「第22回オールジャパン・エンターテインメント・コレクション」ライブレポート!!

2017/11/24 に公開

心の中で大切に守っている「街」。その「街」の応援・活性化のために日々頑張っている日本全国のアーティストが集うイベント「第22回オールジャパン・エンターテインメント・コレクション」が、10月20日（金）池袋mismatchにて開催された。
この日の出演者は、「keika(宮崎)」「奥山汐理(大阪)」「北島彩夏：乙女の純情(宮崎)」「石川彩楓:はちきんガールズ(高知)」の４人。

トップバッターは【keika】。北島彩夏の妹であり、ダンスボーカルユニット「charlotte!!!」として活動もしている彼女。ソロで自分の枠をもらい歌うのは初めてということで終始緊張していた。歌にかなり集中していたようで、後のコラボMCで姉の北島彩夏は「MCで全然喋らなかったんでしょ！」と、また石川彩楓には「すごい早いな帰ってきたのが、無事帰ってきてよかったと思ったったけど、喋ろうや。」とステージでのMCの少なさを指摘され、会場を爆笑の渦につつんだほど。しかし、それも初々しい17歳のステージだ。容姿の大人っぽさとあわせてその芯のある力強い歌声と、高校生らしい話しぶりのGAPも彼女の魅力のひとつだ。ちなみに見た目から「keika」は初めて会った人には「北島彩夏」の姉やスタッフに間違えられるらしい。
〈セットリスト〉1.少女A、2.糸、3.夢見る少女じゃいられない

２番手は大阪出身二十歳のシンガーソングライター【奥山汐理】。キュートな雰囲気でありながら、放たれる力強い歌声は、芯のある強いメッセージ性を感じさせる。
この日は「正直来るのが怖かった。アイドルの中に入れるのかな。楽しんでいただけるのかと心配やったけど、どうせなら、こんなシンガーソングライターやってわかっていただけるようにしようと思って」望んだステージだったというが、純粋に音楽が好きな、このイベントの観客はしっかりとその歌に込められたメッセージを受け止めていたようだ。
〈セットリスト〉1.私の嫌いな奴、2.search、3.手錠をかけて、4.あたしの唄、5.最終電車

３番手は【北島彩夏（乙女の純情）】。先日の「第１回アイドルベストシンガーコンテスト」にて優勝をしてから初のソロでのステージとなったこの日。「この結果を、さらに自分の成長のためのステップアップの一つとして、これからもっと成長していきたい」と応援への御礼とともに抱負を語っていた。この日は、コンテスト予選曲の「北ウィング」、決勝曲の「まちぶせ」を凱旋曲として素晴らしい歌声で披露する。また、ソロでのオリジナル曲も披露し「乙女の純情」としてのユニットのみならず、ソロとしても十分魅力がある彼女の姿をみせてくれた。
〈セットリスト〉1.北ウイング、2.まちぶせ、3.Happiness、4.ツナカルココロ、5.さよならの向こう側

トリを努めるのは【石川彩楓（はちきんガールズ）】。いつもはオープニングトークのMCを担当しているのだが、この日は「電車はマイペースに動く」ため間に合わずその役を北島彩夏に譲り、満を持しての登場。
「みんなで共同体になってやる」高知の「変な曲（名産品が歌詞に散りばめられた曲）」を３曲持ってきたとということでファンは戦々恐々としていた（笑）。曲間で石川から指示された振りで一体となる会場は、彼女の楽しいステージを印象付ける光景だ。そして、
ラストには新たなコラボユニット「かかか、パート２」でコラボ曲を披露した。本家の「かかか」は名前が「か」で終わる石川彩楓と「乙女の純情」の北島彩夏と岩本あいかの３人なのだが、この日は岩本あいかが不在のため、「keika」を加えてのコラボユニットが結成された。こちらの「かかか、パート２」も「耳がタコにできるまで」聞いて欲しいとのこと。
〈セットリスト〉1.はちきんガール、2.はちきん地鶏 Hyper、3.カラダノミカタジンジャー、4.I LOVE柚子 Hyper、5.笑門来福、6.プレイバックパート2 （コラボ）

エンディングはこのイベント「きょうれいごうじ（恒例行事）」、再び出演者全員揃っての来場者プレゼント抽選会がおこなわれた。この日のプレゼントは「黒毛和牛ビーフカレー（宮崎）」「日向の国宮崎鶏カレー（宮崎）」「大阪港カレー（大阪）」「私の彼(カレー)は長曽我部元親（高知）」。各地のカレーの説明で北島彩夏から地元高知のカレーを「これ何と読むと？」と質問された石川彩楓。「空気読まんでいい？読めてしまうけどいい？」と自慢気に答えた。エコーたっぷりに「ちょうそかべ　がんしん」見事だ(笑)。
次回開催は、11月24日（金）。出演者は「石川彩楓：はちきんガールズ（高知）」「サザン☆クロス（鹿児島）」「REBIRTH（福岡）」ほか。会場は同じく池袋mismatchにて開催される。