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三戸なつめ、劇画版MV公開 カワイイよりオモロイを貫く"歌手デビュー"異例の戦略とは

2015/04/03 に公開

三戸なつめが4月8日にリリースするデビューシングル『前髪切りすぎた』より、表題曲の新たなMVを公開した。三戸なつめは『mina』『mer』『SEDA』『Zipper』などの、いわゆる青文字系ファッション雑誌で活躍している人気読者モデルで、前髪を短く切り揃えた独自のヘアースタイルがトレードマーク。『前髪切りすぎた』は中田ヤスタカ(CAPSULE)プロデュースのもと、きゃりーぱみゅぱみゅらを擁するASOBISYSTEMからリリースされるとあって、現在大きな注目を集めている。

 これまで同曲のMVは複数本公開されており、それぞれ気鋭の映像作家が手がけてきた。狐の面を被った白装束の集団の中、三戸なつめが赤装束を身にまといダルマのかぶり物をして密祭のようなものを繰り広げる『前髪切りすぎた-ダルマ篇-』は、異空間演出家のコタケマンが監督。VHSで撮影したようなローファイな映像とアシッドなエフェクトが視覚を狂わせる『前髪切りすぎた-幻聴篇-』は、スタイリストとして活躍しながらアーティスト活動を続けるめりんぬが、個性的なルックスの男女二人組が教育番組風に体操などを繰り広げ、大胆に白菜をフィーチャーした『前髪切りすぎた-白菜篇-』は、大阪のアーティスト・神田旭莉がそれぞれ手がけている。子ども番組の昔話を彷彿とさせるクレイアニメで、三戸のおでこの活躍を描いた『前髪切りすぎた-おでこちゃん篇-』は、小田文子と高野真(まこねはん)によるアニメーションプロダクション・moogaboogaによる作品だ。

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