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特別インタビュー! 「宇宙を彷徨う猫守星の星守村から来た村長」、星守紗凪とは…!?

2016/04/16 に公開

現在、DMM.com POWERCHORD STUDIOより配信中のブラウザゲーム『俺タワー~Over Legend Endless Tower~』でワイヤーツイスターの声を担当。4月28日-5月1日に下北沢711で行われる舞台「宇宙に雨の降る如く」では、ヒロインのあおい役を演じている星守紗凪。5月21日には、西池袋Hoteyesへシンガーとして出演。2月には、すでにワンマンライブも成功させている。

声優/役者/アイドル/アーティスト/コスプレ系モデルなどなど多面体な輝きを放つ彼女。間もなく上演になる舞台「宇宙に雨の降る如く」の稽古場へと足を運び、同作品の魅力も話の軸に据えながら、星守紗凪という一人の女性の魅力を伺った。


幼かった頃は、キャラクター自身が本当にしゃべってると信じていたように、最初は「私自身がキャラクターになりたかった」んです。


――紗凪さんが表現の軸に据えているのが…。

紗凪 「歌える声優」です。最近の声優さんは、歌の活動を行なうことも多いように、私も「アニソンも歌う声優であり、シンガーになりたい」という目標を掲げています。

――いつ頃からなんですか!?、声優という夢を抱き始めたのは??

紗凪 小さい頃からアニメを観るのが大好きで、プリキュアを見てキャラクターの真似をしたりしていました。具体的に声優に憧れを抱き始めたのは、小学校5-6年生の時期。その頃には声優という存在を知っていたこともあって、夢が具体化していたんですけど。まだ本当に幼かった頃は、キャラクター自身が本当にしゃべってると信じていたように、最初は「私自身がキャラクターになりたかった」んです。

――そのきっかけを与えてくれたのが、プリキュアシリーズに登場する女の子たちだ。

紗凪 そうです。同時に「NARUTO-ナルト-」も大好きで、私、春野サクラちゃんが大好きなことから、小さい頃は忍者にも憧れていました。

――紗凪さんの世代になると、声優が声を演じるのと同時にシンガーとして活動を行えば、ラジオでパーソナリティを担当したりなど、マルチに活動するのは当たり前という認識ですよね。

紗凪 私は、そうです。憧れであり、目標としている声優が水樹奈々さん。奈々さんは、まさに私が理想とする声優としての姿になります。私が目標として掲げている声優さんが、水樹奈々さん、上坂すみれさん、佐倉綾音さん。みなさん演技の幅も広ければ、歌唱力も卓越している。さらに、自分独自の世界観も持っていらっしゃる。そういう方に私もなりたいなと思っています。

――紗凪さんも「猫守星の星守村から村長」のように、独自の世界観を持っている方ですからね。その話はまた後で聴きますけど。夢の第一歩としてゲーム作品を通して声優活動もスタートさせましたが、2月には渋谷REXを舞台に1stワンマンライブを行ったように、シンガーとしての活動も同時に行っていますよね。歌の活動を始めたのは何時頃からなんですか??

紗凪 ライブという形を通し人前で歌うようになったのは、ここ1-2年くらいのことなんです。きっかけは、知り合いの方から「ライブに出て歌ってみないか??」と声をかけられ、誘われるままアニソン系やアイドル系のイベントへ出るようになってという形なんですけど。いまだオリジナル楽曲を持っているわけではないように、今は大好きなアニソンをカバーして歌う形をライブでは取っています。もちろん、何時かはオリジナル曲も歌いたいなという目標も掲げています。

――紗凪さんって、じつは目立ちたがり屋さん??

紗凪 目立ちたがり屋ではあるんですけど、めちゃくちゃ"あがり症"だから、いっつも緊張してはお腹が痛くなっています(笑)。今も、4月下旬から始まる舞台のため連日お稽古をしていますけど。本番のことを考えるだけでお腹がキュッとしてくるほど、緊張を覚えちゃいます。





私は「猫守星の星守村から地球に来た子」。細かい背景など、住人たちのキャラクターなども、私の中では明確に出来上がっています。


――先に歌の話を進めますが。紗凪さん自身、歌を通して触れた人たちへ想いを伝えていきたい人??

