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【帰ってきたアイドル親衛隊】チーコちゃんの抜けた後は足が向かなかった少女隊

2015/04/26 に公開

80年代のアイドルといえばソロのアイドル歌手が主流だった。1978年のキャンディーズが解散してからも多くのグループアイドルが誕生したが、キャンディーズっぽさをイメージした3人組ばかりで、3人組アイドルの成功は困難だった。

 グループアイドルは鬼門と言われて続けていた時代だが、1984年8月にデビューした少女隊は、これまで出ては消えていった3人組アイドルグループとは違った。ボーイッシュのミホ(藍田美豊)、美形のレイコ(安原麗子)、愛嬌のあるチーコ(市川三恵子)という三者三様の個性を持ち、ノリノリのアイドルソング『FOREVER~ギンガムチェックstory~』でデビューを果たし、これまでソロアイドル全盛だった時代に新しい波をもたらしてくれた。「一心同体少女隊」というキャッチフレーズがアイドルファンの間でも浸透して、プチ流行語にもなったほどだ。

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