォーマンスを行った。

観客とメンバーの距離は1メートル弱。メンバーの細かな仕草、表情、更には息づかいまで聞こえてきそうなくらいである。

続きはこちら>>http://fandolly.jp/detail/5936/


なお、第10回目を終えた直後に主宰の成田さんが、来年の開催について公言していた。是非とも、この夏の魔物だけは来年以降も続けて欲しい。

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