紗凪 昔も今も、私の表現活動の軸にあるのは「声優として活動をしたい」という想い。その軸をぶらさない形であれば、役者や歌手としての活動も経験の糧や、私自身の想いを伝えてゆく術の一つとして大切にしていきたい気持ちを持っています。
役者の場合いろんな人物に成れる楽しさがあれば、歌に関しても、ライブを通した1本の流れを構築していけるよう、そこにやり甲斐を覚えています。何時かはライブ空間を宇宙のような舞台に変えたワンマンライブを演りたい夢や目標も抱いてます。

――紗凪さんが掲げているのが、「宇宙を彷徨う「猫守星(ねこもりせい/ケットシー)」の「星守村(ほしもりむら/ヴィレッジ ステラリィ)」から来た村長」。紗凪さん自身、「宇宙」を表現の舞台に設えた明確な世界観を活動コンセプトの一つとして描き上げていますよね。

紗凪 そうなんです。私は「猫守星の星守村から地球に来た子」なんですけど。それも、何となくキャラクターとして言ってるのではなく、細かい背景や設定、住人たちのキャラクターなども、私の中では明確に出来上がっています。それらを細かく説明し出すと長くなるので、いつかブログなどを開設し、世界観を伝えられたらなとも思っています。本当は、その世界観をアニメーションで表現出来たら一番嬉しいことなんですけど(笑)。

――いつか、その世界観の話をさせてください。でも、何故そこまで「宇宙」という世界に惹きつけられたのでしょうか??

紗凪 私は宇宙という存在にメルヘンを感じているように、気がついたら宇宙好きになっていました。何か大きなきっかけがと言うよりも、私、いろんな地域を転々としていたのですが、田舎の方に住んでいた時に、そこは満天の夜空が広がるところでした。それもあって、よく夜空を眺めては、いろんなメルヘンな妄想を頭の中に描いたり。「なんて私はちっぽけな存在なんだろう」と、星と自分を見比べたり。綺麗な星空を眺めているだけで、理由もなく涙が流れたり。そういう経験を当たり前にしてきたことも影響を与えているのかも知れません。なんかよくわかんないけど、「宇宙って凄いんだなぁ」って気持ちを、今でもずっと抱いてますからね。





星守紗凪が語る舞台「宇宙に雨の降る如く」の見どころ!!


――4月28日より5月1日にかけ、下北沢にあるシアター711で行われる舞台「宇宙に雨の降る如く」へ、紗凪さんはヒロインのあおい役で出演します。こちらも、宇宙繋がりの作品ですよね。

紗凪 そうなんです。私が演じている"あおい"ちゃんは、宇宙に憧れを抱いている女の子。「宇宙に憧れる」ところは、私とあおいちゃんの共通項になっています。

――何故舞台に出ることになったのか、そのきっかけも教えてください。

紗凪 「宇宙に雨の降る如く」の作・演出を担当している尾道幸治さんと以前から繋がりを持っていたことがきっかけなんですけど。尾道さんは写真家であり、映画監督であり、CMカメラマンであったりなどマルチに活動されている方なんです。もともとの接点は、私がモデル活動をしていたことや趣味でコスプレイヤーもしていたことから、「今度の展示で使う写真のモデルをやってもらえないか?」と声をかけられたことからでした。そのときに、「私、宇宙が大好きなんです」という話をしていたら、それを尾道さんが覚えててくださり、「今度、宇宙を舞台にした芝居をやるんだけど、ちょうど似合いそうな役があるからやってみませんか??」と声をかけてくださったんですね。

私、人前に出ての演技経験って一度も無かったから最初は悩んだんですけど。でも、宇宙を舞台にしていたことや、舞台役者も一つの経験の糧になると思い、「舞台経験のない私でも良ければお願いします」と伝えたうえで、今回の作品へ参加させていただくことになりました。

