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TEARS-ティアーズ-、結成2周年目の日にワンマン公演を開催。次のワンマン公演は、来年6月に新宿ReNYに決定!!

2018/12/03 に公開

TEARS-ティアーズ-がアイドルの世界に声を上げ始めてから2年の歳月が経過。結成からちょうど2年後となる11月29日(木)に「2周年記念単独公演」を渋谷WOMBで行った。

会場の後ろまで人の詰めかけた場内。ライブは、フロアー中からファンたちが響かせた「TEARS-ティアーズ-いくぞ!!」の声を浴びながら幕を開けた。メンバーたちも『Panther♡』を通し沸き上がる想いをぶつけてゆく。9人の気持ちが一つになったときの歌声にも、心が熱く揺さぶられた。

演奏は、止まることなく『シエレトワーレ』へ。眩しい笑顔で歌う彼女たち。その笑顔を信じて熱い声をぶつけるファンたち。この一体化した熱気が、気持ちを嬉しく昂らせる。

熱狂を抱いたまま、ライブは『FIRST KISS』へ。「今日も君のことが大好き」「俺もー」のやり取りも最高だ。想いがどんどん脹らんでゆく、胸がキュンと疼きだす。互いに気持ちを通じ合う中で作り上げる、一体化した熱狂が大好きだ!!

メンバー一人一人が歌のバトンを手渡しながら歌い始めたのが、『恋の魔法』。この歌に触れている間中、彼女たちから恋の告白を受けている気分だった。メンバーらに見つめられ、胸をドキドキ鳴らす観客たち。『恋の魔法』の歌詞ではないが、彼女たちの隣でずっと笑っていたい。

「何時も一緒にいてくれてありがとう、大好き」「何時も素直になれないけど、今日だけは素直になるね、大好き」「ずっとずっと君のことを見ているからね、大好き」「今日も君と同じ気持ちだといいな、大好き」など、メンバー一人一人が想いを込めた言葉を伝えたあとに届けたのが、『ダイスキ。』。 両手でマイクをギュッと握り歌う姿に、胸をキュッと揺さぶられた。「好き」という想いを告白するように歌うその姿が大好きだ。途中から演奏は、輝きを集めるように一気に駆けだした。歌に合わせ「俺もー」と、何度も熱い想いを返してゆくファンたちの熱狂ぶりも最高だ。

ライブは、葉山あゆりがソロで歌った『ときめき★Bunnytime』へ。心にときめきを降り注ぐ、胸キュンなポップチューンだ。「飛ぶよ」、可愛いうさぎに(気持ちが)変貌した葉山あゆりが、胸の高鳴りと合わせるように飛び跳ねれば、彼女と一緒にフロアー中で跳ね続けるファンたち。一体化したその光景も最高じゃん(ぷ)!!

舞台の上には黒いパーカーに身を包んだ月城結々と福堂はるが登場。2人は、ワイルドでダイナミックなダンスパフォーマンスを披露。観客たちも、2人の動きを熱く凝視すれば、終盤には拳を振り上げ煽る場面も。何時だって、ファンたちと一緒に熱狂する、その空気を描き続けてゆくのもTEARS-ティアーズ-流のスタイル?!。

美しくも切ないピアノの音色へ導かれ姿を現した9人は、胸に秘めた張り裂けんばかりの想いを『secret×secret』に乗せ届けてきた。楽曲が激しく躍動すると同時に、その感情を、沸き上がる熱いエナジーに変えて解き放つ。情熱を持って想いをぶつける姿に、心が騒ぎだす。昂る気持ちをもっともっと解き放ちたい!!

「君の一番でいたいの」「君の1番じゃないことは気づいてた」「それでも、君の隣にいたいの」「ずっと君の味方だから、君のためなら何でも出来る」「やっとこれでずーっと一緒だね」。メンバーたちの情熱をぶつけた短い芝居から、楽曲は、ロマンチックな香りを放つ『チューベローズ』へ。彼女たちは、秘めた情熱を解き放つように歌いだす。舞台上を軽やかに舞い踊る彼女たちの姿を通して見えた、青春の匂い。好きになったことで壊れた心を、彼女たちは嘆くように歌とダンスへぶつけていった。

演奏は一気にキラキラと涙色に輝きだした。『Re:starT』へ触れるたびに、胸に熱く昂る情熱が沸き上がる。彼女たちへ向かって熱い声をぶつけないと、心が壊れそうだ。僕らは奇跡を巻き起こす涙の色を見たくて彼女たちに熱い声をぶつけてゆく。何時しか、心に笑顔の花が咲いていた。この高ぶりを、もっともっと輝きの中で一緒に分かち合いたい。

