2019/07/02 に公開
2019年6月27日(木)~6月30日(日)恵比寿CreAtoにてわーすたがこれまでのライブの概念を覆す様な、新感覚ワンマンライブを開催した。
わーすたは2019年6月26日にnew mini album「Legend of WASUTA」をリリースしたばかりで、今作の内容ゲームのRPGの様な世界観を踏襲し、アルバム1枚を通して聴くと正にゲームをプレイしたような感覚に陥る、コンセプチュアルな1枚に仕上がっている。そのアルバムを引っさげ、わーすたとしては新たな試みとなるライブ
「わーすたKAWAIIくえすと」は、4日間(合計公演数8公演)に及び、連日、ほぼチケットはSOLD OUT。
ライブ会場に入るや否や、RPGゲームを彷彿とさせる、行進曲のような客入れBGMから世界観は作りこまれている。まるで、テーマパークのアトラクションをこれから楽しむような感覚にも似ている。
恵比寿CreAtoは会場の構造上、ステージ背面に敷き詰められたLED画面が特徴的だが何故、この会場が採用されたかがライブ開始と共にすぐに理解できた。
わーすたが登場するや否や、すべての映像がRPGゲームテイストに施され、ステージ上にいるわーすたメンバーはRPGゲームの主役さながらにライブを進行していく。
そして、このライブには必要不可欠な、小道具「巨大なゲームコントローラー」がステージ上に現れた、そのコントローラーをわーすたメンバーが操作すると画面上のコマンドが選べる仕組みとなっている。
わーすたメンバーが観客に対して、「このライブはここにいるみんなで進めていくゲームさながらなライブになっているんです。画面上に記載されているコマンド(色)をペンライトで選んでほしいです!」と投げかけた。
観客はそれに応える様に、各々自分の選びたいコマンドのペンライトの色に変え頭上に掲げる。そして、その中で一番多かったコマンド(色)で演出を進行していくという、言わば、本当に目の前に居るお客さんとコミュニケーションを取りながら進めて行くライブなのだ。
選択するコマンドにより、パフォーマンスする楽曲がその場で変わり、進んでいくその先の演出も変わっていくという、RPGゲームをプレイしている様な感覚に陥る。
更には、ステージ上のわーすたメンバーの次に起こすアクションまでも、お客さんに選んで貰うというファンサービスも途中で挟みながら、ライブ終盤、見事会場の観客と共にボスを倒し、エンディングを迎えた。ちなみに、コマンドの選択によっては負けパターンのエンディングもあるという。
そして、最終日最終公演で解禁された新情報では、わーすた 東名阪福ツアー開催の決定で11/04(月・祝)東京・山野ホールを皮切りに、全国4都市のライブツアーを行う。
この新たなわーすたのライブの醍醐味は、いくつか準備された分岐演出の箇所を会場のファンに選んで貰い、次披露する楽曲が変わっていくという新感覚のライブ。
今回のライブ演出の組み合わせはなんと、「18通り」もの演出パターンがあるという。公演数を大幅に増やした意図は、同じ組み合わせではないライブを楽しんでもらうためが故の8公演というライブなのだ。
これまで、わーすたは全国ツアーで1日のライブの1部と2部で披露するパフォーマンスや演出内容をガラリと変えてパフォーマンスしたり、定期公演では打ち出したテーマに沿ったコンセプチュアルな演出やセットリストでファンを魅了してきた。
ここに至るまでのライブを経験してきたからこその現在の「わーすた」にしかできない、演出方法なのかもしれない。改めて、わーすたの底力を確認することができたライブとなった。
わーすた 東名阪福ツアー情報
・11/04(月・祝)東京・山野ホール
・11/10(日)福岡・Drum Be-1
・12/01(日)愛知・ボトムライン
・12/08(日)大阪・amHALL
リリース情報
2019年6月26日発売
new mini album「Legend of WASUTA」
<収録楽曲>
01 ゆるぷれいる
02 アンバランス・アンサーズ
03 誰も悪くない
04 おやすみ
05 メラにゃイザー !!!!! ~君に、あ・げ・う♪~
06 ゆるぷれいる (Instrumental)
07 アンバランス・アンサーズ (Instrumental)
08 誰も悪くない (Instrumental)
09 おやすみ (Instrumental)
10 メラにゃイザー !!!!! ~君に、あ・げ・う♪~ (Instrumental)
わーすたオフィシャルホームページ
https://wa-suta.world/
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