【ライブレポート】2019年3月3日(日)　愛乙女☆DOLL　Lovely Fighter!!〜Road to “Brand-New-Stage”〜7つの星が描く軌跡vol.24ファイナル！

2019/03/11 に公開

2019年3月3日(日)愛乙女☆DOLLが24ヶ月連続ワンマンライブLovely Fighter!!〜Road to “Brand-New-Stage”〜7つの星が描く軌跡vol.24ファイナル！を品川ステラボールにて行った。【レポート・撮影＝森杏奈】

今回筆者はリハーサルの前から会場に入らせてもらった。
まずロビーに入ると愛乙女☆DOLLがどれだけ愛されているか示してくれているかのような沢山のフラワースタンドが並び、先に進むと愛乙女☆DOLLの歴代衣装が綺麗に並んでいた。

会場内に入った時はまだステージの準備中でリーダーの佐野友里子がステージの装飾をみて「すごーい！！」と興奮気味にはしゃいでいた。その後メンバーの愛迫みゆも客席側に訪れ、ステージをバックに佐野友里子と一緒に記念写真を撮り感動している様子だった。

しばらくすると客席に既にお客さんがいるかのような熱量でリハーサルが始まった。
位置や場所を確認したりメンバーそれぞれ真剣な眼差しだが曲が始まるとキュートな笑顔でパフォーマンスした。

今回の公演は現体制ラストワンマンライブ、そして24ヶ月間走り抜いた連続ワンマンライブのラストライブである。
更に楽曲全57曲披露、新曲2曲、新衣装、歴代人気ベスト5衣装での登場とかなり盛りだくさんな内容になっていた。

円陣の掛け声が舞台裏から聞こえると会場からは「ふぅ〜！」と歓声が上がった。
パステルカラーの可愛らしい衣装で登場した。最初からキレキレのパフォーマンスで会場を沸かせた。
最初のMCでは自己紹介と共にワンマンの意気込みを語った。

佐野友里子「とってもとっても緊張しています。今日は最後までいっぱい汗かいて、みんなと一緒に楽しんでいきたいです！よろしくお願いします！」

ハルナ「今日は泣いても笑っても最後のワンマンライブとなりますので、是非皆さん一緒に楽しんでいきましょう！」

愛迫みゆ「3月3日はひな祭りという事でお人形の日じゃないですか。つまりは愛乙女☆DOLLの日なんですよ！ということで、今日は最高のお人形たちお祭り楽しんでいきましょう！よろしくお願いします！」

佐倉みき「この2年間での成長と感謝の想いをパフォーマンスで表現出来るように頑張っていきたいと思っています。今日1日楽しみましょう！よろしくお願いします！」

太田里織菜「私達も全力のパフォーマンスをお届けしていきます！絶対絶対、後悔させないライブにするのでついてきてください！よろしくお願いします！」

それぞれの意気込みを裏切らないパフォーマンスで18曲歌い上げた、メンバーがはけるとあるアニメの顔と声だけ愛乙女☆DOLLのメンバーになった思わずクスっとしてしまう映像が流れ、歴代ベスト5の衣装を発表する演出に繋げた。

歴代衣装ベスト5、

5位は佐倉みきが ”戦隊ヒーロー風“ の衣装で登場。普段は担当カラーは白だがピンク色の衣装でファンを沸かせた。
4位は愛迫みゆが “GO!! MY WISH!!” の初期の衣装で登場。チェック柄の長袖の衣装で、暑い！と笑っていた。
3位はハルナが ”蒼い空を望むなら“ の衣装で登場。筆者がハルナさんを初めてみたときは中学生でいつのまにか大人っぽい衣装が似合う素敵な女性になっていたのが個人的に感慨深かった。
2位は佐野友里子が “Bargain girl” のおへそ出しの衣装で登場。メンバーは絶対この衣装が1位になると思っていたそうだ。
1位は太田里織菜が ”BRAVER“ の衣装で登場。投票したファンの大多数がりおぴょんファンだったという。

メンバーそれぞれが歴代ベスト5の衣装を着て6曲披露してくれた後はユニットのコーナーになり”セツナツ、ダイバー”の衣装で佐野友里子、佐倉みきで「少女アステリア」。愛迫みゆ、ハルナ、太田里織菜で「サヨナラと君が言った」を披露。

ユニット明けは夏メドレーで更に会場を熱くした。

夏メドレーが終わると24ヶ月連続ワンマンライブを振り返りメンバーがそれぞれの想いを語った映像が流れた。
映像が終わると会場からは暖かい拍手が起こった。

新衣装で登場した愛乙女☆DOLLは約1年7ヶ月ぶりの新作となる「相対性理論」を披露。ポンチョのフードを被って登場したが、前奏でポンチョのフードを取るかっこいい演出を取り入れたりと思わず息をのむようなパフォーマンスを魅せた。

新曲の“DECADE”はメンバーの想いが歌詞になっており、この24ヶ月の辛かった事や楽しかった事の全てを思い出させるような楽曲で、メンバーは涙しながらも一言一言を噛み締め歌っていた。またメンバーの名前が入っているところにも注目だ。

