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渡辺麻友 ”王道アイドル”だけで語れない”暴走キャラ”のチャーミングさ

2017/12/02 に公開

2017年も一ヵ月を切った。秋元康氏が「アイドルになるために生まれてきたような子」と称したAKB48渡辺麻友の約11年の長きアイドル人生は幕を降りようとしている。

この数カ月、各媒体が渡辺のアイドルとしての輝きをパッケージせんと、巻頭グラビアをはじめ様々な特集が組んだ。そしてAKB48としてのラストシングル『11月のアンクレット』はオリコンウィークリー1位、初週でミリオンを突破と、彼女にまつわることで見かけない日はなかった。

彼女がAKB48の門戸を叩いたのは2006年のこと。この当時のAKB48はまだ、走り出したばかりで形も見えずのいわば赤子同然のグループでした。その中で一際早く、鎬を削り合うアイドルシーン。その中心に座しながら、“なんでもあり”のAKB48の中において異端とも言うべき“古き良き”アイドル像を、ストイックなまでに守り続けてきた。

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