楽曲は、『君と一緒に』へ。想いを信じたくて、誰もが大きな声を舞台上の9人にぶつけてゆく。躍動する楽曲の上で、彼女たちは美しいハーモニーを魅力に声をかけてきた。

『Diamond Dust』の登場だ。彼女たちが歌うたびに、熱い血潮が沸き上がる。情熱をぶつけたくて魂が震え続ける。

本編最後に歌ったのが、『storia』。信じた夢に向かって突き進む真っ直ぐな想いを、彼女たちは情熱あふれる歌声に変え、届けてきた。その夢を一緒に叶えたくて、大勢の人たちが9人に想いをぶつけてゆく。TEARS-ティアーズ-の描く夢をともに見れるのならと、会場中の人たちが喉を枯らす勢いで大声を上げ続けていた。

アンコールの最初に、新曲の『Endless road』を初披露。自分たちの居場所を示すように。この夢の道を誰にも邪魔させないぞと宣言するよう、9人は『Endless road』を熱い声を持ってぶつけてきた。みずから描いた道だからこそ、けっして後悔しなければ、求めた光をつかむ日までずっと走り続けたい。この日のライブは、改めて彼女たちが輝きをつかむまで走り続けることを誓いあったライブ。その想いを彼女たちは、この歌を、この日のステージを通して示してくれた。

「2周年ということでTEARS-ティアーズ-の2歳の誕生日です。誕生日って家族にお礼を言う日だと思ってて。この場合、家族に当たるのはみんなでもあると思っています。見守ってくれるみんなにも、今日のライブが、たくさんのありがとうと、これからもよろしくお願いしますがたくさん伝わるステージだったら良かったなと思っています」(月城結々)。

「この2年間楽しいことだけじゃなくて、つらいこともいっぱいあったときでも、ステージに立つとみんなが笑顔で照らしてくれるからすごく楽しくって、嫌なことを全部忘れられて、ステージにいる時間が一番幸せです。みんなも嫌なことやつらいことを忘れられる場所が、これからもTEARS-ティアーズ-であってくれたらいいなと思います。これからも、みんなの笑顔が見たいです」(若山こころ)。

「今日で丸2年が経ちました。2年間振り返ろうと思ったのですが、それはやめました。だってTEARS-ティアーズ-は今を生きていて、未来を紡いでいくグループだと思っているからです。これからも、いろんなことがあると思います。でも、TEARS-ティアーズ-はそれを越えてゆく力を、この2年間で培ってきました。絶対に何があっても一緒に頑張れます。わたしはここに集まってくれたみんなを裏切ることは絶対にしません。守れない約束も絶対にしません。3周年のときも一緒にいてください」(葉山あゆり)。

「TSUTAYA O-NESTさんでデビューしたときは、わたしのことを知ってくれる人なんてぜんぜんいなくて。でも一周年でTEARS-ティアーズ-のことが好きな人たちの姿をたくさん見ることが出来ました。一周年のときは、「あのときが最高だ」と思ってたけど。今日二周年を迎えて、今がもっともっと最高なグループになったなと思っています。天知はTEARS-ティアーズ-の始まりから、何十年後かに来る終わりの瞬間まで全部を見届けたいと思っています」(天知瑠歌)。

など、メンバーらの挨拶に続き、TEARS-ティアーズ-は「2019年6月11日に新宿ReNYで2ndワンマンライブを行う」ことを発表。その報告の後に、最後の曲としてTEARS-ティアーズはふたたび『storia』を届けてくれた。

「同じ時間を一緒に過ごしてくれてありがとう、3年目もTEARS-ティアーズ-にみなさんついてきてください」(天知瑠歌)。

自分たちの強い意志を示した『storia』を、声の限りに歌うメンバーたち。何度も何度もファンたちと想いを交わしながら歌う彼女たちの姿が、とても輝いて見えていた。夢を叶えると誓うその歌声が、胸に熱く突き刺さっていた。

彼女たちは今、3年目へと足を踏みだした。TEARS-ティアーズにとってはまだまだ歩みの序章。これからのTEARS-ティアーズの成長を、みなさんも見続けていただきたい。








PHOTO: 中南
TEXT:長澤智典

TEARS-ティアーズ twitter
https://twitter.com/tears20161129

―セットリスト―
『Panther♡』
『シエレトワーレ』
『FIRST KISS』
『恋の魔法』
『ダイスキ。』
『ときめき★Bunnytime』(葉山あゆりソロ)
『secret×secret』
『チューベローズ』
『Re:starT』
『君と一緒に』
『Diamond Dust』
『storia』
-ENCORE-
『Endless road』
『storia』

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