新曲の後、映像が流れ24ヶ月連続ワンマンライブで披露してきた楽曲がアルバムになるという発表があった。詳細は近日発表。また、先日卒業を発表したメンバーの愛迫みゆもこのアルバムのリリースイベントには参加すると嬉しい報告をしてくれた。

ここから椅子が用意され、バラード楽曲を連続で披露した。

新曲の“Dears”は愛乙女☆DOLLの大切な楽曲”High Jump!!“のアンサーソングになっているという。パフォーマンスをしている後ろの画面にはメンバーの写真が流れた。歌詞は今までの事も、これから先の事も描かれているという。

新曲の後は愛乙女☆DOLLの中でも特にメジャーな楽曲が続き会場のボルテージは最高潮になりそのまま後半ブロックを迎えた。
アンコール前最後の楽曲は”High Jump!!”で会場を盛り上げ、締めた。

アンコール後は衣装さんが絵の具でアレンジしてくれたTシャツとメンバーカラーのハートマークが描かれたスカートを着て登場。”ワチャゴナ!”を披露しそれぞれの想いをファンに伝えた。

太田里織菜「この2年間で凄く色々な経験をさせてもらいました。皆がいるから愛乙女☆DOLLはステージに立てている。こうやって今日もめっちゃ沢山の人が来てくれているのは凄く幸せなことです。現体制ではラストのワンマンライブとなるのですが、これからも愛乙女☆DOLLは続いていきます。私太田里織菜が引っ張っていけるようなグループにしていけたらなと思うので、これからも愛乙女☆DOLLの応援よろしくお願いします！」

佐野友里子「始まった時は2年後自分がどうなっているか分からないし、どうなっちゃうという不安もたくさんあった中始まったワンマンライブでした。毎月ワンマンが始まると皆がとってもあったかく迎えてくて、1回1回のワンマンが本当に楽しかったです！ずっとみーたんが引っ張ってくれたこの愛乙女☆DOLL、これからも続いていきます。ここからまた2年を経て進化した愛乙女☆DOLLでもっともっと突き進んでいきたいと思っています。本当にありがとうございました！」

佐倉みき「ここまで応援してくださった皆さんには感謝でいっぱいです。正直この2年間決してあっという間に過ぎたわけではなくて常に目の前には壁があった2年だったなと思います。でもその壁が私達を強くしてくれて成長させてくれたと思うし、ファンの皆さんのお陰でここまで来ることが出来ました。これからも愛乙女☆DOLLは上を目指して頑張っていきます。この2年間を乗り越えた私達にはもう怖いものはありません。これからも愛乙女☆DOLL
応援よろしくお願いします！」

ハルナ「24ヶ月連続ワンマンライブが決まった時は正直、私は2年は続けられないと最初は思っていたのですが、こうやってファイナルを迎えられて嬉しいなと思いますし、本当にファンの皆さんに支えられて、メンバーにも凄く支えられて今日を迎える事が出来ました。愛乙女☆DOLLはもっともっと上を目指したいです。これからも良かったらついて来てください！よろしくお願いします！」

愛迫みゆ「本当に2年間簡単ではなかったし、心が折れそうな時も何度もあったし、7人から5人になって不安がなかったわけじゃなかったですし、色んなアイドルさんが解散や卒業していく中で愛乙女☆DOLLも解散の危機がなかったわけではないので、こうして
年を乗り切れた事、そして私は卒業を決めましたが、それはこの2年で本当にたくましくなってくれたメンバーの姿を近くでみていたから決断が出来たことです。この4人ならこれからの愛乙女☆DOLLをもっともっと大きくしてくれるなと思います。武道館にも皆に絶対行って欲しいし、その姿を見届けていきたい。皆にも私の大好きな愛乙女☆DOLLをこれからも本当に応援して欲しいです。今日歌った57曲たちは1つ1つ本当に大切で1つ1つ想いが込められています。愛乙女☆DOLLは一生続いていくと信じていますので(笑)愛乙女☆DOLLの応援よろしくお願いします。

「最後はやっぱり明るく終わりたい！一緒に踊って騒いで終わりましょう」と”LOVE BEAM”を披露した。

最後にリーダーの佐野友里子が「愛乙女☆DOLL本当に幸せでした！もう8年目ですが、まだまだまだまだ、ずっと上を目指して皆と一緒に素敵な景色をみていきたいです！これからも応援よろしくお願いします！」と笑顔で挨拶をし、終演した。

24ヶ月連続ワンマンライブをすること、57曲を披露することは歌詞やダンスを覚えることはもちろん、体力面や精神面でも相当な努力、そして様々なドラマがあったことではないかと筆者は考える。愛乙女☆DOLLのいい意味での意地とアイドルにかける想いが伝わった、そんなライブになったと思う。愛乙女☆DOLLを引っ張って来たメンバーの愛迫みゆが卒業してしまうが、進化し続ける愛乙女☆DOLLから目が離せない。