2018/02/28 に公開
CS映画専門チャンネル「ムービープラスで放送中のオリジナル番組「この映画が観たい」は、様々な分野で活躍する著名人の方々にかけがえのない“映画体験”と、それにまつわる人生のエピソードをお聞きする番組です。
3月は、乃木坂46の堀未央奈さんが登場。彼女がセレクトした映画「魔女の宅急便(1989年)」 「アメリ(2001年)」 「バイオハザードIII (2007年)」 「海街diary(2015年)」 「ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年)」の5作品について、番組で熱く語っていただきました。
3月放送の「この映画が観たい」に出演する乃木坂46の堀未央奈
<堀未央奈さん収録インタビュー>
幼少期から、テレビで家族と一緒に映画を観る習慣があって、年齢的に観られる作品であればホラー映画も観ていました。そこでホラー映画が特に好きになりましたね。お化け屋敷とか怖い話は苦手なのに、ホラー映画は芸術作品として好きなんです。非現実の中にも現実的な部分があったりして、そういうところもホラーが好きな理由です。
そういう意味では、大好きなジブリ映画とホラーって似ているのかもしれません。ジブリの中で最も好きな 「魔女の宅急便」 は、私が映画に求める虚構と現実の混ざり具合がとてもちょうどいいんです。初めて観た時、キキが自立していく姿を「同世代なのにかっこいいな」と思いましたし、上京した後も何度も観返して勇気づけられている大切な作品です。キキのまっすぐな生き方に共感して、やりたいことや身近な人に対して常に正直でいることの大切さを学びました。
「アメリ」 は幼い頃に姉と一緒に観ました。その時は内容が難しくて分からなかったけど、おしゃれで不思議な雰囲気の映画だなと思いました。 20歳くらいの時に観返して、内容もこんなに素敵な映画だったんだ!と改めて分かって。私は中学生の頃、部活以外は基本的に給食のことを考えるか妄想しかしていなくて(笑)、だからアメリの世界観に共感します。アメリは自分の思いをうまく表現できない女の子なんですけど、私も「もっと思ったことを言ってね」や「何を考えてるか知りたい」って言われることが多くて。自分では一生懸命伝えているつもりなんですけど、難しいんだなぁって。もしかしたら似ているのかもしれないと思いました。
「バイオハザード」 シリーズはどれも好きです。子供の頃、母が夜「バイオハザード」のゲームをやっているのを家族で見守るという謎のしきたりがあって(笑)。最初はゲームから入って、映画も好きになりました。特に3作目の 「バイオハザードIII」 が大好きで、主人公のアリスがとにかくかっこいいんです!私がアクションに挑戦したいと思ったきっかけは、アリスの影響が大きいです。この作品からは、何があっても諦めないという強い気持ちの大切さを教わりました。やっぱり女性なので、守ってもらいたいとかそういう願望もあるけど、私は逆にいつか周りの人をかばえるくらい強い存在になりたいです。
今後も“こうでありたい”とか“こうなりたい”など自分らしさを大切にしながら、素直な気持ちを忘れずにグループ活動を続けていきたい。決めつけたりせずに、何でも挑戦していろんな面を皆さんにお見せできるようになれたらな、と思っています。
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