2022/10/20 に公開
メンバーそれぞれの魅力的なキャラクターを再確認!!
コンビニ推進アイドル(仮)が、毎回コンセプトを立てながら定期的に行っているワンマン公演。10月16日(日)渋谷キャメロットを舞台に、二部制公演の第一部として行なったのが「ソロ曲中心ワンマンライブ」。コンビニ推進アイドル(仮)の持ち歌のどれを、誰がソロで歌ったのか。当日の模様を、ここに伝えたい。
ライブは、お馴染みコンビニ推進アイドル(仮)のテーマ曲『僕のヒーロー』。同じく、ファンたちとライブ空間へ熱い景色を作り出す『ZQDQ』の2曲を、背景にMVを映しながら届ける形でスタート。コンビニ推進アイドル(仮)の顔とも言えるこの2曲は、現在、1stシングル/2ndシングルとしても発売中だ。
この日は、マスク越しなら声出しOKの環境。『僕のヒーロー』を歌い出した時点からコールが飛び交えば、PPPHノリのクラップも飛びだすなど、コンビニ推進アイドル(仮)のライブらしい真心いっぱいのやり取りがそこには生まれていた。続くアッパーチューンの『ZQDQ』でも、ソロで歌うメンバーそれぞれに向けてコールが飛び交えば、サビパートでは、メンバーとファンたちが、互いにハートを撃ち抜くポーズを見せるなど、一体化した景色を作りあげていた。
ここからは、コンビニ推進アイドル(仮)の楽曲をソロで歌うコーナーへ。トップを飾った葉山なつみは、この会場をカラフルな景色へ塗り上げるように『七色の虹』を歌唱。アップテンポの楽曲に乗せみずからの気持ちもキラキラと輝かせ、歌声の光を降り注いでゆく。時折、舞台を左へ右に移動しながら煽る姿も印象的。葉山なつみらしい真っ直ぐな思いを明るい歌声で伝えながら、観客たちの心に晴れた景色を作りあげていった。フロア中から、終始「ハイ!ハイ!!」と熱い声が飛び交っていたのも、熱い見せ場だった
中村冬香は、愛らしい彼女のキャラクターにピッタリの『君のモノガタリ』を歌唱。中村冬香みずから作詞・作曲を担当。自身の生誕祭のときに初披露した楽曲を持ってくるところに『君へのモノガタリ』への強い思い入れを感じられた。この曲からは、彼女自身の胸の内が見えてくるのも嬉しい。伸びのある晴れた声で、ファンたちへ向けた思いを彼女は歌唱。中村冬香も、舞台を右へ左に移動しながら観客たちの気持ちを騒がせていった。
先に伝えておくと、葉山なつみと春沢リリな以外のメンバーが歌った楽曲は、自身の生誕祭のときに初披露した曲たち。その思い入れも重ねたうえでの選曲にもなっていた。
百海咲希は、キラキラと輝く音を降り注ぐポップ&アップチューンの『MixParty』を歌唱。彼女も、ファンたちを魅了するアイドルらしいキラキラとした輝きをその身から放ち、トキメキを降り注ぐように歌っていた。途中、ピンクの「モモビーム」を観客たちに浴びせながら甘えた仕種を見せる。そこも、彼女らしさ。その姿にキュンとしていた人たちもフロアのアチコチにいた。
いつも眩しい太陽のように明るい性格の春沢リリならしく、選んだ楽曲がトロピカルなラテンチューンの『とびきりハッピーライフ』。彼女は、太陽以上に眩しい存在として自分を輝かせるように歌っていた。途中,興奮しすぎて歌詞を忘れるなど、終始テンション高い姿で、フロア中の人たちの気持ちをドキドキ騒がせていった。
里実みあも、『A2A2夏休み』を歌いながらこの空間を熱く盛り上げる。観客たちと歌のやり取りを交わしながら、夏休みが始まるたびに感じていた無性に気持ちが騒ぐ楽しさを、みずからの高音を活かした明るく元気な声で伝えていた。フロア中の人たちも、クラップや「Oi!Oi!」と声を上げながら、一緒にアツアツな景色を描きだしていた姿も印象的だったが、みずからオタマトーンを演奏し、熱々の空気の中へ緩さを加えた姿もインパクト強かった。
みずから作詞にも参加。絃ユリナは、和要素を抱いた妖艶な『梅見月夜』を歌唱。艶やかながらも軽快に駆ける楽曲の上へ、手にした扇子を華麗に揺らしながら艶やかな歌声を塗り重ねていった。大人の女性だからこそ描き出せる妖艶さ。そこを魅力にしていけるのも絃ユリナらしさ。みずからの強みを活かした選曲を見せてきたところが嬉しい。
最後を飾ったのが、城内彩花。彼女は、『暁の空』を歌唱。自分の等身大な思いと重なる楽曲だからこそ、沸き立つ気持ちのまま熱情した姿で歌う様は、彼女にとても似合う。未来へ向けて駆けだそうとする思いを詰め込んだ歌詞も含め、『暁の空』を通して城内彩花の心の内を覗けたのも嬉しかった。熱情した姿で思いをぶつける姿も、内に熱い思いを秘めた城内彩花らしい姿だ。
ライブも終盤へ。選んだ2曲が、コンビニ推進アイドル(仮)ナンバーの中でもとくに熱狂を巻き起こす激しいロックナンバーたち。冒頭から熱情した歌声を突きつけたとたん、フロア中からも熱い声が飛び交う。メンバーたちは凛々しい声を響かせ『chase the future』を歌いながら、観客たちと一緒に気持ちを奮い立たせていた。最後を飾った『revelation』では、メンバーと観客たちがヘドバンをしながら、気持ちをさらに奮い立てる。フロア中から飛び交う「ウッホウッホ」の叫び声や「口上」が、とにかく熱い。歌詞の一節ではないが、この日も会場には熱情した「最高の景色」が生まれていた。この一瞬の、魂を燃やす景色を味わうためにコンビニ推進アイドル(仮)のライブへ足を運ぶ人たちが多いのも、わかる気がする。この2曲の歌唱時にも、背景にMVを映していたことも伝えておこう。
12月 18日には、原宿RUIDOで2周年記念のワンマン公演も控えている。この日は、コンビニ推進アイドル(仮)としての活動を終了する日。とても悲しい日でもあるが、メンバーそれぞれの新たな旅立ちの場でもあるように、この日は原宿RUIDOに集合し、物語の終わりと始まりをしっかり目撃しようじゃないか。
PHOTO: 永瀬一幸、大西基
TEXT:長澤智典
★インフォメーション★
●グッズ
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●リリース
・「ZQDQ」(CD「ZQDQ / chase the future」収録曲) MBS毎日放送「ミキBASE」10月〜11月エンディングテーマ
・「梅見月夜」10/21(金)配信リリース決定!
・「しゅきしゅき大正義」11/11(金)配信リリース決定!
・「暁の空」12/2(金)配信リリース決定!
●ライブ
・12/18(日)原宿RUIDO 2部制ワンマンライブ開催決定!
セットリスト
『僕のヒーロー』
『ZQDQ』
『七色の虹』葉山なつみ
『君のモノガタリ』中村冬香
『MixParty』百海咲希
『とびきりハッピーライフ』春沢リリな
『A2A2夏休み』里実みあ
『梅見月夜』絃ユリナ
『暁の空』城内彩花
『chase the future』
『revelation』
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