――ちょうど今、舞台稽古の日々を重ねています。どうですか、挑戦してみて?!。

紗凪 声だけで演じるのと、身体全体を使って演じることの違いがあるように、どう演技をすれば舞台映えしていくのか、そういうことを試行錯誤しながら続けています。それに、いろんな役者さんとの絡みを持って演じる経験は、声優としてのお仕事にも繋がることのように、とても良い勉強だなと感じています。

――気になるのが、「宇宙に雨の降る如く」とはどういう作品なのか?ということ。

紗凪 私が演じている「あおい」は、ずっと宇宙に憧れを抱き、何時か宇宙飛行士になりたいと思っていた女の子なんです。そのあおいが、婚約者であり、NASAのパイロットでもある山神から宇宙旅行をプレゼントされ、実際に宇宙旅行へ出かけたんですね。だけど、そのロケットが宇宙で事故を起こし、とある理由からあおいと山神が会えなくなってしまいます。しかも宇宙空間には、あおいが大好きで旅行にも持参していたモデルロケットが、事故によって宇宙を漂う漂流物として流されてしまいました。山神は、あおいとの接点となるモデルロケットを探すためにNASAのパイロットを辞め、宇宙のゴミの中からレアメタル(希少金属)を回収する船へと乗り込み、そこで山神は宇宙に漂うモデルロケットを探そうとするのが、物語の中心になっています。

 その宇宙船には、一攫千金を狙って乗り込んだ搭乗員などいろんな人たちがいるんですけど。その彼ら彼女らとの関係性の中で生まれるドラマや、山神とあおいとの関係性。なぜ、あおいと山神は会えなくなったかの背景などいろんな物語が絡まりながら、次第に謎が見えてくれば、最後には感動の場面も待っているように、それらをぜひ楽しみに観ていただけたらなと思います。

――「宇宙に雨の降る如く」の中、とくに観て欲しいポイントがあったら教えてください。

紗凪 もちろん全部なんですけど(笑)。あえて言うなら、それぞれのキャラクターが際立っていれば、その人の背景などを探りながら観ていただければ、次第に謎も解き明かされ、最後はすごく良いラストシーンへ繋がっていくように、その辺を注目していただけたらなと思います。





私が声を演じているのが、ワイヤーツイスターというワイヤーを挟んで巻く建姫のキャラクターなんです(笑)。


――紗凪さんは現在、現在、DMM.com POWERCHORD STUDIOより配信中のブラウザゲーム『俺タワー~Over Legend Endless Tower~』で、ワイヤーツイスターの声を担当しています。紗凪さんにとって、本格的な声優仕事になりました。

紗凪 当たり前ですけど、プロの方々ばかりの現場の中、正直緊張はしましたけど。すごく良い経験になったなと思っています。

――『俺タワー~Over Legend Endless Tower~』の内容も教えてください。

紗凪 『俺タワー~Over Legend Endless Tower~』は最近流行りのブラウザゲーム系、いわゆるオンラインゲームなんです。このゲームは、探索先で遭遇する敵と戦いながら、探索先で捕まっている女の子を助けては仲間にしていく内容です。

このゲームでポイントになっているのが、建姫。つまり、工事現場にある建築機材なんですね。それらの工具を擬人化したキャラクターたちが次々登場し、その子たち助け、仲間にしていくたびにレベルも次々と上がります。

 その中で私が声を演じているのが、ワイヤーツイスターというワイヤーを挟んで巻く建姫のキャラクターなんです(笑)。

――ワイヤーツイスターという建姫のこと、今、知りました。

紗凪 私も、今回の役柄を演じさせていただき、初めてワイヤーツイスターの存在を知りました。

――オンラインゲームということは、どんどんアップグレードもされてくわけですよね。

紗凪 そうみたいです。ワイヤーツイスターは今はまだ第一進化までなのですが、第二進化まであるので、楽しみです。





今は、演技も歌も踊りもトークもと何でも出来ることを要求される時代。だからこそ、マルチアーティストとしての素養をしっかり築いていきたいです。


――紗凪さんも、少しずつですが夢が現実化し始めていません??

紗凪 そうなんです。ありがたいことに、最近いろいろ経験させていただいてます。だけど、もっともっと実力を身につけていかなきゃとも実感しています。

――頭の中には、自分なりの理想像もある形ですか??

紗凪 まだまだ漠然とはしていますけど、声優などの役者やシンガーとしての夢や目標はあります。でもまずは、声優としてのお仕事の幅を広げるのはもちろん、アニメの主題歌が似合いそうなオリジナル曲も歌いたければ、何時かは自分で作詞作曲をしてみたいとも思っています。

 今は、演技も歌も踊りもトークもと何でも出来ることを要求される時代。だからこそ、マルチアーティストとしての素養をしっかり築いていきたいですし。何時かは「猫守星」の物語をアニメに、もしくはドラマCDやテーマ曲集として形にしたいなと思っています。

――紗凪さんに、どんな未来が待っているのか楽しみにしています。では、最後にメッセージをお願いします。

紗凪 宇宙が大好きな私が、「宇宙に雨の降る如く」という舞台に出させていただくことになりました。まずは、しっかり"あおい"に成りきって本番へと臨めるように頑張ります。

 今回の舞台は、個性的な役者さんどうしの、テンポ良いやり取りにも面白さがあるんですけど。場面場面で、背景に設えたスクリーンへ物語と関連した映像が映し出されます。ときには、そこへ映された人と会話をしたり、宇宙空間の映像が広がったり。舞台装置や宇宙船の中の景観も含め見どころ満載のように、まずはこの舞台劇を観ていただけたら嬉しいです。5月にはライブなども控えていますし、これからもいろいろ人前へ出てゆく機会を増やそうと思っていますので、これからも星守紗凪のことをよろしくお願いします。


TEXT:長澤智典

星守紗凪 Web
http://www.hoshimori.com/





★舞台情報★

「宇宙に雨の降る如く」
日程
4月28日(木)7:30開演
4月29日(金)2:00開演/7:00開演
4月30日(土)2:00開演/7:00開演
5月1日(日)2:00開演
※開場は開演の30分前です。
会場:シアター711(小田急線・京王井の頭線下北沢駅)
http://www.honda-geki.com/711.html
全席自由:前売り3,300円/当日3,500円
チケット予約及びお問い合わせは以下まで
TEL:080-5458-9093
E-MAIL:kill.quiliss@gmail.com

●物語●
2064年。ひとが宇宙へ行くことがあたりまえになった頃。
人々はこぞって宇宙へと飛び立ち、宇宙は人であふれかえっていた。
人が集まるところにはゴミ、デブリができる。
デブリのなかにはレアメタル(希少金属)があり、それを換金する業者もあらわれ、一攫千金をもとめて危険を顧みず回収する輩もあらわれた。
宇宙に漂うたくさんのゴミと、たった一つのお宝を探す物語。


★出演情報★

DMM.com POWERCHORD STUDIOより配信中のブラウザゲーム
『俺タワー~Over Legend Endless Tower~』
http://www.dmm.com/netgame_s/ole-tower/
新キャラクター、ワイヤーツイスター 声優担当。


★LIVE情報★

Nextage vol.1
場所、西池袋Hoteyes
http://www.hoteyes.jp/

出演者
星守紗凪/成田 賢(ゲスト)/朱里-Syuri-奥村タツロウ/おきょー(札幌)/MOOMINーリュウジ(札幌)
総合司会MC おまかせメイドールズ

OPEN:17時半/START:18時
料金
取り置き料金
3,500円 (1ドリンク代込み)
当日料金
4,000円 (1ドリンク代込み)
(Hoteyes様取り置き予約フォームにて5月20日まで行います)
こちらからお願いします
http://www.hoteyes.jp/nextage.html    

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